SKYACTIV技術と魂動デザインを採用した「マツダ CX-5」を紹介します
2016/02/18
とっぱらや
ワンボックスカーってどんな車なのか、知っていますか?あなたの仕事をサポートしてくれる頼もしいワンボックスカー、そんな車がマツダにもあります!今回はマツダのワンボックスカーの魅力、性能、購入者の評価まで、マツダのワンボックスカーについて詳細にご紹介します!
はじめにワンボックスカーについて、ご説明したいと思います。
ワンボックスカーといえば、四角い箱型の車、というイメージでしょうか?それは正しい認識ですが、ここではもう少し掘り下げて、ワンボックスカーとはどんな車なのか、一度確認しておきましょう!
ワンボックスカーとは一つの部屋だけで構成されている車のことを指します。左の図を見てみると、1BOXは一つの四角だけがありますね。このような車がワンボックスカーと呼ばれています。2BOXカー、3BOXカーの1の空間はエンジンが入る部屋となっています。ではワンボックスカーのエンジンはどこにあるかというと、床下にあるのです。
厳密にいうと床下のエンジン空間もひとつの部屋と言えますが、ここはひとつの部屋とは数えないようです。ちなみにワンボックスカーのようにエンジンの上にキャブ(運転席)がある車をキャブオーバー型といいます。
ワンボックスカーのメリットにはこのようなものがあります。
・車内はひろびろ、ゆったりスペース
・大人数が乗れて、荷物もたくさん積める、アウトドアにも適している
・小さい子供がいる場合は、(スペースに余裕があるので)子供の世話もしやすい
・車高が高く、運転席のアイポイントも高いので、前方の状況がよく見渡せる
反対にデメリットとしては
・運転席の前にクラッシャブルゾーン(ボンネット)があまりないので、衝突事故には弱い
・車高が高いので、空気抵抗を受けやすく、ボンネットがある車と比べると走行性能が劣る
・上記の理由で燃費もあまりよくない
・エンジンの真上にキャビンがあるため、騒音、振動などがある
・エンジンが床下にあるので、整備しにくい
などが挙げられます。
マツダ・ボンゴバン
こうしてメリット・デメリットを挙げてみると、なんだかデメリットに不安を感じてしまうような・・?。
しかしこれらのワンボックスカーのメリット・デメリットは「一般的にいえるもの」です。各メーカーはこれらの要素に対して改善に真剣に取り組んでいます。燃費や快適性などは日進月歩でよくなっているようです!
今回はマツダのワンボックスカー、「マツダ・ボンゴバン」をご紹介します!人気ワンボックスカーであるボンゴバンにはどのような魅力があるのでしょうか?
マツダ・ボンゴバン
「マツダ・ボンゴ」は商用車として広く利用されている、キャブオーバースタイルのワンボックスカーです。乗用車のワゴンも販売されていましたが、現在は商用車のバンとトラックのみの販売となっています。
初代は1966年発売。小型ワンボックスカーのバンとして大人気となり、「ボンゴ」はワンボックスカーの代名詞にもなりました。日本国外ではマツダ・Eシリーズ、として販売されており、韓国の起亜自動車にノックダウン生産されたこともあります。また、フォード・スペクトロンをはじめ国内外に多くの姉妹車をもつことも、このマツダ・ボンゴバンの特徴のひとつです。
車名「ボンゴ」の由来は、アフリカに住む反芻獣のボンゴからきています。ボンゴは、体長170-250センチメートル、オスの体重は220-405キログラム、頭部前面の黒い斑紋や胴体の9-15本の白い横縞が特徴的なウシ科の反芻獣です。その堂々とした体躯になぞらえて命名されたとのこと。
では、マツダ・ボンゴバンの特徴を紹介していきたいと思います。
マツダ・ボンゴバン
マツダ・ボンゴバンはグレードによって積載量も変わってきます。
左の画像は2WD車、低床、積載量は750kgです。
床面地上高は610mmと荷物を載せやすい仕様になっています。
荷室長は2260mm、荷室高1345mm、荷室幅1480mm、バックドア鉛直面高さ1195mm、背の高い荷物も安心して載せることができます。
マツダ・ボンゴバン
こちらの画像は2WD、ワイドロータイプ。積載量は1000kgです。
特徴は、床が平面なこと、ダブルタイヤを装備していることです。床が平面なためにたくさんの荷物を重ねておいたりするのには便利ですね。ダブルタイヤなので重い荷物もOKの構造です。
荷室長は2260mm、荷室高1135mm、荷室幅1480mm、バックドア鉛直面高さ1025mmとなっています。
このほかにも4WD車があり、こちらは床面地上高615mmの低床タイプです。
積載量は950kgで、荷室長は2260mm、荷室高1225mm、荷室幅1480mm、バックドア鉛直面高さ1115mmとなっています。
マツダ・ボンゴバンの積載能力はこのようになっていました。何を載せるか、重さはどのくらいになるか、どんな道を走るか、といった状況に合わせて選べることが出来ますね。
重い荷物を運ぶとなると、走行性能も気になりますね。マツダ・ボンゴバンはどのようなエンジンを使用しているのでしょうか?
