スバル幻のクロスオーバーSUV!スバルトライベッカの魅力とは?
2015/11/18
Hiro-X
日本ではミニバン、SUVと同様にコンパクトカーの人気は凄いですよね。今回はそんなコンパクトカーをスバルが作るとどうなるか、他社との比較を交えながら見ていきます!スバルのコンパクトカーにはどんな車があるのでしょうか?スバルのコンパクトカーの魅力に迫ります!
スバルのコンパクトカーをご紹介する前にこの「コンパクトカー」についてちょっと説明しますね。「コンパクトカー」とはクルマを形によって分類した際に使うカテゴリーの名前の1つです。
スバルインプレッサスポーツ 1.6i-Sアイサイト
コンパクトカーとは、全長4,400mm級以上の一般的な「中型車」や「大型車」と区別して、こう呼ばれており、そのうち軽自動車以外の登録車を指すのが一般的になっています。
日本では、一般的に普通車のうち全長がおよそ4,200mm程度、全幅がおよそ1,700mm程度までの「5ナンバー枠」のサイズで、形はハッチバックやトールワゴンなどの2BOXタイプボディをコンパクトカーと言うのが主流です。場合によってはコンパクトカーの中にCセグメントも含まれることもあります。コンパクトカーの排気量は1,000 - 1,500ccクラスの直列4気筒のものが主流ですが、一部グレードや姉妹車に1,500cc超、車種によってはV型6気筒3,500ccもの大排気量エンジンを搭載しているコンパクトカーもあります。
スバルトレジア
スバルトレジアは、トヨタ自動車が製造し、スバルが販売するコンパクトトールワゴン。2代目ラクティスの姉妹車(OEM)であり、3代目ヴィッツをベースとしています。
スバルトレジアは、そのコンパクトなボディサイズと、運転しやすいシートポジションによる広い視界で小回りの効く快適な走りを実現しています。搭載エンジンは1.3Lと1.5Lで、トランスミッションはCVTが組み合わせられています。またAWDを除く全車にアイドリングストップが装備されていて、燃費性能も向上しています。
スバルトレジアはトヨタの「ラクティス」OEMですが、開発にはスバルの技術陣100名以上が関わっています。足回りにもトールワゴンタイプとしては全高が低く、その分重心位置が低いので、一般的なハッチバック車のような走行性能が望める点にあります。それでいて、スペースユーティリティーは通常のハッチバック車を凌ぐものがあり、バランス感覚に優れた車と言えるでしょう。FFにしてはなかなかスポーティーな仕上がりと言えます。
スバルトレジアは、トヨタの「ラクティス」のOEMですが、開発段階からスバルの技術者を送り込み、商品化してきたためスバル独自の路線が強調され、バンパーやグリルのみならず、ボンネット、フロントフェンダー、ヘッドライト、リヤガーニッシュ(鍍金仕上げ)、リヤコンビネーションレンズにも専用品が与えられています。特にウイングモチーフのフロントマスクは、スバルのラインアップにふさわしい顔つきになっています。
【スバルトレジアのボディサイズ】
全長 3,990mm x 全幅1,695mm x 全高1,585mm
ホイールベース 2,550mm
【スバルトレジアの価格】
1.3i 2WD CVT 1,628,000円
1.3i-L 2WD 1,793,000円
1.5i 2WD 1,698,000円 AWD 1,811,000円
1.5i-L 2WD 1,899,000円 AWD 2,013,000円
1.5i-S 2WD 2,018,001円 AWD 2,131,000円
スバルインプレッサスポーツ 1.6i-Sアイサイト
インプレッサは、スバルが生産・販売する乗用車である。1992年に発売を開始し、2011年からは4代目が発売されています。
また、4代目からはサブネームを改め、5ドアハッチバックを「スポーツ」4ドアセダンを「G4」と分け、「New Value Class」をコンセプトに、「スタイリッシュな外観と質感の高い内装」の実現と、自動車の本質的な愉しさである「走りの気持ちよさ」、そして、さらなる「環境性能」の向上を主要テーマに掲げて開発されました。コンパクトカーながらも質感と走りにより磨きをかけています。
スバルインプレッサのエンジンは、全面刷新された新世代「BOXERエンジン」が採用され、1.6L車は3代目から100ccアップした排気量分をトルクアップに使うことで、全ての回転域においてトルクを向上。コンパクトカーながら3代目の2.0L車と遜色ない加速性能を実現するとともに、3代目の1.5L車と比較して約20%の燃費向上も実現しました。
