2016/04/10
netzwish1177
「人馬一体」をいうコンセプトのもとに開発されたマツダ・ロードスター。運転の気持ちよさを追求し。絶対的な性能は二の次と言われていたこの車には、なんとターボ付きのモデルが設定されていたことがあるのです。メーカー純正のロードスターターボをちょっと覗いてみましょう。
ロードスター ターボ
マツダ・ロードスターといえば、自動車メーカーのマツダを代表する軽快さと楽しさが売りのスポーツカーです。軽量な車体に、そこそこのパワーでハイレスポンスなエンジン。そこから生み出される軽快な走りが魅力のロードスターに、まさかのターボモデルが存在したことがあったそうです。自然吸気エンジンに比べると、ターボ付きのエンジンはどうしてもレスポンス面において一歩譲る点があります。この記事ではメーカーの手によってターボ化されたロードスターに焦点を当てました。
ロードスター ターボは、ただエンジンの高出力化を狙ったのではなく、低回転域から高いトルクを発生させ、アクセルに俊敏に反応する「人馬一体」の走りを追求しているようです。インタークーラー付きのターボを追加したことに伴い、シャシーもチューニングされています。
ロードスターターボは、ビルシュタイン製サスペンション、17インチタイヤ等の足回りに重点を置いた変更が施されています。エアロパーツや内装にも多少の変化がみられるようです。
ターボチャージャーが装着され、一歩上のパフォーマンスを身に着けたロードスターターボ。その見た目はノーマルと変わらないように見えます。ロードスターターボには走りを感じるエクステリアの変化があるのかどうか見てみましょう!
ロードスター ターボ
派手なエアロパーツがついていたりするわけではないようです。ホイールは何だかスポーティな雰囲気ですね!
ロードスター ターボ
メーカーの純正オプションでしょうか?小振りなウイングがとっても可愛らしいです。それでも、雰囲気から何となくロードスターターボの「やる気」を感じます。
ロードスター ターボ
爽やかなオープンは可愛くて素敵ですが、ハードトップを装着すると「スポーツクーペ」という雰囲気が色濃く出てきます。ロードスターの素地の良さなのでしょうか、それともロードスターターボの「やる気」なのでしょうか?
ロードスター ターボ
小振りなウイングとも相まって、ロードスターターボが気持ちよくコーナーを駆け抜けてゆく姿が想像できます。
エクステリアに関しては、少なくとも「ロードスターターボだ!」と一発で見分けられるような大掛かりな変化はないようです。
ロードスター ターボ
エンジンルームをよく観察すれば、補器類等が見えるかもしれません。
エクステリアには大きな変化はどうやらなさそうなロードスターターボ。果たして、気になるスペックはどう変化しているのでしょうか?要チェックです。まずは、ノーマルなロードスターの代表として、NB型ロードスターのRSのスペックを見てみましょう。
1.8リッターのエンジンに160馬力。圧倒的なパワーとは言えませんが、街乗りからワインディング、果てはサーキットまで困らない、必要十分なスペックと言えるでしょう。車体の軽量さも相まって、初心者から上級者まで楽しく振り回すことが出来そうです。
さて、ロードスターターボのスペックはどうでしょうか?扱いやすさを重視したというメーカーの主張がどう表れているか、確認してみましょう。
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12馬力、4kg・mのパワーアップが図られています。注目すべきのは、馬力の発生回転数です。RSで6000回転で発生していた馬力ですが、ロードスターターボでは1000回転ほど低い5000回転で172馬力を発生しています。
ロードスターターボは、自然吸気エンジンのターボ化においてよくイメージされる「ドッカンターボ」化とは全く無縁の車のようです。むしろ最大馬力を発生する回転数が低くなっていることで、よりトルクフルで扱いやすくなっています。
ロードスターターボ
ターボに限らず、ロードスターにはワインディングロードが良く似合います。
果たして、ロードスターターボの走りは実際にどういうものなのか、動画を見てみましょう!
ロードスターターボが走る!4:40~
4分40秒からロードスターターボの紹介が始まります。軽やかに、俊敏にワインディングロードを駆けてゆきます。ドライバーの「この価格でこの走りなら納得!」という言葉がとても印象的です。
社外製ホイールを履いたロードスターターボ
ロードスターターボに限らず、ロードスターシリーズはアフターパーツの種類の豊富さも魅力的です。
国内で出回っている台数は350台!なかなかに希少な車と言えます。2016年現在においては新車販売されていないので、中古車を探すことになります。
ここまでロードスターターボの紹介をしてきましたが、いかがでしたでしょうか?ロードスターシリーズの中では異色のモデルですが、決して扱いづらいというわけではありません。ロードスターの走りの質感をターボで引き上げたワンランク上の「大人のロードスター」。それがロードスターターボです。運転が好きなオトナのみなさん、ぜひとも購入の選択肢に加えてみてはどうでしょうか?
お読みいただき、ありがとうございました。
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