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イタリアンな国産スポーツカー ピアッツァの評価はいかに?!

バブル期に人気だったピアッツァ、懐かしいと感じる方も多いのではないでしょうか?今回はいすゞピアッツァについて、走行性能への評価、燃費性能の評価、乗り心地やハンドリングの評価を見ていきます。今での大勢の愛好家に愛されるいすゞピアッツァ、一体どのように評価されているのでしょう。

バブル期の人気車ピアッツァとは?

スポーツカーを作るのが得意だったいすゞが作ったピアッツァ、詳しい評価をお届けする前に、どんな車なのか、少しおさらいしておきましょう。

いすゞ ピアッツァ

いすゞピアッツァは1981年~1993年に発売されていたスペシャルティカーです。ジウジアーロによる個性的な外観や内装のデザインはカルト的な人気がありました。

1.8Lの直4DOHCエンジンを搭載したFF車で、MOMO製のステアリングやBBSのアルミホイル、レカロのシートなど当時流行していた豪華装備をまとっていました。

評価の前に、まずは価格。いすずピアッツァの価格を見てみます。

【ピアッツァの価格】
メーカー希望小売価格205万920円~252万7200円

ざっと四半世紀以上前の車の価格としては結構高いですね。そう、ピアッツァは高級なクーペだったのです。

いすゞ ピアッツァの走行評価

いすゞ ピアッツァの最初の評価項目は走行性能に対する評価です。
愛用者や実際に運転された経験のある方の評価をお届けします。

いすゞ ピアッツァ

「速いですし、安定感のある走行をしてくれます、少しパワー不足を感じる時もありますが特に問題はないです。」

「コンパクトカーの部類だけどそこそこ走ってくれて不満なし。」

「低速から伸びるターボエンジンは好印象」

ピアッツァはスポーツクーペというジャンルに属する車なので、元々走行性能は「売り」の一つ。時代を経ても色あせない走行性能を持っていると、概ね高評価です。

いすゞ ピアッツァの燃費評価

つづいて、いすゞ ピアッツァの評価項目2つめは燃費性能です。
バブル期のスポーツカーですからね、あまり期待は出来ないかもしれませんね。

いすゞ ピアッツァ

【いすゞピアッツァの燃費】
1989年モデル 9.7~11.6km/L (10・15モード)
1991年モデル 8.6~9.8km/L (10・15モード)

やはり、予想通りカタログ値はかなり厳しい数字です。

このカタログ値を踏まえて、ピアッツァの燃費性能への評価コメントを見ていきましょう。

「燃費はあまり良いとは言えない」

「この年式のこのタイプの車に求めても仕方ないが、燃費が良くない。」

「燃費も5~6kmが精々」

予想通り、正直に言ってピアッツァの燃費性能への評価は低いものでした。

ピアッツァが販売されていた時代背景を考えると、これはある程度仕方の無いことかもしれません。
なにせ、経済性よりもスペックで車が売れた時代でしたので、早くて格好いい車は燃費はそう良くないものだったのです。

いすゞ ピアッツァの乗り心地評価

いすずピアッツァ評価項目の3つめは乗り心地やハンドリングに対する評価です。

なにせ「Handling by Lotus」を標榜していた車ですから、この評価項目には期待が持てそうです。
さっそく、評価の声を見ていきましょう。

いすゞ ピアッツァ

「シートの座り心地が良いですね、なぜか疲れを感じません。」

「フワフワではなく、少し硬めの乗り心地が大変気に入っています。」

「抜群の直進安定性と超高速でしっとりとへばりつく足回り。」

「結構乗り心地も良いと思います。」

足回り、乗り心地、ハンドリング、どれをとってもなかなかよい評価の声が多かったです。

乗り心地とは直接関係しませんが、この時代の車としては珍しくピアッツァにはオートクルーズがついていて、その機能に対して好意的な評価がありました。

いすゞ ピアッツァの総合評価

いすゞ ピアッツァの最後の評価項目は、総合的な評価です。
もう四半世紀も前の車で、燃費の悪いけど、よく走る車、ピアッツァ。オーナーの方々の満足度はどれぐらいのモノなのでしょうか。

いすゞ ピアッツァ

「すべてにおいて大変満足。」

「もう評価も何もありません。乗り続けるだけです。」

「デザインが良いです。比較対象が無いので何も言えません。かっこいいよ。好きで乗る車なので満足としか言えません」

「古い車のため、メインの車としては不安はありますが、スタイル・性能等すべてに満足です。」

「地を這う宇宙船!
今の車には無い、圧倒的な存在感。走る姿より停まっている時の佇まいが素晴らしく見える不思議なクルマ(笑)」

どうです? このオーナーの惚れっぷり!
総合的な評価はなかなかの高評価です。

21世紀の現在、近未来を感じさせてくれる個性的な車はすっかり無くなってしまいました。
だからこそ、こんな風にいすゞピアッツァは愛されているのだと、しみじみ実感です。

いかがでしたか?

燃費は評価が悪いけど、スタイリッシュで個性的な外観と、軽快に走る走行性能を持つピアッツァ。四半世紀前の車なので、さすがに維持費はかさみますが、じっくり見てみるとなかなかイイ車です。

古い車がお好きな方は、ぜひこの記事を参考に、イイ車を探してみてくださいね。

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