ハイブリッド車並みの低燃費、マツダ「SKYACTIV-G」と「SKYACTIV-D」
2016/02/14
とっぱらや
新世代技術「SKYACTIV TECHNOLOGY」と新デザインテーマ「魂動-Soul of Motion」を採用したフラッグシップモデルとして開発されたマツダアテンザ。マツダアテンザは、CX-5に次いで2車種目となる「SKYACTIV」全面採用車でもある。
アテンザ(ATENZA)は、マツダが製造・発売する中型乗用車(欧州Dセグメント)である。日本国外向けの車名はMazda6(マツダ6)。3代目はマツダのフラックシップモデルとして位置づけられている。
マツダアテンザ
全長: 4,865mm(セダン)、4,805mm(ワゴン)
全幅: 1,840mm
全高: 1,450mm(セダン)、1,480mm(ワゴン)
ホイールベース: 2,830mm
乗車定員:5人
(写真のアテンザのカラーはソウルレッドプレミアムメタリック)
それでは、マツダアテンザの性能とデザイン、乗り心地、価格について、順次紹介しましょう。
先ず、マツダアテンザの性能について紹介します。
SKYACTIV-D 2.2を搭載するアテンザは、街中やワインディング路ではトルクフルで思いのままの運転感覚を、そして高速ではマツダのフラッグシップにふさわしい静かでスムーズな走りを発揮。しかも優れた燃費性能に加え、NOx後処理装置なしでポスト新長期規制(平成21年排出ガス規制)適合のクリーン性能を実現しています。
SKYACTIV-D 2.2
最高出力:129kW〈175PS〉/4,500rpm
最大トルク:420N・m〈42.8kgf・m〉/2,000rpm
燃料消費率(JC08モード):22.4㎞/ℓ(セダン・FF・MT)、22.2㎞/ℓ(ワゴン・FF・MT)、20.0㎞/ℓ(セダン・FF・AT)、19.6㎞/ℓ(ワゴン・FF・AT)、20.4㎞/ℓ(4WD・MT)、18.2㎞/ℓ(4WD・AT)
(搭載グレード:XD、XD PROACTIVE、XD L Package)
SKYACTIV-G は、運転が楽しいパフォーマンスと優れた環境性能を両立するため、さまざまな技術革新で高圧縮比での燃焼を実現した直噴ガソリンエンジン。
2.0L は優れた燃費と爽快なパワーフィールに加え、低中速トルクが豊かで実用域での使いやすさも大きな魅力です。
SKYACTIV-G 2.0
最高出力:114kW〈155PS〉/6,000rpm
最大トルク:196N・m〈20.0kgf・m〉/4,000rpm
燃料消費率(JC08モード):17.4㎞/ℓ
(搭載グレード:20S、20S PROACTIVE)
2.5L は従来の同排気量エンジンに比べ、大幅なトルクアップと軽量化を実現。しかもバランスシャフトの採用でエンジンの振動・こもり音を低減し、優れた静粛性を提供します。
最高出力:138kW〈188PS〉/5,700rpm
最大トルク:250N・m〈25.5kgf・m〉/3,250rpm
燃料消費率(JC08モード):16.0㎞/ℓ
(搭載グレード:25S L Package)
SKYACTIV-DRIVE
なめらかに、スポーティに、思いのままに。人馬一体の運転感覚が際立つ6速AT。
(設定グレード:AT全車)
スポーティな小気味よさと、上質感にこだわったシフトフィール。
(設定グレード:MT全車)
SKYACTIV-BODY
「走る歓び」を支える高い剛性と、最高レベルの衝突安全性を実現した軽量ボディ
(設定グレード:全車)
SKYACTIV-CHASSIS
「人馬一体」感を追求し、「走る歓び」を実現すると同時に快適性、安心感を高めた軽量シャシー
サスペンションは、フロントストラット、リアマルチリンク
ブレーキは、フロント: ベンチレーテッドディスク、リア: ディスク
(設定グレード:全車)
4WD SYSTEM(i-ACTIV AWD)
ドライバーには感じとれないほどわずかなタイヤスリップなどをリアルタイムにモニターし、刻々と変化する路面状況をいち早く予測。その変化に応じて、クルマ自身が前後輪の駆動力配分を積極的に自動コントロールします。
(設定グレード:4WD全車)
スイッチで2WDと4WDを切り替えるといった操作は一切不要です。また、前後輪の駆動力配分をつねに最適にコントロールすることで、エネルギー効率を最大化するとともに、システム自体の軽量化や高効率のトルク伝達を実現。走破性能と燃費性能を極めて高いレベルで両立しました。
マツダアテンザの性能についてユーザーの声をきいてみましょう。
マツダアテンザ
(写真のアテンザのカラーはソニックシルバーメタリック)
「気持ちが良いハンドリングで、カーブに差し掛かると綺麗にラインを取って走行し、カーブが終わるとともに伸びやかに加速します。アクセルを意識して踏み込まなくても十分な加速をしてくれるので、無駄な力がかかりません。」
