2016/05/19
Mive
東京モーターショー2015にて、トヨタ車体は超小型電気自動車コムス コネクトを世界に初公開しました!用途や乗車人数に応じて変形する驚きの性能を持つトヨタコムス コネクトについて、色々とまとめてみました!トヨタコムス コネクトに興味ある方は要チェックです!
まずはトヨタのコムス コネクトがどういう車なのか、詳しく紹介します!
トヨタ・コムス コネクト
超小型電気自動車(EV)コムス コネクトは、その独特の超小型ボディが魅力の1つです。他の車にはないデザインに、思わず目が吸い寄せられる人もいるはず!
トヨタのコムス コネクトは、2015年の東京モーターショーにて参考出展された車で、この時が世界初公開。トヨタ車体は10月29日に開いたプレスカンファレンスで「人とクルマと社会をつなぐマルチパーパスなモビリティがコムス コネクト」と紹介しています。
コムス コネクトは、トヨタグループに属する自動車メーカーのトヨタ車体が製造する超小型モビリティ「コムス」のコンセプトカーです。
「新しい交通手段やビジネススタイルの実現」を提唱するコムスのコンセプトをさらに発展させ、「様々なニーズに応え、使う人に合わせた仕様に形を変える」という発想から、用途や乗車人数に応じて3つのタイプに仕様を変えるという、驚きの仕様を提案するに至りました。
トヨタ・コムス コネクトとロボット形態のコンセプトモデル
トヨタのコムス コネクトと一緒に展示されているのは、あの『超時空要塞マクロス』のバルキリーを生み出したアニメ監督・メカニックデザイナーの河森正治氏とのコラボによるロボット形態のコンセプトモデルです。
それでは、これからトヨタのコムス コネクトについて、実際にどんな車なのか紹介していきます!
まずはトヨタのコムス コネクトの性能について見ていきたいと思います!コンセプトカーとして出展されたコムス コネクト。その性能や如何に?
トヨタ・コムス コネクト
先進性を意識してか、近未来をイメージしたような独特の外観。超小型ボディとあいまって、人目を惹くデザインです。
トヨタのコムス コネクトは、フレームにリチウムイオン電池とインホイールモーターを搭載しています。電気自動車ですので、走行中にCO2や大気汚染物質を排出する事もない、非常に環境に配慮した車だといえますね。
トヨタ・コムス コネクト「タンデムモード」
トヨタのコムス コネクトの最大の特徴は、用途と乗車人数に応じて3つのスタイルにトランスフォームする3段変形EVである事です!
トヨタのコムス コネクトに採用された性能として、最も注目すべきは、3つのモードに変形できるという点です。
通常の1人乗り状態の「パーソナルモード」、専用背面ボックスを装備し、荷物を運べる「デリバリーモード」、脱着式のタンデムシートを取り付ける事で2人乗りを可能にする「タンデムモード」と、用途と乗車人数に応じてトランスフォームできる画期的なシステムです。
トヨタ・コムス コネクトのロボット形態
コムス コネクトのロボット形態のデザインを手がけたのは、「マクロス」シリーズの原作・アニメーション監督で知られる河森正治氏。開発当初から関わっていたそうです。
そして、もう1つ注目を集めたものと言えば、東京モーターショーのトヨタ車体のブースに出展されたコムス コネクトの横に並んでいた2体のモデルでしょう。これこそ、河森正治氏とのコラボ「Coms CONNECT ROBO」です。
河森正治氏といえば、『超時空要塞マクロス』で可変戦闘機バルキリーをデザインした事が最も有名ですが、他にも『アクエリオン』シリーズ、ビデオゲームの『アーマード・コア』、ソニーのペットロボット『AIBO』などのデザインも手がけている、一流のメカニックデザイナーです。
河森氏は開発当初からトヨタ車体と議論を重ねる一方で、コムス コネクト独特の形態をレゴブロックを使って研究していたそうです。そして、ユーザーのニーズに応じてトランスフォームするというコンセプトを元に、「人と社会の役に立つロボットに3段変形する」という変形機構を考案するに至ったとの事。
この「Coms CONNECT ROBO」は「遊び心で作ってみた」そうなので、実際にコムス コネクトがこのようなロボット形態にトランスフォームできる訳ではありません。
ですが、その一方でコムス コネクトのトランスフォームの延長線上にあるものとも言われています。実際、インホイールモーターの採用で構造上は実現可能、既にCG上では変形できる形態として検証されているそうです。
それでは、ここでコムス コネクトについてのコメントをいくつか紹介していきます。
「さまざまなニーズに応え、使う人に合わせた仕様に形を変えて『デリバリー』、『パーソナル』、『タンデム』の3つのモードで新しいビジネススタイルや便利で快適な生活スタイル、そして人にやさしい街づくりに貢献していく」
今まで、アニメや特撮の世界にしか存在していなかったロボットに変形できる車。それが現実の世界に登場する日が来るのは、思ったよりも近いかもしれませんね。
このように、トヨタのコムス コネクトは、その小さなボディに大きな可能性を秘めた、素晴らしい性能を持つ車なのです!
