記事ID14233のサムネイル画像

スズキ スイフトスポーツにターボモデルは設定されないの?

スズキ スイフトスポーツは、1.6L自然吸気エンジンを搭載し、ドライバーの意のままに操れる喜びを具体化したスポーツグレードです。他社のスポーツグレードではターボモデルがありますが、スイフトスポーツにはターボモデルは設定されていない事情と可能性を探っていきます。

スイフトスポーツの概要

スイフトスポーツは市販車だけでなく、レース仕様車にもターボありません。
まずはスズキのスイフトスポーツがどんな車か見ていきましょう。

現行は2010年にフルモデルチェンジした3代目にあたります。
ベースのスイフトも同じくスポーティーさと質感にこだわったエクステリアとインテリア、向上した旋回性、小回り性能、運動性能などが特徴です。

スズキ スイフト XS-DJE

現行スイフトスポーツは2010年にフルモデルチェンジした3代目にあたります。
フルモデルチェンジでは「意のままに操れるクルマとの一体感」を開発理念に、一層の軽量化、燃費性能・加速性能向上を実現しました。

スズキ スイフトスポーツ

スイフトスポーツが目指したものは、意のままに操れるクルマとの一体感。

「人馬一体」という言葉があります。馬術において、乗り手と馬の息がピタリと合い、己の手足のように操ることができる状態のことを指しますが、スイフトスポーツは動力性能、ハンドリング、安定感、そのすべてをさらに高めることで「人車一体」のドライビングに辿りついた。それは、手に汗握りながら荒馬に乗せられるのではなく、イメージ通りの走りを忠実に描けるという一体感です。

スイフトスポーツ

スイフトスポーツ

ダイレクトなシフト感がクルマとの一体感を増す6速マニュアルトランスミッションをスイフトスポーツに採用。

スイフトスポーツ

高速時の走行安定性を高める空力設計。
揚力を低減しながら空気抵抗を最小限に抑えるエアロダイナミクスボディーを採用。スムーズな空気の流れを生みだすだけでなく、適度なダウンフォースを発生させ、リヤタイヤのグリップ力を高めました。

スイフトスポーツ専用のエンジン M16A

スイフトスポーツの心臓部。スズキが目指したのは、自然吸気ならではの吹け上がりのよさと、クラストップレベルの100kWへの挑戦でした。

スイフトスポーツに採用されたM16A型エンジン

スイフトスポーツを愛してやまない人たちがいる。そんなドライバー達の思いに応えることができるエンジンとは何か。さらなる高出力化、日常での扱いやすいトルク特性、そして燃費性能の向上。その答えは、低中速での豊かなトルクと高回転まで気持ちよく伸びるエンジンフィールを実現できるNAエンジンの追求にあった。

出典:http://www.suzuki.co.jp

スイフトスポーツ エンジン特性

スズキが開発したM16A型エンジンは残念ながらターボエンジンではありませんが、最高出力(ネット)は100kW<136PS>/6,900rpm、最大トルク(ネット)は160N・m<16.3kg・m>/4,400rpmを実現しています。
また、燃費は、6速MT車で14.8 km/L、CVT車で15.6 km/Lです。

もし、ターボが装着されていれば160PSや170PSは実現できたかもしれません。

結局のところ、スイフトスポーツにターボは採用されないの?

恐らく現行3代目のスイフトスポーツにターボモデルが搭載される可能性は低いでしょう。
その理由は、現行スイフトスポーツの開発にあたり「自然吸気エンジンならではの吹き上がりの良さ」を開発テーマに上げていたからです。

スズキの普通車で初めてダウンサイジングターボが搭載されたバレーノ

最近では技術が向上し、ガソリンをシリンダー内に直接噴射することでデトネーション問題を解決できました。
加えてエンジンの小型化・軽量化とターボチャージャーを組み合わせることで、従来と同等の動力性能を保持したまま燃費を向上させることに成功しました。

この技術はフォルクスワーゲンやスバルが積極的に採用しています。
今まで軽自動車でしかターボエンジンを採用しなかったスズキもバレーノにターボエンジンを搭載しましたし、軽自動車のアルトにもターボが復活しました。

バレーノに採用されたK10A型1.0L直噴ターボエンジン

アルトRSターボのRA06Aターボエンジン

スイフトスポーツにもターボ搭載のうわさが世界を駆け巡った

ここまでの記事を読んできてスイフトスポーツへのターボエンジン搭載を諦めかけていた皆様。
次期スイフトスポーツにターボモデルが搭載されるという情報が世界を駆け巡りました。

スズキ 新型 スイフトスポーツ 1.4L直噴ターボエンジン搭載し2016年デビュー

出典:http://car.kurumagt.com

ついにスイフトスポーツにもターボ搭載モデルが設定されます!
詳細はこちらのサイトをチェックして下さい!

新型スイフトのフルモデルチェンジは2016年夏の7月に決定?

出典:http://xn--o9jy06g0wf78i643dpwj.biz

スイフトスポーツの現行モデルは2010年発売だから、そろそろフルモデルチェンジをしてもおかしくない時期ですね。

次期スイフトスポーツ・ターボの予想図

モーターショーでも市販前提のモデルとして紹介されてきたスズキik-2
ほぼこのままのデザインで発売される可能性ありです。

ブースタージェットエンジンはデュアルジェットエンジンをさらに進化させたモデルで、これにターボチャージャーを組合わせるとのことです。

ちなみに既に仕様が確定しているのは、ベースのスイフトに搭載されるエンジンで、総排気量996cc直列3気筒DOHCインタークーラーターボ KC10型 プレミアムガソリン仕様とのこと。

次期スイフトに搭載が予想される1.0Lブースタージェットターボエンジン

スペックは、最高出力 82kW(111.4ps)/5500rpm、最大トルク 170Nm(17.3kg.m)/2000-3500rpmを実現し、コンパクトカー専用に開発され軽量化されたエンジンです。

燃費に関しても現在の1.2Lの直列4気筒エンジンでは最高26.4km/Lですが、新型スイフトのこのKC10型エンジンの燃費はJC08モード30km/Lを超えてくると言われています。

次期スイフトスポーツに搭載される1.4Lブースタージェットターボエンジン

先程の1.0Lブースタージェット・ターボエンジンのスペックから予想しますと、次期スイフトスポーツの1.4Lブースタージェット・ターボエンジンは、スイフトスポーツ専用のチューニングも行われ最高出力は150馬力になります。

スズキのターボエンジンは回転も軽くレスポンスも良いですから、それでターボの150馬力となるとかなり刺激的で強烈に速いと思います。

スイフトスポーツのターボについて

今までは自然吸気エンジンにこだわり続けてきたスイフトスポーツですが、いよいよ満を持してのターボ搭載となります。
今までターボが装備されていなかった乗用車にもターボが登場する日が来るかもしれません。

また、スズキは軽自動車を中心にSエネチャージなどの先進技術も積極的に採用車種を増やしてきています。もしかすると、スイフトスポーツにもターボエンジンと一緒に装着されるかもしれません。

最後に

スイフトスポーツのターボモデルについての噂は真実であるということが理解できましたでしょうか?
最後までお読みいただいた読者の皆様、ありがとうございました。

関連する記事

この記事に関する記事

この記事に関するキーワード

キーワードから記事を探す

TOPへ