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燃費も走る楽しみも両立する!スバルのハイブリッドカー特集

他の一般的なハイブリッドカーには環境性能に特化しているものの、高い運動性能や使い勝手などがありません。でもスバルのクルマにはあります。今回は、「車が持つ全機能の高性能化」に成功したスバルのハイブリッドカー2車種に焦点を当てて、その魅力をご紹介します。

ハイブリッドカー紹介の前に、スバルの概要説明

ハイブリッド技術やハイブリッドカーをご紹介する前に、まずは「スバル」について簡単にご紹介させていただきます。
富士重工業は元々、戦時下においては航空機メーカー「中島飛行機」として稼働していたことから、戦後の創業期に元航空技術者たちが集まって、その技術を生かして自動車開発を開始したのが始まりです。

長い歴史をかけて車の性能を追求し続けている「スバル」

そのせいか、今までになかった、新たなメカニズムや機能等を新しい自動車を搭載することのこだわり、車本来の走行性能を引き出す傾向が強いのが特徴です。
特に古来から生産されている、水平対向エンジン(通称:ボクサーエンジン)は低重心・低振動ながらも車の走行性能をより最大限まで引き出せる為、そこに惚れ込んだ熱心なファンも非常に多いのも特徴です。

スバルの伝統と最新技術が結集された賜物「ボクサーエンジン」

また、長い年月をかけて開発した先進安全技術「アイサイト」は、衝突安全性の面において非常に評価が高く、その高い走行性能の評価も相まって、国内のみならず、全世界において供給不足が続いているほど、最小の自動車メーカーとは思えぬ「自動車業界におけるの快進撃」が続いています。

スバル自慢の「ハイブリッド技術」

でもそんなスバルにも「高い壁」が出来ました。
スバル独自の水平対向エンジンと左右対称全輪駆動システムの「シンメトリカルAWD」は、高い走破性を実現できたものの、ロスが一つもなくパワーを伝えるがために「燃費が悪い」という課題が古来から続いていました。そこでこの高い壁を打破すべく、スバルはこの「伝統システム」に、コンパクトで高性能なモーターとバッテリーを統合、いわゆる「ハイブリッド化」に着手しました。

スバル自慢の「ハイブリッド技術」の仕組み

非常に重いモーターは車両重心近くのトランスミッションに内蔵し、バッテリーはカーゴルームのフロア下に搭載しました。すると、重量バランスに優れたシンメトリカルAWDの構造を変えずに、環境性能をアップさせたハイブリッド化に成功しました。
またハイブリッド専用にチューニングした足回り&ボディ、さらには専用ミッション等により、一般的なハイブリッドカーにはなかった高い運動性能や使い勝手なども、スバルのクルマだからこそ成し得た、「車が持つ全機能の高性能化」に成功しています。

スバルのハイブリッドカー車紹介①「XV ハイブリッド」

2013年にデビューした、スバル初のハイブリッドシステム搭載した車が「インプレッサXVハイブリッド」です。先程述べた通り、スバル独自の「シンメトリカルAWDシステム」に、ハイブリッドモーターや高電圧バッテリーなど配置しながら、高い運動性能と環境性能の両立を実現しました。ラインアップは、通常グレードに加え、こちらもスバルお馴染みの先進技術「EyeSight(ver.2)」を搭載したグレードを設定しています。

小型ながらも高性能SUVとして便利な、スバル「XV ハイブリッド」

ハイブリッド車専用に開発された2L 水平対向エンジンと、リニアトロニックとハイブリッド用駆動モーターを一体化した専用トランスミッションを組み合わせています。また、エンジン走行時、ハイブリッド走行時そしてEV走行時(モーター走行時)の全てにおいて、AWDにより4輪にトルクを伝えています。
勿論外観も、スポーティ&カジュアルを追及する小型SUVらしい車高を上げたデザインで、それに合わせて、XVらしい遊び心ある上質感溢れるインテリアに仕上げています。

小型ハイブリッドハッチバック スバル 「XV ハイブリッド」

スバルのハイブリッドカー車紹介②「インプレッサスポーツ ハイブリッド」

インプレッサXVハイブリッドに続く、スバルらしく走りの愉しいハイブリッドカーとして、スバルハイブリット車の第2弾モデルとして登場したのが、2015年デビューの「インプレッサスポーツハイブリッド」です。SUVで遊び心あふれる「XV ハイブリッド」に対し、モーターアシストによるリニアで軽快な加速と上質でスポーティな乗り心地を実現しました。
上質さとスポーティーな走りを楽しめながら、JC08モード20.4km/Lという高い燃費性能を可能にしています。

大人しくも力強い環境走行が可能な、スバル「インプレッサスポーツ ハイブリッド」

ラインアップは、「XV ハイブリッド」と同じ2L 水平対向エンジン搭載の「ハイブリッド2.0iアイサイト」、「ハイブリッド2.0i‐Sアイサイト」を設定しています。トランスミッションも専用リニアトロニック(CVT)を採用し、スバル独自のシンメトリカルAWDレイアウトで、高い運動性能を実現しています。
勿論アイサイト(ver.2)を標準装備しております。ただこの車種から新たに、ハイブリッドシステムとアイサイトを協調させて制御させる「ECOクルーズコントロール」を搭載し、アイサイトの機能を作動させている時に、EV走行と回生ブレーキを最大限活用することで、より実用燃費を向上させています。

内装もシンプルながらも優雅に過ごせるスバル「インプレッサスポーツ ハイブリッド」の室内

エクステリアは、新たに採用した大径タイヤを始め、ダイナミックなハイブリッド専用の質感が高くも力強い仕様に仕上げています。またインテリアも、ハイブリッド専用のブルー加飾のアクセントが目立つ、ピアノブラック調を基本に上質に構成されています。

スバルのハイブリッドカー特集の最後に

スバルのハイブリッドカーは「環境性能」と「走る愉しさ」を両立出来る!

いかがでしたでしょうか?
スバルが販売するハイブリッドカーはごく僅かですが、2車種とも非常に車としてのポテンシャルは計り知れないほどのものを持っています。ぜひカタログ・下記の動画を見ながら、そしてスバルのディーラーへ足を運び、その凄さを確かめてみてはいかがでしょうか。

スバル ハイブリッドカー 比較動画

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