2015/11/15
YMOTOHASHI
ステーションワゴン「日産・ルネッサ」についての評価をまとめました。走行評価、燃費評価、乗り心地評価の3観点から、ルネッサがどのような車だったのかを評価していきます。ステーションワゴン選びの参考に日産・ルネッサの評価を活用していただけたらと思います。
評価に入る前に、まずは日産・ルネッサがどういった車だったのかを説明していきたいと思います。
ルネッサは日産が製造・販売していたステーションワゴンで2001年に生産を終了しました。
シャシーはプレサージュと共有化しており、エンジンは直列4気筒DOHCガソリンエンジンを搭載。
ルネッサのグレードはX、Xエアロ、S、G、BのFF方式、GTターボが4WDとなっています。尚、Bグレードのみエアコンが標準搭載されておりません。
ルネッサの最大のウリは、その広い車内です。
ルネッサのキャッチフレーズは「パッケージ ルネッサンス、車輪の上の自由空間」と名称することもあり、ルネッサは乗り心地を意識した車だということが分かります。詳しい内装については次頁の「乗り心地評価」で説明していきます。
続いて、ルネッサの価格評価を見ていきましょう。
【ルネッサの価格】
・X:240万8000円
・Xエアロ:249万8000円
・S:219万8000円
・G:209万8000円
・B:188万2000円
・GTターボ:264万円
となっています。
ルネッサの紹介も終わったところで、本題の走行評価、燃費評価、乗り心地評価を見ていきましょう。
まずは、ルネッサの走行評価から見ていきましょう。
ルネッサは直列4気筒DOHCエンジンを搭載し、トランスミッションははCVT(GTターボのみ4WD)を採用しています。
加速性能も良く、足回りも安定しており、高速道路での走行もストレス無く運転することが出来ます。ハンドルの取り回しも良い部類でユーザーから高い評価を得ていました。
全車にデュアルエアバッグ、EBD付きABS、ブレーキアシスト、ロードリミッター&プリテンショナー付きシートベルトを装備しており、安全性についても配慮されており、そこも評価のポイントです。
続いて、ルネッサの燃費を評価していきます。
ルネッサのカタログ燃費は12km/L、ユーザーからの実燃費はおよそ7.6km/Lとなりました。
ステーションワゴンの中では、ルネッサの燃費はあまり良くないという評価となりました。
次のにルネッサの最大のウリである乗り心地評価を見ていきましょう。
ルネッサは前2人、後ろ3人の一般的なシートレイアウトですが、ルネッサの注目すべきはリアシートの広さ。座席はそれぞれ単独で57mmのロングスライドが可能で、前座席との間隔は優に1メートルを超えます。
また、ルネッサは前後席を自由に行き来できる「ウォークスルー」を採用。
これにより運転を交代したりするときなどに、わざわざ外に出なくとも交代することが出来ます。
さらに、フロントとリヤを連結してのフルフラットシートも作れるほか、
グレードによっては前席が回転する構造になっており、リムジンみたいなことから、「リムジンシート」と称されています。
ルネッサのシートの仕組みについては下記ページにて詳しく紹介しています。
実際にタクシー業界ではルネッサの後席の広さを評価し、タクシー車として採用しているところもありました。
最後にルネッサの走行評価、燃費評価、乗り心地評価を総合して、実際にルネッサに乗っている(乗っていた)人からの評価を集めてみました。
【ルネッサの高評価点】
・加速性能が良い
・足回りが安定しておりストレス無く運転ができる
・運転席からの見晴らしが良い
・後席が広く、家族向け
【ルネッサの低評価点】
・燃費が悪い
・パーツが少ない
走行性能、乗り心地については高い評価を得ていました。
燃費については、やはり悪いというマイナス評価が多数挙がりました。
以上、ルネッサの評価でした。
いかがでしたでしょうか。
ステーションワゴンをご購入お考えの方の参考になれば幸いです。
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