予約殺到の新型プリウス!待望の4wdモデルがラインナップに追加!
2015/12/12
amarunba
激化するクロスオーバーSUV市場! アウトバーンで鍛え上げられたゴルフヴァリアントに続きいよいよ日本SUV市場に参入!ゴルフシリーズ1.8L 4WDオールトラックが発売された。欧州車伝統が根付くフォルクスワーゲン社のひと味違うステーションワゴン4WDの魅力は?
2015年7月21日フォルクスワーゲングループジャパン(VGJ)はクロスオーバーSUVステーションワゴン名称"オールトラック"を全国のフォルクスワーゲン正規代理店で販売を開始した。
ゴルフオールトラック4WDは2013年12月に国内販売された人気車1.4Lステーションワゴン
ヴァリアントのパワーアップバージョンと言える。国内ではCセグメントサイズのステーションワゴンが主流で約80%に及ぶ。年間1.4万台の販売実績があるヴァリアント購入者の声
でもっとパワーが欲しいという声に応えて1.8L TSIエンジン搭載6速湿式多板DSGの組み合
わせと4WD、パワーもヴァリアント150ps/250Nmに対してオールトラックは180ps/280Nm
とパワーアップしている。またヴァリアントよりも地上高20mm高くして本格的にオフロード4WDとして位置付けしている。フォルクスワーゲン独自のシステム4Motionに新たにオフ
ロードモードを追加している。
ゴルフオールトラック4WD
ゴルフ4WDオールトラック:インパネ周り
ゴルフオールトラック4WD:"純正"インフォティメントシステム"Discover Pro"
ゴルフオールトラック4WD:4Motion機能SW
ゴルフオールトラック4WD:メーター
ゴルフオールトラック4WD:6(A/T)シフトレバー
ゴルフオールトラック4WD:エレクトロパーキング(上),オートホールドSW(下)
オートホールド機能は評判が良い。
ゴルフオールトラック4WD:ステアリングSW
ゴルフオールトラック4WD:ステアリングSW
ゴルフオールトラック4WD:エンジンルーム
ゴルフオールトラック4WD:積載量605~1620L
ゴルフ4WDオールトラック:リヤ
18インチアルミホイール(オプション装備)
ゴルフ4WD"オールトラック"と言う車の開発コンセプトは都会、高速からオフロードと全て
のドライブ環境で安定した快適な走行性能を発揮出来る車。"オールトラック"その名称が示していますね。またデザインも都会的な洗練された雰囲気をかもし出しているがアウトドア
でも見栄えするデザインと十分な4WD走破性能を持ち合わせている。
ゴルフオールトラック4WD
クロスオーバーSUVの車が大衆に受け入れられアウトドア、オフロードではひと昔はジープ
とかオフロード専用車が目立っていましたが、今はこんな山道やラフな道に都会派なデザインの4WDが数多く見受けられる様になりましたね。
ゴルフオールトラック4WDの価格帯は日本市場を意識してスバルレヴォーグ2.0L(356万円)と大差無い価格帯に設定して日本車と真っ向から勝負してますね。
オールトラック TSI 4モーション アップグレードパッケージ
ボディサイズ:L4585×W1800×H1510mm
車重:1540kg
駆動方式:フルタイム4WD
エンジン:1798cc 直列4気筒 直噴ターボ
最高出力:180馬力/4500〜6200回転
最大トルク:28.6kg-m/1350〜4500回転
トランスミッション:6速DSG
価格:367万円
ゴルフオールトラック4WD
タイヤ:(前)205/55R17 95V/(後)205/55R17 95V(ミシュラン・プライマシー3)
燃費:14.7km/リッター(JC08モード)使用燃料 : プレミアムガソリン タンク: 55L 定員5名
オプション装備:Discover Proパッケージ(18万3600円)/レザーシートパッケージ(29万1600円)/電動パノラマスライディングルーフ(15万1200円)/有償オプションカラー(オリックスホワイト マザーオブパールエフェクト)(6万4800円)
電動パノラマスライディングルーフ(オプション)
安全装備については、プリクラッシュブレーキシステムやアダプティブクルーズコントロールは標準装備。「アップグレードパッケージ」には、レーンキープアシストやダイナミックコーナリングライトなどが追加されます。
フォルクスワーゲンもいよいよ日本車のクロスオーバーSUVを意識しているのがこのゴルフ
オールトラックの登場で感じられますね。ひと昔は外車のブランドイメージで出せばそこそこ売れると言う概念が通用しましたが、今の日本人のサイフのひもの締め加減がキツクなりクロスオーバーSUVに目が肥えているので簡単ではないでしょね。
レーンキープアシスト機能は65km/hでONになる。レーンを外れそうになるとステアリング
補正してくれる優れもの。制御の仕方が自然で違和感がない。スバルのアイサイトとは作動
のタイミングが微妙に違う。慣れか好みの問題ですかね......