2.0L車はフォレスターに採用のFB20型に置換。従来型に比べ、約27%の燃費向上を実現するとともに、中速領域のトルクも向上したことで、2.5L車並の加速性能と、アクセルを軽く踏み込むだけでも素早い加速が感じられるレスポンスの良さを実現した。トランスミッションは既にレガシィやエクシーガ等で採用しているチェーン式CVT「リニアトロニック」を採用するが、本車種用にパーツやレイアウトを最適化した改良型を搭載。
スバルインプレッサ アイサイト装着車
スバルインプレッサには、運転支援システム「アイサイト」搭載車が設定されています。アイサイト(ver.3)とは、ステレオカメラで常に前方を監視し、必要に応じて自動ブレーキなどの制御を行う運転支援システムです。
アイサイト(ver.3)では、ステレオカメラを刷新し、視野角と視認距離を約40%拡大することで認識性能を向上。さらにカラー画像化によってブレーキランプの認識も実現しています。これにより従来の運転支援機能を進化させるとともに、ステアリング操作のアシストや誤後進の抑制など、新たな機能も搭載。逆光などの悪環境下での作動安定性も高めています。
また、スバルインプレッサは、コンパクトカーにもかかわらず、国土交通省と独立行政法人 自動車事故対策機構(NASVA)が2014年度に新たに追加した安全性能評価試験「予防安全性能アセスメント」で、アイサイト(ver.3)搭載車が40点満点で最高ランクを獲得。アイサイト(ver.3)の優れた予防安全性能が高く評価され、「先進安全車プラス(ASV+)」を獲得しています。
【スバルインプレッサスポーツのボディサイズ】
全長 4,420mm x 全幅1,740mm x 全高1,465mm
ホイールベース 2,645mm
【スバルインプレッサスポーツの価格】
<1,6L DOHCエンジン搭載車>
1.6i 2WD(リニアトロニック)1,598,400円〜
1.6i-S アイサイト AWD(リニアトロニック)2,138,400円
<2.0L DOHCエンジン搭載車>
2.0i 2WD(リニアトロニック)1,911,600円〜
2.0i-S アイサイト AWD(リニアトロニック)2,419,200円
特別仕様車 2.0i アイサイト アクティブスタイル
AWD(リニアトロニック)2,548,800円
スバルのコンパクトカーを2台ご紹介してきました。最近はSUVのイメージが強いスバルですが、走行性能、アイサイトなどの運転支援システムなど、その全てにおいてスバルのコンパクトカーへのこだわりが感じられますね。コンパクトカーにおいても安全で走りのいいのイメージが強くなったのではないでしょうか?
さて、これまでスバルのコンパクトカーをご紹介しましたが、他のメーカーにはどのようなコンパクトカーがあるのでしょうか?ここではそんな他メーカーのコンパクトカーに迫りたいと思います。
マツダ アクセラ 20S Touring L Package
マツダアクセラは、2003年にコンパクトカーファミリアに変わって販売された世界戦略車です。現在のモデルは3代目にあたり、2013年に発表発売されました。
マツダアクセラスポーツには、マツダ期待のSKYACTIV TECHNOLOGYを、従来型のエンジン・トランスミッションに加え、ボディとシャシーにも拡大して全面採用しました。また、エンジンは「SKYACTIV-G 2.0」1.5L車には大幅なトルクアップと、燃費向上を実現した新開発の直噴エンジン「SKYACTIV-G 1.5」を採用しました。さらに、日本国内向けアクセラでは初となるディーゼルエンジン「SKYACTIV-D 2.2」搭載車を設定。トランスミッションには先代の6速AT「SKYACTIV-DRIVE」に加え、コンパクトカーとの相性も良い、手首の返しだけでシフト操作ができる6速MT「SKYACTIV-MT」も設定されています。
また、安全面に関しても、コンパクトカーにもかかわらず、事故を未然に防止するアクティブセーフティ技術、事故にあうリスクや被害を軽減する衝突被害軽減ブレーキ、事故の被害を軽減するパッシブセーフティ技術、ドライバーの運転を支援する機能を備えた「i-ACTIVSENSE」も採用されています。
【マツダ アクセラスポーツのボディサイズ】
全長 4,460mm x 全幅1,785mm x 全高1,470~1,480mm
ホイールベース 2,700mm
【マツダ アクセラスポーツの価格】
<1,5L DOHCエンジン搭載車>
