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いすゞのミドルクラスのファミリーカーフローリアンの魅力と詳細

流麗で気品高い名車『117クーペ』のセダンバージョン、いすゞ・フローリアン個性的なデザインがユーザー受けしなかった。そんないすゞ・フローリアンについて、いろいろな視点でチェックしてみました!いすゞ・フローリアンに興味がある方は要チェックです

いすゞフローリアンについて紹介します!

いすゞフローリアン
1967年から1982年まで生産・販売した中型乗用車

いすゞフローリアンは既存モデルの大衆車であるベレットのやや上級の中型車として企画されたもので、競合モデルにコロナやブルーバードを想定した、ミドルクラスのファミリーカー

いすゞフローリアン

1982年までの長期に渡り、途中2回のマイナーチェンジのみで製造が続けられたため、末期はモデルとしての陳腐化が著しく、社用車、タクシー、教習車といった業務用としての需要がほとんどだった。

117クーペの倍近い生産台数がありながら現存稼動車は極端に少ない。

15年間の総生産台数は145,836台

初期型いすゞフローリアン(1967年~1969年)

1967年11月発表

いすゞフローリアン

欧州車の雰囲気が強い外観で異彩を放った。フロントには当時、いすゞが採用しはじめた新エンブレム「アイマーク(円の中に縦長の楕円を2個配置しする、分銅に似たデザイン)」を採用している。

べレットGTの1,600ccOHVガソリンエンジンを扱いやすくチューンして搭載したが、1969年よりSOHCに変更となる。トランスミッションはデビュー時は3速MTであったが、翌年4速MTに変更されている。

中期型いすゞフローリアン(1970年~1976年)

1970年10月発表

いすゞフローリアン

全グレードが丸型4ヘッドランプ(規格型)に変更となる。同じ丸型4灯でもTSのマスクとは打って変わり、メリハリのきいた造形となった。

1,600ccSOHCガソリンのPA20型、パワーアップ版の1,800ccSOHCガソリンエンジン車であるPA30型が加わる。他社がモデルチェンジを繰り返す中、手直しで済ませたこの代以降は販売では苦戦が続き、法人需要に頼るのみで先細り状態となる。

昭和51年排出ガス規制への適合と同時に、グレードは5速マニュアルでクーラー付の豪華仕様の1800スーパーDXのみ、車体色もマルーンのみという完全1車型の、バリエーションが全くない状態となった。

後期型いすゞフローリアン(1977年~1982年)

1977年11月発表

いすゞフローリアン

フロントグリルを独立させて大型化
外観は一気に無国籍な雰囲気となった

車幅やボンネット高に見合わないそのオーバーデコレーションは「悪趣味」と言われても仕方のないような風体で、「プアマンズ・ロールス」と巷で呼ばれることとなる。車名もフローリアンS-IIに変更される。但しダッシュボードは、初期型からの左右対称型で、クーラーが助手席のグローブボックスに内蔵されたままである。

1978年に6195台を販売し、低迷した販売台数の底上げにディーゼルエンジン車が大きな効果を見せたがローレルが1978年11月、マークIIが1979年10月に登場した。これら2車は設計が新しいうえ、当初からパワーステアリングとAT車が設定されていた。原設計の古いフローリアンは競争力に欠け、販売台数も再び低迷する。

いすゞ・フローリアンアスカ(初代)

1983年4月、発売。フローリアンの後継車「フローリアンアスカ」

いすゞ・フローリアンアスカ(初代)

型式名:JJ110(1.8L車)、JJ120(2.0L車)、JJ510(2.0Lディーゼル車)

エンジン形式は5タイプ

1.8L直4ガソリン4ZB1
2L直4ガソリン4ZC1
2Lガソリンターボ4ZC1-T
2L直4ディーゼル4FC1-J
2Lディーゼルターボ4FC1-T

いすゞ・フローリアンを購入した方の評価

実際にいすゞ・フローリアンを購入した方の評価をまとめました

戦車のあだなでよばれてました エアコンも無く外車のようでした ディーゼルでよく走りました。
昔の車ですから不満だらけですが しょうがないですね。

出典:http://minkara.carview.co.jp

これといって、特徴はありませんが、それなりに良い車だと思います。
個人的には、とても総合点が高い車だなぁという印象がありました。

出典:http://www.carsensor.net

荷室が広いので使い勝手が良いです。 外観がシックな雰囲気なので気に入っています。
燃費はあまり良くないです。小回りがあまり利かないので、車庫入れや駐車するのに時間がかかる。
外観がシンプルなデザインなので飽きがこないです。ハンドリング性能が良いのでドライブに最適です。

出典:http://www.carsensor.net

木目調の室内のデザインまた、室内の広さが最高でした。
衝撃的でした。一発で惚れました。最初外見はレトロな印象だけでしたが、乗ってみて・・・室内の素晴らしさに唖然。木目調で豪華な印象。クラウンより豪華に思えました。またシートを倒してみて、心遣いに再度惚れました。前部シートと後部シートが一直線になり、まるでベットのような気持ち良さ。性能ばかりが求められる中、本当の名車に出会ったと感じました。

出典:http://www.carsensor.net

いすゞ・フローリアンについて、まとめ


いかがでしたでしょうか!いすゞ・フローリアンの詳細を紹介してきました。生産が終了してから大分経過しているため情報が少ないです。


いすゞ・フローリアンぜひ試乗してご自身で実際に体験してみてください!きっと素敵な出会いになることでしょう!

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

いすゞフローリアンの中古車サイト

いすゞフローリアンの貴重な動画

ISUZU FLORIAN S-II 【後期型の後期】

いすゞ自動車のフローリアン(FLORIAN)です♪
後期型1977~1982年で最終型は1980年3月~1982年10月まで生産され­ました。
当時の不人気車なので滅多に見ません!!

1977(昭和52年)いすゞフローリアンC‐PA30型 ISUZU FLORIAN typePA30

昭和52年1月いすゞ自動車 発行、「フローリアン」カタログ抜粋。
 「お乗りになるかたの人柄をしのばせます。」  1967(昭和42年)11月にデビューしたフローリアン

ISUZU FLORIAN PAD30MD

久々のエンジン始動。

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