記事ID12959のサムネイル画像

追突事故は減る?増える?スバルのアイサイト機能をまとめました!

今回はスバルのアイサイトについてまとめてみました!各自動車メーカーで導入されている追突事故防止支援機能ですが、スバルのアイサイトはどのくらい事故を防いでいるのでしょうか?アイサイト機能を使用する上での注意事項なども合わせて紹介していきます!

アイサイト機能~なぜ追突事故が減るのか?~

アイサイトでなぜ事故が減るのか?まずはアイサイトの機能を紹介します!

アイサイトとは

富士重工業と日立製作所・日立オートモティブシステムズが開発した衝突被害軽減ブレーキのことを言います。
運転支援システムとして、さまざまな機能が追加されています。
2008年にアイサイトを搭載したレガシィが販売されました。
現在はVer.3となっています。

プリクラッシュブレーキ

車に取り付けられたステレオカメラで車や歩行者などを自動認識し、衝突の危険がある場合はドライバーに注意喚起を行います。
回避操作が行われない場合は自動ブレーキによる減速、停止を行います。
ドライバーが気づいて急ブレーキをかけた場合は急ブレーキをアシストする機能もあります。

全車速追従機能付クルーズコントロール

高速道路で、0km/h~100km/hの広い車速域で先行車に追従走行する機能です。先行車が停止すると減速、停止、停止状態を保持するシステム。ブレーキペダルの操作の負担を軽減してくれます。
Ver.3からはステレオカメラの広角化により車線変更してきた車に対してもすばやく対応できるようになっています。

高速道路の運転は長距離や渋滞で注意が散漫しがち、事故にもなりやすいので、この支援システムは大変助かりますね!
先行車との車間距離は3段階から設定できます。

アクティブレーンキープ

Ver.3から導入されたシステム。すべての車種に搭載されているわけではないようですが、この機能は高速道路で発揮されます。
ステレオカメラで走行車線両側の区画線を
認識してステアリング操作のアシストを行い、車線中央維持や車線逸脱抑制を行ってくれるようです。

注意散漫しがちな高速道路ではカーブや車線のはみ出しによる事故も少なくはありません。そんな時に車がカメラで認識して運転を支援してくれるんですね!

AT誤発進抑制制御・AT誤後進抑制制御

駐車時にブレーキとアクセルを間違えて操作した事故が報道されていますが、このアイサイトでは周囲の障害物を認識し、注意喚起を行い、エンジン出力を抑えて、急発進や急後進を防ぎます。

駐車場の急な飛び出しにも対応してくれたとのオーナー意見もあり、駐車場での事故を減らすにも一役買っていそうですね!

警告・お知らせ機能

・ふらつき警報
高速走行時にふらつきを検知すると警告を発します。
・車線逸脱警報
約40km/h以上で走行している際に車線から逸脱しそうになると警告を発します。
・先行車発進お知らせ
先行車が3km離れても車が発進しない場合に警告を発します

アイサイトは様々な状況を判断して、必要に応じて警告してくれるシステムですね!事故を減らすための操作をアシストするなど、かなりレベルの高いシステムです。

SUBARU IMPREZA/XV プロダクトムービー 「アイサイト(ver.3)篇」

こちらはアイサイトを紹介している公式ムービーです。文章ではわかりづらいところも動画を見れば一目瞭然です!

アイサイト機能~実際はどうなの?~

アイサイト機能が搭載されて、実際に事故は減ってるのでしょうか?

アイサイトを搭載して事故件数が6割減

富士重工が2010年~2014年度の間で販売したスバル車の人身事故件数を調査していたようです。
その結果、アイサイト搭載車は非搭載車に対し、1万台当たりの件数が、車両同士の追突事故では約8割減、対歩行者事故では約5割減、調査対象全体では約6割減と発表しました。

アイサイトの機能により確実に事故は減っていることがわかりますね!
保険会社も事故軽減の機能を認め、アイサイトのような機能を搭載している車の保険を安くしたりしているようです。

スバル レヴォーグ アイサイト ぶつからないクルマ 体感試乗してみた

実際、自動ブレーキが作動するとどうなるのか体験映像です。結構衝撃があるみたいです。

アイサイト ver.3が進化

こちらはアイサイトがVer.3となってどう進化したのかを解説している動画です。車がどんどんハイテクになってきています。

アイサイト…万能ではない

ハイテク化が著しいアイサイトですが、万能ではありません。あくまでカメラが認識できる範囲に限られるので、カメラで認識できなければ作動しませんし、微妙な場合は誤作動もあります。

多くの事故を防ぐことができる一方で、アイサイトで事故をもたらす可能性もあります。

スバル アイサイト(ver3.0) 自動ブレーキ 誤作動!? 危険

認識力が高いが人間ほど状況を判断しきれないからこそ起きた事例です。今回は事故にはつながらなかったようですが、もしかしたら事故になっていたかもしれない。

高速道 落下物 アイサイトは反応せず!

カメラが認識できなければアイサイトは作動してくれません。過信すぎると事故になっちゃいますね!

事故を起こさないために注意したいこと

運転”支援”システム

アイサイトはあくまで運転”支援”システムです。過信しすぎると、逆に事故を起こしてしまいます。
普段から車間をあけて運転する、高速道路などでは休憩をとりながら運転するなど、事故を起こさないように運転者が気を付けなければなりません。

条件や状況によって

アイサイトを搭載しても事故が起こる可能性はあります。また、アイサイトの誤作動により事故が起こる可能性もあります。

アイサイトを搭載していてもドライバーは安全運転をしっかり行わないといけませんね。

アイサイト機能~実装されている車種は?~

ここではアイサイトが搭載されている車を紹介していきます!

レガシィ アウトバック

ワゴン/SUV
アイサイトVer.3搭載
税込3,186,000円~

レガシィ B4

セダン/スポーツ
アイサイトVer.3搭載
税込2,916,000円~

レヴォーグ

ワゴン/スポーツ
アイサイトVer.3搭載
税込2,775,600円~

WRX S4

スポーツセダン
アイサイトVer.3搭載
税込3,348,000円~

EXIGA クロスオーバー7

SUV
アイサイトVer.2搭載
税込2,754,000円~

フォレスター

SUV
アイサイトVer.3搭載
税込2,149,200円~

インプレッサ スポーツ/ハイブリッド

ワゴン
インプレッサ スポーツ Ver.3搭載
インプレッサ スポーツ ハイブリッド Ver.2搭載
税込2,257,000円~

インプレッサ G4

セダン
アイサイトVer.3搭載
税込2,257,000円~

XV/ハイブリッド

SUV
XV Ver.3搭載
XV ハブリッド Ver.2搭載
税込2,289,600円~

現状はアイサイトVer.3とVer.2の搭載が混在している状態なので、車の購入時はしっかり確認してから購入するといいみたいですね!

追突事故防止支援機能アイサイト~まとめ~

いかがでしたか?

今回はアイサイトの事故を防止する機能についてまとめてみました!どんどんハイテク化していく車とはいえ、完全ではありません。運転はあくまでドライバーが主体です。事故を起こさない運転を心がけたいですね。アイサイトの機能はイベントで体験できるので、週末はお近くのスバル販売店に足を運んで実体験してもいいですね!

最後まで読んでいただきありがとうございました!

関連する記事

この記事に関する記事

この記事に関するキーワード

キーワードから記事を探す

TOPへ