15C 2WD(6MT)1,760,400円〜
15S ツーリング 4WD(6EC-AT) 2,354,400円
<2.0L DOHCエンジン搭載車>
20S 2WD(6MT)2,278,800円〜
20S ツーリングLパッケージ 2WD(6EC-AT)2,559,600円
<2.2L ディーゼルエンジン搭載車>
XD 2WD(6MT)3,067,200円
XD 4WD(6EC-AT)3,067,200円
日産ノート X DIG-S
日産ノートは、2005年に販売された世界戦略車です。現在のモデルは2代目にあたり、2012年に発表発売されました。コンパクトカーながらも上質で快適なインテリアと性能と燃費を両立させたモデルです。
2代目の日産ノートは、エンジンを先代の1.5L/1.6L直列4気筒から1.2L直列3気筒にダウンサイジングされ、直噴ミラーサイクルエンジンと高効率スーパーチャージャーを組み合わせており、1.2Lガソリンエンジンとしての燃費性能を極限まで追求しながら、1.5Lに匹敵する力強さを両立させるために日産の高度な技術を惜しみなく投入した新世代エンジンです。
また、燃費に影響を与えるフリクションロス(摩擦抵抗損失)やポンピングロス(吸排気損失)を低減するミラーサイクル方式を採用。さらに燃焼室内に燃料を直接噴射し、燃料効率を高める直噴システムを搭載することで、優れた低燃費を実現しています。
日産ノートは、コンパクトカーにもかかわらず、国土交通省と独立行政法人 自動車事故対策機構(NASVA)が2014年度に新たに追加した安全性能評価試験「予防安全性能アセスメント」で、「先進安全車プラス(ASV+)」を獲得しています。
【日産ノートのボディサイズ】
全長 4,100mm x 全幅1,695mm x 全高1,525mm
ホイールベース 2,600mm
【日産ノートの価格】
<1.2L DOHCエンジン搭載車>
X 2WD(CVT)1,464,480円〜
アクシス 4WD(CVT) 1,978,560円
<1.2L DOHCスーパーチャージャーエンジン搭載車>
X DIG-S 2WD(CVT)1,694,520円〜
アクシス 2WD(CVT)2,029,320円
それでは、実際にスバルのコンパクトカーをご購入のユーザーの声をご紹介します。
スバルトレジア
『1.5 VVTIは踏み込んだときとそうでないときで全然性格の違うエンジンになります。AE86を彷彿させるような吹け上がりでなかなかの加速を見せてくれます。スポーツモードONとパドルシフトによる操作は気分を盛り上げてくれます。』
『フロントはラクティスとは違ったスバルらしい顔立ちになってますね。前から見たらミニバンと間違えるような重量感あるデザインになってると思います。』
『全体的に満足ですね。インプレッサスポーツにも惹かれましたが燃費や取り回しなど考えてトレジアに決めましたがこの車にしてよかったです!同じ車を街中で見ることもないのでそこも良いですね!』
スバルインプレッサスポーツ
『今までは2リッター車にしか装備されてなかったアイサイトが1.6にもついたのは非常にありがたい事です。カタログデータ上では2リッターの方が燃費が良いのですが、実用上はおそらく1.6の方が上でしょう。』
『スポーツカーではなく、SUVでもない中途半端なクラス帯かと思いますが、コンパクトカーでは小さすぎるがSUVはデカイというユーザにオススメなクルマだと思います』
『アイドル時や高回転時の振動が非常に少ないです。これはエンジンが水平対向4気筒だからかと思います。加えて、平らなエンジンのために車体の重心が低く、走行中の安定感がとてもよいです。』
『1600cc+リニアトロニックとの組み合わせでカタログの謳い文句通り1500ccクラスの燃費性能と2000ccクラスのパワーがあるなと感じます。高速道路は最初はもうちょっと余裕が欲しいかなとは思いましたが、慣れると全く問題ありません。』
スバルインプレッサスポーツ
さて、いかがでしたか?
スバルのコンパクトカーについて他社との比較を中心に見てまいりました。コンパクトカーというジャンルは、ミニバンや軽ワゴン同様、最近人気が上昇してきています。その中でスバルのコンパクトカーは、走行性能や安全性の高さが目につきました。環境にもお財布にも優しいコンパクトカーをスバルのコンパクトカーとともに再度見直してみてはいかがでしょうか?
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