スバルのフラッグシップモデルセダンレガシィB4。その実力は?
2015/11/16
日野義之
東京モーターショー2015において、コンセプトカーとしてですが、スバルVIZIV FUTURE CONCEPT の名のもとにコンパクトSUVが登場しました。スバルVIZIVはどのような性能、機能、デザインがちりばめられているのでしょうか。
ではスバルVIZIVの基本的な情報をまずまとめておきますね。
スバルVIZIVの特色
今回、ヴィジヴ フューチャー コンセプトは「安心で愉しい」クルマのモデルで、わくわくアクティブに出かけたくなるフォルムとアイサイトをさらに進化させた自動運転技術や、ダウンサイジングターボとハイブリッドシステムの融合したパワーユニットの採用などで魅力いっぱいになっています。
とりわけエンジンは、次世代のダウンサイジング直噴ターボにより性能を向上させていて、ハイブリッドは、XVハイブリッドのシステムはさらに進化しています。
スバルVIZIVはコンパクトSUV。
先進の機能を満載の上で、さらに楽しく走れるようにされています。
このようにスバルVIZIVはコンセプトモデルでありますが、リアルに登場してもおかしくない状態で出品されています。ではさらにスバルVIZIVの性能や機能などを見ていきましょう。
スバルVIZIVの性能はいかがでしょうか。安全面での進化も著しいです。
スバルVIZIVの先進の安全性 テレマティクス
スバル独自の「アイサイト」の進化やテレマティクスによるつながる技術を融合させています。高度な前方の認識と全方位レーダーの組み合わせにより、車両周囲のリスクを把握しています。そして高精度GPS、地図データを活用して、自車位置を特定し、カーブ、車線等に応じた制御を行なえるようです。これらの技術により、衝突回避に加え、車両、自転車、歩行者との全方位での衝突回避を実現します。さらに、高速道路上における自動運転や駐車場での自動駐車を目指しています。
これだけの技術を実現させるのはすごいことだと思います。スバルVIZIVはただの遊びクルマではないと言えます。みんなが夢描いていた技術がまさに実現しそうですね。
HMI(ヒューマンマシンインターフェイス)
テレマティクスやHMI(ヒューマンマシンインターフェイス)の技術進歩により、走行経路の状況(交通環境、天気等)を先回りして読み込み、ドライバーとクルマの情報共有を実現しています。さらに、ドライバーのライフスタイルをサポートするためのインフォメーション提供を行うなど、自動運転による移動を安心でワクワクするものにできます。
このようにドライバーが行ってみなければ分からないといった状況に陥らないように、あらかじめ安全で快適な移動のためのアシストを行なってくれるのはすごい性能ですね。
パワーユニットに関しても次世代ハイブリッドシステムとダウンサイジングターボとの組み合わせによる大幅な燃費向上と、スムーズな加速性能により、走りと経済性を両立しています。
またダウンサイジングターボをさらに進化させ最適化し小型・軽量化に成功しています。
スバルVIZIVの性能はどのように評価されているか。
スバルVIZIVはまだコンセプトカーですので、今回の東京モーターショー2015でワールドプレミアされたばかりです。メディアや自動車評論家の皆さんの評価の声を調べてみましょう。
「スバルVIZIVの性能から見て、『市販直前の型に近い』ということが感じられる。詳細はもちろんまだ発表されていないのでわからないが、『次の世代のフォレスター』かも(サイズは少し小さいが)。」
「ここまで完成度がありリアルなのに、現在のスバルのラインナップ上には存在しないカテゴリの「VIZIV FUTURE CONCEPT」です。それで、これはスバルが新たにコンパクトSUVカテゴリーへ参入することを示唆しているのかもしれません。」
このようにメディアや自動車評論家の皆さんの声からわかるように、コンセプトと名を付けていますが、実際のリアルに走れるほどの裏付けと装備がすでになされているのは確かのようですね。
ではさらにスバルVIZIVのデザインや機能についてさらに調べてみましょう。
スバルVIZIVのエクステリア
塊感のあるボディは、ヘキサゴングリルと力強さを感じさせるボディが特徴で、「アクティブギア」を彷彿させるデザインやフォルムになっています。
スバルVIZIVのインテリア
スバルVIZIVのインテリアはベージュと黒のコントラストと共に、エクステリア・インテリア共通のカラーとしてオレンジを用いて「スポーティで愉しい空間」をもたらしています。
スバルVIZIVのフロントシート
視界が良く、ドライブそのものも楽しめる空間になっています。
スバルVIZIVのパッケージング。
スバルVIZIVのパッケージングも十分なものがあり、遊びにも旅行にも不足がありません。
このようにスバルVIZIVのデザインは「スバル×アクティブライフ」のように、安心してさらに活動的になれるように乗る人を楽しませてくれるものとなっています。
シンメトリカルモーターAWD
シングルモーターをリヤアクスル同軸上に配置することにより、プロペラシャフトがなくなりました。それでフラットなフロアによって広々した室内空間が快適になりました。
他にもスバルVIZIVの装備は乗る人を快適にさらに安全に移動させ、さらにそこからアクティブな活動を楽しませるものとなっています。クルマを運転して自分たちのフィールドへ行く途中も着いてからもわくわくするような空間を提供しています。
スバルVIZIVの価格も気になるところですね。機能・性能・デザインも素晴らしいので実車の価格を知りたいものです。
スバルVIZIVのライバルは?
日産ジューク、マツダCX-3、ホンダ・ヴェゼルなどが属するコンパクトSUVに切り込めるポテンシャルは十分ですね。
スバルVIZIVはやはりコンセプトモデルなので、まだ市販のスケジュールもプライスも公表されていません。しかし新型フォレスターとして、いくらか機能を落として登場するのではともうわさされています。
スバルは安心で愉しいクルマづくりを。
東京モーターショー2015におけるコンセプトカーは多くありますが、スバルVIZIVのような現実的で、しかも安心と愉しいをはっきり見ることができるのはすごいです。
最後までお読みくださってありがとうございます。
スバルVIZIVが大変夢のあるクルマであるとともに、経済性や安全性にも大変優れた現実のクルマになっていることに驚かされます。コンセプトカーとして、相当先に形になるようなものではなく、間近に走り回るような完成度でした。ぜひ早く市販化されることを願います。
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