いすゞガーラ、観光・高速路線用大型バス車両の詳細をまとめました

1996年にスーパークルーザーの後継車として発売開始。その後、いすゞ自動車と日野自動車のバス製造事業が統合され、2005年8月22日に、日野セレガとの統合モデルとしてフルモデルチェンジし、新発売となった。統合モデルであるので、両車の見た目の変化は少ない。

ラインナップは全長12m級が3種類。
ガーラI・HD（ハイデッカー:全高3.3m）ホイールベースは6150mm(-R*)と5450mm(-N*)の2種類
ガーラII・SHD（スーパーハイデッカー:全高3.6m）
ガーラIII・GHD（グレースハイデッカー:全高3.6m・2階建て風低運転席）

9m級が1種類。
ガーラIV・HD-9（ハイデッカーナイン:全高3.3m）

いすゞ自動車と日野自動車のバス製造事業統合により、日野・セレガとの統合車種となっています

いすゞ・ガーラ
スーパーハイデッカー（12m車） SHD（スーパーハイデッカー）
ハイデッカー（12m車） HD（ハイデッカー）
ハイデッカー（9m車） HD9（ハイデッカー9)
12mハイデッカー廉価モデル HD-VP

日野・セレガ
スーパーハイデッカ（SHD）
ハイデッカ（HD）
ハイデッカショート（HD-S）
ハイデッカリミテッドエディション

ガーラＰＫＧ－ＲＵ系
型式 PKG-RU1ESAJ
タイプ ハイデッカー
全長 11.99m
ホイールベース 6.08m
全高 3.5m
全幅 2.49m
エンジン(直6TI) Ｅ１３Ｃ＜ＥＴ－ＸＩ＞
出力279kW(380PS)/2000rpm　トルク1471N･m(150kg･m)/1300rpm　総排気量…12913cc

ガーラ LKG-RU系
型式 LKG-RU1ESBJ
タイプ ハイデッカー
全長 11.99m
ホイールベース 6.08m
全高 3.5m
全幅 2.49m
エンジン(直6TI) E13C＜ET-VI＞…
出力331kW(450PS)/1800rpm　トルク1912N･m(195kg･m)/1100rpm　

◆クリーンディーゼルシステムのAIR LOOP(エアループ)や、尿素SCRシステムを採用。EGRシステムの強化や燃料噴射圧力の高圧化、新型燃焼室を採用。ミッションは6速FFシフト。

［エアループ］（AIR LOOP）は、日野が誇る、画期的なクリーンディーゼルシステム。クリーンエンジンと尿素SCRシステムを組み合わせ、NOx（窒素酸化物）・PM（ススなどの粒子状物質）を、また省燃費の達成によりCO2（二酸化炭素）の排出量を同時に低減します。エンジンで使った空気は汚さずに自然に返し、地球にきれいな空気（AIR）の循環（LOOP）を保つことを目指しています。.

◆リヤスポイラーの空力特性が改善され高速走行の燃費が向上。メーター内に3.5インチのフルカラー液晶ディスプレイが設置されている（エコツリーも表示）。

◆衝突被害軽減のPCS（プリクラッシュセーフティ・衝突被害軽減ブレーキシステム(トヨタ自動車と共同開発)や、またスキャニングクルーズⅡを全車に標準装備。

標準装備の衝突被害軽減ブレーキに、先行車への衝突回避支援機能を追加

新規安全装置として、車線逸脱警報およびドライバーモニターを標準採用

車線逸脱警報は、室内搭載のカメラで車線に対する車両位置を検出し、車線を逸脱すると警報音と表示で警告します。ドライバーモニターは、画像センサを用いて常にドライバーの顔向き・目の開閉状態を検知して前方不注意を警報します。また先行車がいる状態では、衝突被害軽減ブレーキの警報・作動タイミングを早期化し、システム連携により更なる安全性向上を図ります。
本装置は、2014年11月から適用される「衝突被害軽減ブレーキの新基準」、2015年8月から適用される「車線逸脱警報装置の新基準」に適合したシステムです。

＜東京地区希望小売価格＞
車型 大型観光バス ガーラ QRG-RU1ASCJ 　　　　　　エンジン　A09C〈AT-VIII〉 265kW(360PS)
トランスミッション　7速 MT仕様
東京地区希望小売価格 37,691,000円

大型観光ガーラ12m車(GVW16t以上)
331kW(450PS)
6速MT
燃費基準値3.57km/L
届出燃費値3.95km/L

ここまでいすゞガーラの持つ性能や魅力をご紹介してきました。
いかがでしたか？
非常に多くの性能と魅力を持ったいすゞガーラの人気の秘密がおわかりいただけたかと思います！

最後までお付き合いいただきありがとうございました！