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80年代のカルトカー、いすゞピアッツァの燃費ってどれぐらいですか?

80年代のカルトカーを代表するいすゞピアッツァ、ジウジアーロデザインで「Handling By Lotus」のロゴに見覚えのある方も多いはず!今回はいすゞピアッツァの燃費についてじっくりご紹介していきます。

いすゞピアッツァとは

バブル絶世でカルトカーも多く作られた80年代。いすゞピアッツァはそんな時代を代表するカルトカーです。
燃費についてご紹介する前に、いすゞピアッツァについて少しおさらいしておきましょう。

いすゞピアッツァ

ピアッツァは80年代から90年代にいすゞ自動車から販売されていた車です。
セミリトラクタブルのヘッドライトなどイタリアのジウジアーロのデザインが人目を惹きます。1.8Lの直4DOHCエンジンを搭載したFF車で、BBSのアルミホイル、MOMOのステアリングにレカロのシート、足回りはロータスのチューニングとかなり奢った仕様の車でした。

スペシャルティカーといっても良い存在のいすゞピアッツァ、価格はどれぐらいなのでしょうか。

【ピアッツァの価格】
メーカー希望小売価格205万920円~252万7200円
という設定で販売されていました。

現在は販売終了のため、中古車でしか購入できませんが、40万円~100万円台で販売されているようです。

いすゞピアッツァの燃費

さぁ、本題です。
バブル期のスペシャルティカーだったいすゞピアッツァ、一体燃費はどれぐらいなのでしょう。気になりますね。

いすゞピアッツァ

【いすゞピアッツァの燃費】
11km/L (10・15モード)

さすがバブル期の車、なかなかの燃費です。

いすゞピアッツァの実燃費

カタログ値ではバブル期らしくなかなかの低燃費ぶりを発揮してくれたピアッツァですが、未だに愛好家が多く、現役で走っています。
実燃費はどれぐらいなのか、調べてみました。

いすゞピアッツァ

バブル期に販売されていた車は燃費があまりよろしくないイメージがあるので、実燃費を見るのは少々怖いのですが、思い切って見てみましょうか。

【ピアッツァの実燃費】
8.41~10.89km/L
平均 9.05km/L

意外と健闘していますね。少しホッとしました・

ピアッツァの燃費評価

燃費と実燃費が分かったので、ピアッツァにお乗りの方のご意見を伺ってみましょう。

いすゞピアッツァ

まず燃費に関する評価としては、MT車に多いのですが、
「デザインが良いこの類のクルマの中では燃費が良いです。」
というものが有りました。

目を惹いたのは走行性能に関する評価で
「走行の安定性や乗り心地は良い。 高速道路では強風時でもハンドルを取られることなく快適に走行できる。」
というように、足回りがよく路面に吸い付くように走る、というスポーツカーらしい走行性能に対して評価が高かったです。

一方スポーツカーらしいところは、運転のしやすさという点でマイナスに働くこともあるようで
「ボンネットが長いため小回りが効かず市街地の運転には不向き」
というご意見もありました。

バブル期のスポーツカーなのに、意外と燃費の良いいすゞピアッツァは、好き嫌いは激しいものの、実際に乗っておられる方からの評価はやはり高いものでした。

ピアッツァの低燃費な運転方法

MT、AT両方販売されていましたが、スポーツカーということもあってMTの方が人気があるようです。
そこで、MT車の低燃費名運転方法をいくつかご紹介しましょう。

いすゞピアッツァ

やや強めに加速

低速ギアは沢山ガソリンを使うので、目標の速度になるまではやや強めに加速して低速ギアで走る時間を極力少なくするのが燃費走行には適しています。

トルクバンドを維持する

最大トルクを発生する前後の回転域(-1500~+500)を維持するのが一番ガソリンを使わないので、回転数を目安にするの良いです。

エンジンブレーキをしっかり使う

エンジンブレーキを使うとガソリンの供給が一時的にカットされるため、ブレーキペダルを踏むよりもガソリンを使わなくて済みます。

MT車は燃費走行に向いています。タコメーターのあるスポーツカーなら、回転数が分かるのでなおさらですね。

でも、事故が一番コストが高いので、安全運転が一番のコストダウンです!

ピアッツァのライバル車の燃費比較

80年代は各社からスペシャルティカーが沢山発売された時代でもあります。
ここでは、いすゞピアッツァと同年代のライバル車の燃費について調べてみました。

三菱 スタリオンの燃費

三菱 スタリオ

【燃費】8.0~11.4km/L(10・15モード燃費)

【実燃費】10.49km/L

スバル アルシオーネの燃費

スバル アルシオーネ

【燃費】8.0~12.4km/L(10・15モード燃費)

【実燃費】10.28~12.83km/L

いかがでしたか?
いすゞピアッツァに限らず80年代のスペシャルティカーはどれも、まずまずの燃費を発揮しているのが分かります。コストのかかるパーツを惜しげも無く使ったり、なかなか奢った内容の車が多いようなので、しっかり作られているということなのでしょう。

いすゞピアッツァの購入を検討される際にはぜひ参考にしてください!

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