ハイブリッド車並みの低燃費、マツダ「SKYACTIV-G」と「SKYACTIV-D」
2016/02/14
とっぱらや
スカイアクティブエンジンと「魂動」デザインを身にまとい、フラッグシップセダンとして君臨するマツダ アテンザ。燃費とパワーの両立で評価が高いディーゼル搭載のマツダ アテンザ XDの走行や燃費、さらにはユーザーの感想などを通しての評価を検証します。
マツダ アテンザ XDの評価について検証する前に、マツダ アテンザ XDとはどんな車なのか説明してみたいと思います。
2012年12月に新型マツダ アテンザとして発売され、2015年1月にはマイナーチェンジと呼べないほど大幅改良されたマツダ アテンザが発売されました。走行性や居住性など多方面で改良がほどこされて、マツダ アテンザの評価はさらに高まっているようです。
マツダ アテンザにはセダンとワゴンモデルがあり、その中でも「魂動」デザインが美しく、そのパフォーマンスで評価の高いディーゼル搭載のフラッグシップ・セダンモデルのマツダ アテンザ XDを取り上げてみましょう。
■マツダ アテンザ XD
■マツダ アテンザ XD PROACTIVE
■マツダ アテンザ XD L Package
3,175,200円~3,969,000円
それではマツダ アテンザ XDの走行評価について検証してみましょう
■2.2L 直列4気筒 DOHC直噴ターボディーゼルエンジン
・最高出力 175馬力
・最大トルク 42.8kgf·m
・ミッション 6EC-AT/6MT
・駆動方式 FF/4WD
今年1月のマイナーチェンジでの一番の注目点は、ディーゼルエンジン搭載車に新たに6速マニュアル・トランスミッションがラインアップに加わったところです。現在の日本車では一部のスポーティカーを除いてほとんどがATですが、セダンでディーゼル車のマツダ アテンザ XDにあえてMTを採用したことは、マツダ アテンザ XDでもスポーティな走行ができるという自信の現れではないでしょうか。
グローバルモデルとしてマツダ6の名で世界中で発売されているマツダ アテンザ XDは、世界のミディアムセダン市場でベンツCクラスやBMW3シリーズとしのぎを削っています。欧州の名だたるライバル車を相手にするには、燃費だけではなくその走りも当然重要で評価の対象になる部分です。
ディーゼルの低い回転域でのトルクを生かした力強い加速力、反応の鋭いステアリングやしなやかなサスペンションなど、マツダ アテンザ XDは明らかに世界を見据えて開発されたスポーティセダン、として評価しても良いのではないでしょうか。
続いてマツダ アテンザ XDの燃費について検証・評価したいと思います。
18.2km/L~22.4km/L
15.3km/L(4500人調べ)
軽油が燃料のマツダ アテンザ XDのこの燃費はもう立派というしかないですね。さすがはディーゼル先進国の欧州でしのぎを削っているだけのことはあります。燃料の価格差を考えたコストパフォーマンスは、ハイブリッド車にも負けていませんね。高評価を与えたいと思います。
それではマツダ アテンザ XDの,セダンとしての乗り心地の評価を見てみましょう。
マイナーチェンジ後のマツダ アテンザ XDの内装は黒を基調とし、新しくなったインストルメントパネルの横一線の赤いラインが目を引きます。エアコンの吹き出し口周りや各パーツのトリムなどはシルバーメッキで縁取られ、より一層高級感が増した点は高評価ですね。
黒のシート生地は通気性が良く手触りの良いメッシュ状レザーが使用され、黒以外にもピュア・ホワイトのレザーシートも用意されました。またシートやステアリングなどのレイアウトは適度に配置され、艶やかな室内空間を醸しだしてくれます。
ディーゼルエンジン特有の騒音や振動などはほとんど感じられず、マイナーチェンジ後の静粛性はさらに向上していることを評価したいです。乗り心地もはいたって快適で高級サルーンらしい味わいがあります。サスペンションはやや硬めですが、そこはスポーティセダンの足回りならではという評価で良いかと思います。
最後にマツダ アテンザ XDを購入、または検討している方々の評価を聞いてみましょう。ユーザーの声や評価は貴重な意見ですね。
約半年で20,000km走行しました
スタイリング、走行性能、価格については申し分ありません。100点満点です。
但し、マツコネを含めインテリアには多々不満があります。
収納ボックスが少ない。リクライニングレバーが硬い。
インパネ上部の材質がゴム系でホコリが取りにくい、」などです。
エクステリアは悪くないと思います。T社のものより個性があるかな。ボディサイズは大きい。前の車比で横幅がカタログ値10cmだったのですが実はもっと大きかった。
エンジン性能はディーゼルとしては一部難ありですが、扱い易さは秀でているものがあります。走行性能としては「ある程度」スポーティに走る事が可能ですし、ボディの大きさと重量を考えれば特に不足するモノはありません。重くても、4人+荷物満載の峠道も、普通に走れました。
マツダのイメージカラー赤に惚れました。またデザインも赤に似合う。外観だけで購入意欲を注がれてしまう。本当に運転しやすいので走行性能は悪くないと思うが、但しハンドルなど軽く感じ、アクセルも軽く感じるので、思わず1500㏄かなと思ってしまう。カタログと営業マンの話を信じれば燃費はいいと思うが、但しディーゼルのオイル交換はガソリンよりも高いのでその辺はどう思うかによります。
ここまでマツダ アテンザ XDの評価について検証してみました。走行評価や燃費評価、乗り心地評価とユーザーの評価などは、かなり高評価が多かったのではないでしょうか。
以上、マツダ アテンザ XD購入をお考えの方は参考にしてみてください。
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