アダプティブクルーズコントロール&レーンキープアシスト: 標準装備
カメラはフロントガラス上部に設置
レーンキープアシスト
65km/h以上でONになる。レーンを外れそうになるとステアリング補正をしてくれる。
4Motionシステムとはあらゆるドライブシチュエーションに常に安定した走行性能を発揮で
きる様に4つの走行パターンのプロファイルを開発した「ノーマル」「エコ」「スポーツ」
「カスタム」の4種類。さらにゴルフオールトラック4WDにオフロード専用サスペンション
を標準装備しオールトラックオフロード専用のプロファイルを開発し「オフロード」を加え
た。これによりオフロード時の制動距離の間隔の制御と下り勾配で車速が一定になる様に制
御するヒルディアシスト機能なども用意されより安全なオフロード走行ができる。
ゴルフオールトラック4WD : TSI 4モーション(ドライビングプロファイル機能)
4MOTOIONと呼ばれる四輪駆動システムは、通常時はリヤを駆動系から切り離すことで省燃費性能を確保しながら、必要に応じて、最大でほぼ100%のトルクを後輪に伝えることができるという電子制御油圧式。またEDS(エレクトロニック ディファレンシャルロック)も装備しています。
さすが欧州アウトバーンで鍛えられているだけあって高回転域までの伸びは国産車を上回っていますね。ゴルフオールトラックには前後アクスルにXDSを装着してある。タイトコーナーを高速で走行した時に前後のXDS機能が作動して4輪が路面に対しグッと張り付く様な安定感がある。快適な高速巡航に向いている車だ。ただDSGの特徴の低速域のトランスミッションのつながりはギクシャクした感じがある。
ゴルフオールトラックインテリア
洗練した作りの室内装飾
走行中の静寂性はレガシィと比べると圧倒的に静かだ。信号待ちなどほとんど無音と言って
良いくらいだ。インテリアシートなどは洗練されていてしっかりと煮詰めてある印象を受ける。さすがゴルフの車作りの伝統を感じさせる。ゴルフヴァリアントに比べ車高が少し高く
なったが視界も良好でヴァリアントとはハンドリングの印象が少し違うがクセの無いハンドリングに仕上がっている。
ゴルフオールトラック4WD
ゴルフオールトラック4WDのオフロードは最小1350rpmから最大トルクが発生する様になっていて4Motion:オフロードモードで雪道、滑りやすい路面、悪路、急勾配の道でプロファイルの指示通りに車が自動的に反応して安全な走行ステアリングに誘導しとても安心感がある。
ミッションについてはゴルフオールトラック4WDには4WDに向いている湿式トランスミッションを使っている。現在アウトバーンの多い欧州ではトランスミッションが7速、8速が
主流で燃費に貢献している。6速だと物足りない印象があるがフォルクスワーゲン社独自の
DSG7速でのリコールが多発している。DSGの多段化はまだ改良の余地がありそうですね。
湿式6段DSGが無難かもしれませんね。
XDSとは、electronic transverse differential lock(エレクトロニック・トランバース・デファレンシャルロック)の略で、ESPを応用したVW(フォルクスワーゲン)初の電子制御LSDシステム。
DSG(デュアルクラッチ・トランスミッション)は、マニュアルでありながらオートマチックのように扱える革新性を実現しただけではなく、省エネ・環境性能の高さでも優れた成果を発揮します。さらに、TSI®エンジンをはじめとする画期的なパワーユニットとの組み合わせで、高い動力性能と低燃費(CO2低減)を実現。また、オートマチックと比べて最高で約10%以上の燃料を節約します。
下の (株) アユミ電機さんでやってくれます。日本のパーツメーカーが純正とほぼ同じレベルで作ってあります。4Motion SWはメインで使うのでSWはシフトレバーのドライバー側が自然。これは絶対オススメですね。
4Motion SWをシフトレバーの右側に設置
4Motion SWはメインで使うSWなのでシフトレバーの右側がベスト
明らかにSUV日本市場を意識し投入したゴルフオールトラック、欧州車の洗練された都会的
デザインと堅実に作られた高級感漂うインテリアはやはり魅力的ですね。やはり欧州車はアウトバーンには強くて試乗でわかる様に高速巡航性能が国産車より長けているように感じます。高速を多用する人や走行中の静寂性、快適な空間を楽しむ人には向いている車だと思いました。
ゴルフオールトラック4WD
機能ではレーンキープアシスト機能が敏感過ぎてうっとおしいという声がありました。対策は弱に設定する。
シフトレバーの下のエレクトリックパーキングは使い勝手が賛否両論でした。またエレクトリックパーキングの下にあるオートホールド機能は高評価でした。この機能は常時入れっぱなしでOK。街中の信号待ちの時や特に坂道発進の時など便利な機能。
いかがでしたでしょうか? これからSUVステーションワゴンを購入検討中の方へ、ゴルフオールトラック4WDも候補に入れてみてはいかがでしょうか。
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