ハイブリッド車並みの低燃費、マツダ「SKYACTIV-G」と「SKYACTIV-D」
2016/02/14
とっぱらや
CX-5からアテンザ、アクセラ、デミオそしてロードスターまで魂動デザインのマツダ新世代商品群。「勢」、「雄」、「跳」とモーターショーで発表されたマツダのコンセプトカーは何らかの形で市販されている。最近のモーターショーでのマツダの新型車、コンセプトカーを見てみる
マツダは2016年3月23日、3月25日から4月3日まで開催される「ニューヨークモーターショー2016」で「Mazda MX-5 RF(日本名:マツダ ロードスター RF)」を世界初公開すると発表した。
ニューヨークモーターショー「マツダ ロードスター RF」
ニューヨークモーターショー2016で公開されたマツダ ロードスター RFは、2015年6月に発売された4代目ロードスターのリトラクタブルハードトップモデルとして追加される。ソフトトップと同等の荷室容量を確保するとともに、走行中の開閉にも対応した。
ニューヨークモーターショー「マツダ ロードスター RF」
ロードスター RFは、現行のソフトトップモデルと同等となる130l(リットル)の荷室容量を実現した。現行のロードスターの荷室は、3代目と比較して底部の前後長を35mm、深さを36mm拡大し、機内持ち込みサイズのキャリーバックを2個積載できる。
ニューヨークモーターショー「マツダ ロードスター RF」
ロードスター RFのルーフを閉じた様子
ニューヨークモーターショー「マツダ ロードスター RF」
ロードスター RFのルーフを開けた様子
ロードスター RFのパワートレーンは、排気量1.5lと排気量2.0lのガソリンエンジンを市場ごとに適切なラインアップで展開する。北米仕様車は排気量2.0lのガソリンエンジンを搭載する。
マツダは2016年03月14日、4月29日から5月4日に一般公開される「北京モーターショー2016」において、新型クロスオーバーSUV『マツダ CX-4』を世界初公開すると発表した。
北京モーターショー「マツダ CX-4」
北京モーターショーで公開される「マツダ CX-4」は、「SKYACTIV(スカイアクティブ)」技術と「魂動(こどう)」デザインを全面的に採用した、マツダ新世代商品の最新モデルとなる。
マツダは2015年11月04日、新型3列ミッドサイズクロスオーバーSUV「マツダ CX-9」を11月20日から29日まで開催されるロサンゼルスモーターショー15において世界初公開することを発表しました。
ロサンゼルスモーターショー「マツダ CX-9」
ロサンゼルスモーターショー15で初公開された新型は、2世代目モデル。パワートレインには、新開発の「SKYACYIV-G 2.5T」を採用。先代の自然吸気の3.7リットルV型6気筒ガソリンからダウンサイズした2.5リットル直列4気筒ガソリンターボは、最大出力250hp/5000rpm、最大トルク42.8kgm/2000rpmを発生する。
ロサンゼルスモーターショー「マツダ CX-9」
マツダの最新の魂動デザインを採用し、力強いルックスを追求した。ボディサイズは全長5065mmと、先代比で30mm短縮。ホイールベースは55mm延ばし、室内とくに後席のゆとりを拡大した。
先代比で車両重量を最大約130kg軽量化した効果もあり、優れたパフォーマンスと燃費性能を両立させている。
ロサンゼルスモーターショー「マツダ CX-9」
第44回東京モーターショーにおいて、マツダは「飽くなき挑戦」を象徴するロータリーエンジンを搭載したスポーツカーのコンセプトモデル「Mazda RX-VISION」を、世界初公開しました。
東京モーターショー「マツダ RX-VISION」
「RX-VISION」は、デザインテーマ「魂動」にもとづき、マツダが考える最も美しいFRスポーツカーの造形に挑戦するとともに、次世代ロータリーエンジンの「SKYACTIV-R」を搭載した、マツダがいつか実現したい夢を表現したというコンセプトモデルです。
東京モーターショー「マツダ RX-VISION」
ロータリーエンジンは、三角形のローターが回転することによって動力を生む、独特の構造をもつエンジン。マツダは多くの技術的課題を乗り越え、1967年にロータリーエンジンの実用化に成功。その後も、唯一のロータリーエンジン量産メーカーとして、性能向上に取り組み、1991年のル・マン24時間耐久レースでレナウン・チャージカラーの787B 55号車が総合優勝。数々の実績をあげたロータリーエンジンは、マツダのたゆまぬ挑戦と創造を象徴する存在となっている。
東京モーターショー「マツダ RX-VISION」
現在は生産していないが、マツダはロータリーエンジンの研究・開発を継続している。「SKYACTIV-R」という名称には、SKYACTIV技術の開発時と同様に、「常識を打破する志と最新技術をもって課題解決に取り組む」という意味が込められているそうです。
マツダは2015年08月07日、9月17日から27日まで開催される「フランクフルトモーターショー」において、スポーティで洗練されたスタイリングおよび走りをもつクロスオーバーコンセプト『マツダ越KOERU』を世界初公開すると発表した。
フランクフルトモーターショー「マツダ 越 KOERU」
フランクフルトモーターショーで発表された「マツダ 越 KOERU」
ボディサイズは全長4600×全幅1900×全高1500mm。ホイールベースは2700mm。デザインテーマ「魂動(こどう)」に基づくエクステリアは、クロスオーバーSUVながら低く構えたクーペスタイルのプロポーションを持ち、「日本の伝統的な美意識にも通じる、研ぎ澄まされた“品格”の表現」にも注力したという。
フランクフルトモーターショー「マツダ 越 KOERU」
モーターショーにおけるマツダのコンセプトカー、並びに新型車発表について紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。このところ「SKY-ACTIV TECHNOLOGY」と「魂動デザイン」で大躍進のマツダですが、2017年をめどにミニバンの開発・生産から撤退するそうです。多人数が乗るクルマとして多目的スポーツ車(SUV)の人気が世界的に高まっており、それに注力するためだそうです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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