2016/11/25
takayuki0722
最近はSUVとアイサイトなどの安全性で販売で注目を浴びているスバル。しかし、その真骨頂はやはりスポーツカーでしょう!今回は、そんなスバルの中で異彩を放つスポーツカーに焦点を絞ってご紹介いたします。改めてスバルのスポーツカーの魅力に触れてみてください。
ミニバンやSUVが持て囃される昨今、スポーツカーの販売はを少なくなりつつありますが、心のどこかにスポーツカーへ憧憬はあるのではないでしょうか?
今回はスバルのスポーツカーを紹介したいと思います。スバルと言えば何かとSUVに目が向きがちですが、スバルのスポーツカーもかなり注目に値する車ばかりです。ではそんなスバルのスポーツカーを見ながら、その魅力に迫りたいと思います。
スバルWRX S207
4ドアセダンでありながら、そのスペックは正真正銘のスポーツカー!約600万円の販売価格はスバル車の最高額を更新。しかし限定台数400台はすでに完売の模様です。
それではそもそもスポーツカーってどんなクルマのことなのでしょうか?イメージ的には「速く」て「カッコよく」て「実用には不向き」なイメージでしょうか?
スバルWRX S207
日本においては、運動性能を重視した車のうち、「スポーツカー」は公道で走ることを主な目的として設計されているクルマの総称で用いられていますが、現在は明確な線引きはハッキリしていません。
様々なスポーツカーと呼ばれるクルマに共通することは、快適性よりも走行性能を重視し、デザイン、インテリアにもその性能が表現されているクルマではないでしょうか。
それでは、早速スバルのスポーツカーをユーザーの声も交えながら紹介していきますね。
スバルBRZ
2012年〜製造されているスバルBRZ
BRZは、2012年にスバルがトヨタと共同開発したスポーツカーです。トヨタブランドでは兄弟車のトヨタ86として販売され、生産は両車とも富士重工業群馬製作所本工場にて行なわれています。エンジンは、スバルが開発した水平対向4気筒DOHCのFB20型をベースに、トヨタの直噴技術である「D-4S」を組み合わせた新開発のFA20型を搭載しています。
スバルBRZ
BRZは、スポーツカーの典型的なスタイルで、独立したトランクを有するロングノーズショートデッキの3ボックス・ノッチバックスタイル、サッシュレスドアを採用しており、エクステリアデザインの特徴は、従来のライトウェイトスポーツカーと大きく異なる、張り出しや重量感のあるものとなっています。
『エクステリアが購入の決め手でした。フェンダーが適度に盛り上がり、且つ無駄なラインがなくスッキリしてます。もともと背の低い車のデザインには興味がありませんでしたが、適度にボリュームがあり、うまくまとまっていると思います。フロントオーバーハングも大きくなく、スポーティーです。ドアミラーも三角窓の部分からでる方が好きでしたが、この車に関しては気になりません。』
『見た目は大事ですよね。外観デザインに惹かれて買いましたので、エクステリアは十分満足です。特にリアのフェンダー周りには惹かれます。回頭性は非常に良いです。交差点でも楽しい。FRなので当たり前なのかもしれませんが、FF、AWDにしか乗ってこなかったので、このハンドリングは相当楽しいです。』
『走行性能ですが、峠の道で雨の日、ヘアピンカーブをいとも簡単にまがったグリップ性能には脱帽です。加速も、文句ありません街乗りでは、落ち着いて、すこしスポーティーに走りたければそれなりの走りをする。ドライバーの意図にしっかりと答えてくれる車です。』
『結局のところ、これが購入の決め手だったと思います。発売前からいろいろな予想図がありましたが、価格との折り合いが付く中ではダントツに素敵だと思えました。購入後も知り合いはもちろん、見ず知らずの人にも『カッコいい!』と言われてうれしいです。』
『まさに「コーナーリングマシン」、コーナーが続くとカミソリのようにクリアできる。
ロールもほとんど無く、トラクションコントロールもよく効き、雨でも不安がない。
装着されているタイヤのお蔭か路面状態に関係なくレールの上を走っているようで、自分がうまくなったような気がする。』
スバルBRZ
水平対向エンジンの採用で搭載位置がかなり低いことがわかりますね。
全長 4,240mm×全幅1,775mm×全高1,300mm
ホイールベース 2,570mm
エンジン 水平対向4気筒DOHC 2,000cc
最高出力 147kW (200PS)/7,000rpm
最大トルク 205N·m (20.9kgf·m)/6,400-6,600rpm
変速機 6速MT/6速AT
駆動方式 FR
サスペンション 前:ストラット / 後:ダブルウィッシュボーン
価格 2,408,400円(Rカスタムパッケージ)〜3,007,800円(S)
