「スバル トレジア」と「トヨタ ラクティス」の違いが分かりますか？

トレジア（TREZIA）は、トヨタ自動車が製造し、スバルブランドを展開する富士重工業が販売するコンパクトトールワゴンです。
2代目ラクティスの姉妹車（OEM）であり、3代目ヴィッツをベースとしています。

スバル『トレジア』の意味は、英語で『宝』の意味を持つ「Treasure」を語源にしている造語だそうです。

『スバル トレジア』は、2010年11月29日に公に発表されました。

現在販売されている『スバル トレジア』には、大きく分けて２つのタイプがあります。
すなわち、「スバル トレジア1.3Lモデル」と「スバル トレジア1.5Lモデル」です。

『スバル トレジア』の1.3Lモデルには、1.3iと1.3i-Lの２タイプがあります。

●1.5i（4WD）：駆動方式　4WD
　　　　　　　　 燃費：16.6km/L
　　　　　　　　 価格： 1,811,000円（燃費：16.6km/L）
●1.5i-L（4WD）：駆動方式　4WD
　　　　　　　　 　燃費：16.6km/L
　　　　　　　　 　価格： 2,013,000円
●1.5i-S（4WD）：駆動方式　4WD
　　　　　　　　 　 燃費：16.6km/L
　　　　　　　　 　 価格： 2,131,000円

以上が『スバル トレジア』のグレード・燃費・価格等のまとめでした。

『トヨタ ラクティス』にも1.3Lモデルと1.5Lモデルの2タイプがあります。

G “PRIME STYLE”：駆動方式：　FF
　　　　　　　　　　　　　燃費：19.0km/L（アイドリングストップ装備で20.6km/L）
　　　　　　　　　　　　　価格：1,886,073円
S：駆動方式：　FF
　　燃費：19.0km/L（アイドリングストップ装備で20.6km/L）
　　価格：1,905,709円
X：駆動方式：　4WD
　　燃費：16.6km/L
　　価格：1,813,418円
G：駆動方式：　4WD
　　燃費：16.6km/L
　　価格：1,954,800円

トヨタ　ラクティスには、『車いす仕様車』があります。
一般的ではありませんが、下記に掲載します。

ここでは、『スバル　トレジア』と『トヨタ　ラクティス』の中古車価格を調べてみたいと思います。

まずは、『スバル　トレジア』からです。

　●排気量：1300cc
　●エンジン種別：ガソリン
　●駆動方式：2WD
　●ミッション：フロアCVT
でした。

　●排気量：1500cc
　●エンジン種別：ガソリン
　●駆動方式：2WD
　●ミッション：インパネMTモード付CVT
でした。

最後に、『スバル トレジア』と『トヨタ　ラクティス』それぞれの評判について、下記に箇条書きでまとめてみます。

【良かった点】
●デザインはラクティスよりはカッコイイ。 内装もこのクラスにしてはそこそこ。 シートも硬めで好み。
●４人乗ってもゆったりでき、社内の広さはピカイチ。パワーも十分。
●今まで1300ccだったので、1500ccにしたら運転が楽。アイドリングストップも使いやすい。
●乗り心地。荷物の積載量。デザイン。色。足回り。加速。

【気になった点】
●リアシートの座り心地…クラスとしては妥当だとは思うが。
●加速が悪い。 ギザギザのシフトレバーが嫌い。
●内装がチープ。収納スペースが少ない、肘掛けの幅が狭すぎる。軽でももっと幅が広い。
●内装がチープ。収納スペースが少ない、肘掛けの幅が狭すぎる。軽でももっと幅が広い。

【総評】
●乗り心地は良いが、とにかく加速の悪さが気になった。 １.５だったら違ってたのかも知れないが…。
●車両価格が他メーカーに比べると高すぎると思うがデザイン、性能、操縦性には満足している。
●申し分なし。
●期待通り。

と、『スバル トレジア』オーナーたちはご満足なようです。

【良かった点】
●大径ホイールは見た目がいい。装備の割りにお買い得？クルーズコントロールにステアシフト！それととにかく広いです。キャビンも荷室も。
●エンジン音が静かなこと、小回りが利くこと。
●車格の割に装備がいろいろついていて便利。
●大きさや使い勝手がよかった。子供達や家族みんなで運転しやすい車になっている

【気になった点】
●低速域のトルクと変速時に時折ニュートラルに抜けるような挙動が不満。
●多少足回りが硬いですかね。それと内装がプラスチッキーな点。フロントガラスが寝ているせいか、やっぱりＡピラーが少し邪魔です。
●運転席左サイドの収納力に欠けること。ドリンクホルダーがあるのはよいが、小物を手近なところに置く場所がない。
●ハイブリッド全盛の今、燃費は高くはない。そして何より、作りが安っぽい。

【総評】
●大きさや装備の充実に魅力を感じれば良い車。ただ、価格相当の満足感が得られるかは微妙。
●家族4人が乗っても楽に乗れる居住性の高さが気に入っています。
●大きすぎず小さすぎず、ちょうどいい車だと思う。
●それなりに良く出来ているので贅沢を言わなければ必要十分な性能と使い勝手。先代のように室内高が高ければなお可。

と、辛口評価も、結局満足の意見のごく一部のようです。