マツダ・ボンゴバン エンジン
エンジンは水冷直列4気筒・1.8L・DOHCエンジンのL8型。
「新長期規制」をクリアした、クリーンさが魅力のエンジンです。データは以下のとおり。
総排気量:1.798L
最高出力(ネット):75kW〈102PS〉/5,300rpm
最大トルク(ネット):147N・m〈15.0kgf・m〉/4,000rpm
経済的でスムーズな走り、静粛性も自慢。
上述の抜群の積載能力を持つボディとの組み合わせで、仕事をしっかりとサポートしてくれるエンジンです。
やっぱり、毎日乗るとなったら、安全面も気になりますね。マツダ・ボンゴバンの安全性能はどうなっているのでしょうか?
マツダ・ボンゴバン 衝撃吸収フレーム
こちらはマツダ独自の衝撃吸収フレームです。万一の衝突に備え衝突エネルギーを効果的に吸収するこのフレームに加え、これを支えるフレームは形状をストレート化し、強度をアップさせています。
この優れた衝撃吸収力をもつフレームと、それを受け止める剛性の高いキャビンが、乗員をしっかりと守ってくれます。
万一の事故というものはあまり考えたくはないですが、他の車から衝突される可能性もあります。
そういったときには、こういう装備があると役立ってくれるでしょうね!
ではここで、マツダ・ボンゴバンの燃費と価格を見ていきましょう!同時にライバル車と比較して、マツダ・ボンゴバンの性能を考えていきます。
マツダ・ボンゴバンには2WD車の4WD車があり、また「低床」「ワイドロー」に分かれて、さらにその中でそれぞれ「DX」と「GL」の二つのグレードに分かれています。「DX」「GL」の中でも標準ルーフ、ハイルーフ、2人乗り、5人乗りなど細かく分かれています。
2WD(FR) 5MT 燃費11.0km/L 価格177万円~192万円
4EC-AT 燃費10.2km/L 価格185万~204万円
4WD 5MT 燃費10.4km/L 価格202万円~217万円
4EC-AT 燃費9.2km/L 価格210万円~229万円
トヨタ・タウンエースバン
マツダ・ボンゴバンのライバル車のワンボックスカーとしてトヨタのタウンエースバンがあります。
トヨタ・タウンエースバンの燃費と価格も見ていきましょう。
マツダ・ボンゴバンのライバル車としてトヨタのタウンエースバンがあります。
トヨタ・タウンエースバンの燃費と価格も見ていきましょう。
トヨタ・タウンエースバンもマツダ・ボンゴバンと同様に、2WD(FR)と4WD、5MTと4AT車があります。
2WD(FR) 5MT 燃費12.8 km/L 価格156万円~172万円
4EC-AT 燃費12.2km/L 価格165万~180万円
4WD 5MT 燃費12.6km/L 価格185万円~199万円
4EC-AT 燃費11.6km/L 価格194万円~208万円
トヨタ・タウンエースバンの燃費・価格はこのようになっていました。
マツダ・ボンゴバンと比較すると、燃費はそれほど差があるわけではないものの、トヨタ・タウンエースのほうが良いようです。また価格についてもだいたい20万円ほどトヨタ・タウンエースの方が低い設定となっています。
ただ、トヨタ・タウンエースバンはマツダ・ボンゴバンよりも、タイプが分かれているわけではなく、2WD/4WD、5MT/4ATといった区分だけのようです。
燃費もそれほど差があるわけでもないので、自分に合うタイプの車を選べる、といった点がマツダ・ボンゴバンの強みといえると思います。
いかがでしたでしょうか?
マツダのワンボックスカー・ボンゴバンは、仕事の際には充分に活躍してくれそうな車でしたね!
マツダ・ボンゴバン 正面から
マツダ・ボンゴバンは、グレード別タイプがいろいろ分かれています。ワンボックスカーの購入を考えている方は、ぜひお店に行って、試乗したり、仕様をよく確認してみてくださいね!
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