スバルBRZはトヨタとの共同開発によって誕生した、スバルの中でも異彩を放つクルマですが、その走りに対する考えはまさにスバルのスポーツカーと呼ぶにふさわしいクルマです。発売時より毎年年次改良を受けて、ますます魅力のあるスポーツカーへと熟成されています。特に後輪駆動のスポーツカーに興味のある方は是非一度試乗をおすすめします。
スバルWRX STi
スバルWRX STiは、2014年に行われた北米国際オートショーで発表されました。WRXとは従来、インプレッサのスポーツバージョンにつけられていた名称であり、先代インプレッサのマイナーチェンジによって初めてインプレッサの名前が外れ、「スバル・WRX STI」として販売されていました。そして今回のフルモデルチェンジにあたり、インプレッサとは独立した車種として開発され、発売されました。
スバルWRX STi
スバルWRX STiのデザインは、フロントグリルにスバルの共通デザインアイデンティティであるヘキサゴングリルが採用され、コの字型のLEDポジションランプが配されたホークアイヘッドランプが組み合わせられています。Aピラー前端は従来のWRXに比べて200mm前方となっており、これにより流麗なデザインを可能にしています。リアデザインについては、ディフューザー一体型のリアバンパーが採用され、全車マフラーは4本出しになっています。
ズバルWRX STiのエンジンは、先代WRX STIからキャリーオーバーされた2.0L 水平対向4気筒のデュアルAVCS ツインスクロールターボエンジンのEJ20型が搭載され、6速MTが組み合わせられています。
スバルWRX STiの駆動方式は、スバル独自のシンメトリカルAWDを採用しています。センターデフは電子制御式+機械式の2つのデフが組み込まれたDCCD(ドライバーズコントロールセンターデフ)が採用され、フロントにはヘリカルLSDが、リアにはトルセンLSDが装着されています。
『現行WRXはインプレッサ派生のWRXから独立して落ち着いた印象がある大人のセダンになりました。先代の必須アイテムの大げさで恥ずかしい羽はオプションとなり、不釣合いな金色ホイールは無くなりガンメタになりました。写真では腰高に見えますが実写は低く身構えた豹のように精悍な顔つきでスポーツカーの雰囲気が漂います。』
『EJ20の弱点である低回転域の弱トルクが完全に解消され街中でも非常に乗りやすいです。iモードが前車と同じ加速ですが通常使うSモードでは力強い加速です。高速で6速にしてもシフトダウンすることなくガンガン加速していきます。さらにS#モードを選択すると猛り狂ったように加速していきます!』
『高速走行時や雨天走行時の安定感こそAWDと低重心低振動の恩恵である。おそらく雪や凍結路面でもタイヤがよっぽどだめでなければ他社の車より圧倒的に安定しているはず。車線変更や急ハンドルでの安定感は今までのSTIの中で乗り心地重視でセッティングされた足でも一流。』
スバルWRX STi
全長 4,595mm×全幅1,795mm×全高1,465mm
ホイールベース 2,650mm
エンジン 水平対向4気筒DOHC 2,000ccツインスクロールターボ
最高出力 227kW (308PS)/6,400rpm
最大トルク 43.0N·m (422kgf·m)/4,400rpm
変速機 6速MT
駆動方式 AWD
サスペンション 前:ストラット / 後:ダブルウィッシュボーン
価格 3,790,800円(WRX STi)〜4,114,800円(WRX STi TypeS)
WRX STiはデザイン的には4ドアセダンですが、その走行性能はまさにスポーツカーそのものですね。スバル独自の水平対向エンジンのパワーをシンメトリカルAWDという技術で4輪にあますところなく伝え、安全にそのパワーを体感することができるクルマです。スタイルの好き嫌いはあると思いますが、その4ドアという便利性は、日常的な場面で利便性が高く、シチュエーションを選ばないので、永く所有できるのではないでしょうか。
スバルBRZ ts
2015年に販売されたBRZ tsは、約400万円の価格にもかかわらず、限定台数の300台を完売。その人気の高さが伺われます。
さて、いかがでしたか?
スバルのスポーツカーは、やはりその走行性能の高さで、たくさんのユーザーに支持されていることがわかりました。今回ご紹介した2台は2ドアクーペに4ドアセダン、見た目は全く違いますが、その走りへのこだわりは共通するものでした。これを機会にSUVだけじゃなく、スバルのスポーツカーにも興味を持ってもらえれば幸いです。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
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