三菱エクリプス・日本車なのに左ハンドルのアメリカンスタイル

三菱エクリプスについてアメリカンデザインの個性的な車で90年代のスポーツクーペです。
当時クライスラーと業務提携しており、クライスラーと合弁会社を設立しました。そのうちのモデルの一つとして三菱エクリプスが開発、生産されました。

初代1989年発売の三菱 エクリプスはクーペモデルでデビュー。スタイリッシュなデザインでアメリカで人気がありました。

エンジンは1800ccNAエンジンと2000ccターボの2種類
ターボエンジンはランサーのハイパワーエンジンです。
200ps/6000rpmと28.0kg･m/3000rpmを発生
1800ccエンジンは
140ps/6000rpmで17.5kg･m/5000rpm

気になる燃費ですが、ハイオクですが7km~11km/lという平均値です。
ハイオク仕様ですが、悪くない結果です。

この三菱・エクリプスならではの特徴がありますので紹介します。

1)ディーラーで左ハンドルが購入できる唯一の車種としてマニアの間では話題になりました。
2)自動シートベルトが装着されている。

3)オプションでガルウイングが装着できた。

4)オートクルーズが装着できた。

補足
1)日本のディーラーで左ハンドルの車を売るの？と思われれますが、作った分だけ売れる時代には開発が追いつかなかった事情が推測されます。
2)今ではガルウイングの車はスーパースポーツカーではよく見かけるようになりましたが、
3)当時はトヨタセラやマツダAZ-1などの市販モデルがあましたが、2リッタークラスにはなかったので、オプションでつけて購入したい方はいたはず。
4)当時2リッタースポーツでは装着できる車種やグレードが少なく三菱・エクリプスは装着できた。

初期型三菱・エクリプスの外装はリトラクタブルヘッドライトとリヤのスポイラーが特徴のデザインです。

シャシーはギャランと同一です。
エンジンはギャランの1800ccNAエンジンと2000ccターボの2種類
ミッションは4ATと5MTの2種類
グレードはGSとGSR−4の2種類
駆動方式は
1800cc:FF(NAのみ)
2000cc:4WD(ターボモデルのみ)

全て逆輸入車のため左ハンドルとなります。
また自動シートベルト(アメリカの法令で義務化のため)でアメ車さながらの装備となります。

2代目三菱エクリプスの外装は固定式の薄型ヘッドライトに変わっています。
ボディー形状も丸みを帯びて横幅も広がりラグジュアリークーペに変貌しました。

シャシーはギャランと同一です。
エンジンは2000ccターボの1種類
ミッションは4ATと5MTの2種類
グレードは2.0の1種類
駆動方式は
FFのみです
2000cc:4WD(ターボモデルのみ)

先代同様逆輸入車のため左ハンドルとなります。
1996年に限定でスパイダーが発売される
中古価格は50万円〜110万円との相場です。(台数少数）
新車価格は247万円　スパイダーは289万円となっていました。

2004年に3代目三菱エクリプスではコンセプトを一新して発売します。

ボディー形状はオープンモデルのみ

シャシーはギャランと同一です。
エンジンはGTOに搭載されていた6G72の3000ccNAエンジンの1種類
ミッションは4ATのみです。
グレードは2.0の1種類
駆動方式は
FFのみです
新車価格は315万円
中古車は50万円～160万円です。

先代同様逆輸入車のため左ハンドルのみとなります。
映画ワイルドスピードx2でスポコンにカスタマイズして登場しました。

三菱　エクリプスはいかがでしたか？
オリジナリティー溢れるデザインはオーナーになったら手放すことが出来ない１台となることでしょう。
個性的な車で同じ車に乗りたくないかたにはオススメの1台となるでしょう。
新型の三菱　エクリプスは日本では販売しておらす、並行輸入となります。
こちらも確認してみてはいかがですか。

最後まで読んでいただきありがとうございました。