「安定感・防音性が高く、高級車といった感じです。 走りが自慢のマツダ車の中でも、ワンランク上だと感じます。エンジン音も心地よく、走る喜びを感じさせてくれる車だと思います。風の強い高速でのカーブ等も問題ありません。」
「ディーゼルエンジンのもりもりトルクはやみつきになります。 2000回転で最大トルクを出すので、坂道発進時でも力強いです。コーナーリングもとても安定しています。早く高速道路での高速運転を試してみたいです。」
次は、マツダアテンザのデザインと乗り心地について紹介します。
マツダアテンザのエクステリア
グリルからヘッドランプにつながるシグネチャーのラインが、そのままボディ全体の造形へとつながっていく全体の動きとの融合に注力しました。シャープなヘッドランプのデザインと相まって、強い意志と高い品格、そして力強い前進感など、アテンザならではの「顔」を造り出しました。
マツダアテンザのエクステリア
サイドビューを語る上で外せないのが、ぐっと後ろに引いたキャビンと、ボディサイドを走る3本の特徴的なキャラクターライン。そのコンビネーションこそ が、アテンザの流麗でスピード感のあるスタイルを実現しています。
Photo(左):WAGON Photo(左):SEDAN
また、光と影のバランス、ボディに映り込む光を綿密にコントロールした「面」の造形が、 シャープさ、艶感、立体感など、「魂動」を採用したアテンザならではのエモーショナルさを表現。その独自性と魅力を強く際立たせています。
マツダアテンザのエクステリア
ボディサイドから絞り込まれてくるライン、強く張り出したフェンダー、コンパクトなキャビンによって、4つのタイヤを意識させる安定感のあるプロポーションを実現しました。
Photo(左):SEDAN Photo(左):WAGON
マツダアテンザのインテリア
フラッグシップにふさわしい上質な空間。ドアを開けると、すべての要素が美しく統一された、フラッグシップにふさわしい上質な空間が広がります。
(Photo:2WD(FF)AT車 SeatMaterials&Color:パーフォレーションレザー:ピュアホワイト)
マツダアテンザのインテリア
ディテールに目を向ければ、それらひとつひとつの形や素材感や色合いが、造り手の情熱とこだわりから生まれたものであることを感じとれます。
(Photo:2WD(FF)AT車 SeatMaterials&Color:パーフォレーションレザー:ピュアホワイト)
マツダアテンザのデザインと乗り心地について、ユーザーの声をお届けします。
マツダアテンザ
(写真のアテンザのカラーはブルーリフレックスマイカ)
「ディーゼルエンジンの美点が味わえる車です。ここ数年のマツダ車はデザインがとてもカッコイイです。アテンザを見た時、レクサスに負けないくらいカッコイイ車だと思いました。フロントはもっとスポーティーなデザインでもいいですね。」
「ボディが大きく迫力があります。 大きな迫力のあるヘッドライトや長いフロントノーズなど力強さと躍動感を兼ね備えたデザインです。 国産車とは思えないスタイリッシュな雰囲気を醸し出しています。太陽を浴びるとボディラインが美しく浮かび上がりますよ。」
「機能的な配置がされていて、心遣いが伝わります。運転に集中できる環境が整っていると思います。シートもしっかりとした座り心地で、車内の広さも申し分ないので快適です。ダッシュボードやドアには高級感を感じられますし、インテリアもエクステリアに負けないデザインですよ。」
「インパネは相応に上質です。メーターの視認性も良く、エアコンのスイッチぱ少し位置が下がるものの、操作性に不満は感じません。フロントシートは欧州車らしく硬めの座り心地。体が座面に沈む感覚は弱いが、サボート性は良好です。パックレストの腰が当たる付近も適度に硬めで、快適に長距離を移動できるシートになっています。」
マツダアテンザの価格について紹介します。
マツダアテンザ
(写真のアテンザのカラーはチタニウムフラッシュマイカ)
マツダアテンザの価格は、
XD L Package :¥3,742,200~¥3,969,000
XD PROACTIVE:¥3,277,800~¥3,558,600
XD:¥3,175,200~¥3,456,000
25S L Package: ¥3,331,800
20S PROACTIVE:¥2,867,400
20S:¥2,764,800
です。
マツダアテンザの性能とデザイン、乗り心地、価格について紹介してきました。いかがでしたでしょうか。マツダアテンザに興味をもたれた方は、ぜひマツダ販売店を訪問してみてください。きっと新しい出会いがあるでしょう。
マツダアテンザ
さあ、あなたもマツダアテンザで、ドライブに出かけましょう。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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