スバルVIZIV!コンパクトSUVカテゴリーへいよいよスバルも展開?!
2015/11/05
kimi.u.
スバルが2005年から2014年までの9年間、海外専用モデルとして販売されていたスバルトライベッカとは、一体どんなクロスオーバーSUVだったのか?一時は国内導入も噂されたスバルトライベッカの魅力を、様々な面から改めて調べてみました。
スバルトライベッカ
スバルトライベッカは、スバルが2005年からアメリカ・インディアナ州のSIA工場で生産された5ドアクロスオーバーSUV。販売は当初、米国とカナダのみでしたが、2006年以降メキシコとヨーロッパ大陸でも販売されました。また、オーストラリア、タイ、イギリス向けに右ハンドル仕様も生産されていました。
スバルトライベッカのエンジンは、当時レガシィシリーズに搭載されていた3000cc水平対向6気筒エンジンを搭載、最高出力は250HPでした。マイナーチェンジにより、中低速でのパワー不足が指摘されていたエンジンも変更し、排気量を3600ccに拡大した新エンジンを搭載しました。
スバルトライベッカ
・全長 4,822mm
・全幅 1,878mm
・全高 1,686mm
・ホイールベース 2,749mm
・車両重量 1,925kg
それでは早速、スバルトライベッカを性能・デザイン・価格など、ユーザーレビューも交えながら、様々な面から見ていきましょう!
スバルトライベッカの性能はどのようなものだったのでしょうか?それでは見ていきましょう!
スバルトライベッカ
スバルらしい水平対向エンジンと、シンメトリカルAWDがもたらす卓越した走行性能や、当時のスバルのデザインアイデンティティーである「スプレッドウイングズグリル」や未来感のあるインテリアなどアピールしていました
スバルトライベッカは基本のプラットフォームをスバル・レガシィと共用していますが、リヤサスペンションは専用のダブルウィッシュボーン式サスペンションを採用しています。乗車定員は3列シートの7名、もしくは2列シートの5名が設定されています。
その未来的なインテリアは一応の評価でしたが、スプレッドウイングズグリルやヘッドライトは不評で次のマイナーチェンジで一新されました。
スバルトライベッカ エンジンルーム
・最高出力 250hp/6,600rpm
・最大トルク 219lb.-ft./4,200rpm
・変速機 E-5AT
・駆動方式 4WD(フルタイムAWD)
それでは、実際に所有しているスバルトライベッカのユーザーレビューを見ていきましょう!
『この車、大きさを感じません。1875ミリの車幅を生かした広いトレッドでインプレッサみたいに走る。FLAT6、3Lエンジンももっともっとと回りたがる。まあ燃費はあれですが、気持ちいい。』
『トライベッカで山道走ったとき、ハンドリングのよさに驚きました。あの大きな車体が、わずかにロールしながらカーブをすり抜けていく。全幅1875ミリいっぱいのトレッドに255のタイヤ。このトレッドがハンドリングに大きく効いています。』
スバルトライベッカは見た目の大きさとは裏腹に、走行性能は非常にいいみたいですね。ユーザーもその走行性能には好評をつけていました。
では続いて、スバルトライベッカの乗り心地とデザインについて見ていきましょう!
スバルトライベッカ
スバルトライベッカは2008年モデルで賛否両論あったフロントフェィスをチェンジを行いすっきりしたフロントマスクになりましたが、以前のようなスバルらしさは無くなりました。
スバルトライベッカ
曲線を生かしたスバルトライベッカのインテリアは、発売から12年経過した今見てもそれほど古さを感じさせないデザインです。
スバルトライベッカ
スバルトライベッカのシートですが、リアシートもクッション厚があって、2列目も座り心地が良さそうです。ただ3列目はやはり補助席感は否めませんね。
それではスバルトライベッカの乗り心地とデザインについて、ユーザーレビューを見ていきましょう!
『トライベッカ、3列目たたむと結構スクエアなカーゴスペースがあって使いやすいです。
12V DCアウトレットも3列全てに使えるよう4個もあるし。2列目シートのシートバック起こすと本当にスクエア。4人乗って人数分の海外旅行バックもたいてい飲み込めます。』
『トライベッカ、レガシィ・アウトバックとも違い完全新設計のリアサスペンションらしいですが、これは凄いわ。さすがスバルのAWDでこんな使い方も考えてくれているのですね。脱帽。』
『ハイウエイからオフロードまで7人乗りの大柄なボディで軽くこなします。ものすごく安心感あります。なんで、こんないい車、日本で売らないのですかね?』
それでは気になるスバルトライベッカの価格について見ていきましょう!
スバルトライベッカ
発売当初は3000ccだったエンジンは、マイナーチェンジとともに3600ccへ変更され、2列シート仕様の5人乗りは廃止、3列シート7人乗り専用となりました。
スバルトライベッカの主なグレードの価格は、以下のようになっています。
・3.6Rツーリング
3万5795ドル(約320万円)
・3.6Rリミテッド
3万2495ドル(約290万円)
・3.6Rプレミアム
3万0495ドル(約275万円)
スバルトライベッカ
2005年から生産されたスバルトライベッカは、他のスバルブランドであるアウトバック、フォレスターなどの大型化によって、販売台数も落ち、9年後の2014に生産を終了しました。
さていかがでしたか?今回はスバルトライベッカを性能面を含め、様々な角度から見てきました。販売は終了していますが、クロスオーバーSUVというコンセプトは、まさに今全盛期を迎えてます。
これをきっかけにクロスオーバーSUVを再度見直してみるのもいいですね。ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
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