次に、トヨタのコムス コネクトのデザインや乗り心地を紹介していきます!性能以外で重視すると言ったら、やはりここですよね!
トヨタ・コムス コネクト
全長2500×全幅1300×全高1750mmの超コンパクトボディ。パーソナルモビリティの先駆者という位置づけもあって、積極的に先進性を取り入れたデザインとなっています。
トヨタ・コムス コネクト
正面から見たコムス コネクト。
エクステリアはスイングドアとマルチインフォメーションが表示可能なキャノピー(フロントガラス)を採用。操作系はジョイスティックによるバイワイヤ制御となっており、リチウムイオンバッテリーとインホイールモーターを搭載したフレームとあわせて汎用性の高いプラットホームに仕上がっています。
Coms WALK mode
河森氏デザインのロボット形態の1体。人間のような歩行が可能なモードです。
Coms ROID mode
河森氏デザインのもう一体は人型ロボットタイプ。これらロボット形態への変形が本当に可能になれば、どんな段差があっても乗り越えられるし、手足を使った様々な作業に利用・活用ができますね。
トヨタ・コムス コネクト
後ろ姿も個性的ですね。
それでは、実際にコムス コネクトに乗っている人のコメントを紹介・・・したいところなのですが、コムス コネクトは参考出展のコンセプトモデルなので、乗っている人のコメントは見つかりませんでした。
なので参考として、コムス コネクトのベースモデルの超小型モビリティ「コムス」についてのコメントを紹介します。
トヨタ・コムス
新しいクリーン時代へ向け、利便性と経済性を両立させた超小型モビリティがコムスです。
1充電で50km走行という近距離特化型ですが、家庭用コンセントで充電可能、車検や車庫証明など経費がかからないなどといったメリットがあります。
フルモデルチェンジの予定は今のところはないようですが、新型が出る際には、コムス コネクトで採用された新機能が搭載される可能性が高いと思われます。
ブログ等を見ていると、航続距離が少ないとか最高速度が低いとかドアが無いとか言って酷評する人もいるようですが、一人で近距離の移動に使う分には小回りがきいてとても手軽で便利な乗り物だと思います。だったらスクーターで十分との意見もありますが、スクーターはヘルメットが必要だったり、転倒の危険があったり、雨に濡れてしまうなどのネガティブな面が私には受け入れられず、今まで乗ることはありませんでした。私の感性にぴったりフィットした乗り物がやっと現れたという感じです。
実際に乗ってみて、座席のすわり心地がよく、足の空間が広々としてゆとりがありました。
座席の乗り心地が重要なので満足できそうです。
まだ航続距離が50キロ短いですが、他社は100キロの距離を走るモデルがでてきていますので、トヨタ社が真剣に取り組めば、100キロを走れるようになるまでそう時間はかからないと思います。
コムスの航続距離は約50キロ程と言うことなので、ホントに近所に行くときの足としての使い方になるとは思いますが、スクーターよりも楽に移動でき、ランニングコストもガソリンが高騰している今は、安く済むと思うので、維持する環境が整っている方には、意外と有りだと思いました。
自分も充電環境や、購入出来るだけの貯蓄があれば買いたいと思わされる1台です
さて、問題の乗り心地ですが。
何と比べるのかが、問題です。
私が乗っている。
乗用車と比べるのか?
軽トラックか、2トンダンプか、原付か、はたまた農業用のトラクターか?
まぁぁ、いろいろな意味で一番近いと思える軽トラックと比べたいと思います。
乗り心地、加速感、安定性、室内の騒音、値段もちょっと上等な軽4トラック程度かな?
値段もまた気になる要素ですよね。参考出展のコムス コネクトには価格はついてませんので、ここでも代わりにコムスの価格を紹介します。
トヨタ・コムス
新型が出る際には、コムス コネクトに搭載されている数々の機能が採用される可能性が高いコムス。果たしてそのお値段は?
トヨタのコムスのお値段は、グレードやオプションによって異なりますが、メーカーオプションを付けない場合は以下の通りです。
・P・COM 820,800円
・B・COMベーシック 687,085円
・B・COMデッキ 751,885円
・B・COMデリバリー 795,085円
最近の自動車市場の事情などを考えると、もしもコムス コネクトの機能を搭載した新型が出たとしても大幅な値上げをする可能性は低く、大体このお値段と同じくらいかやや高めに収まるのではないかと思われます。
トヨタ・コムス コネクト
やはり先進的なデザインがいいですね!
いかがでしたでしょうか? トヨタのコムス コネクトの魅力を紹介してきました。いつか、市販される日が来れば、と思わせるに足る、魅力的な車だと思いませんか?
トヨタのコムス コネクトが見せてくれた未来への可能性、夢が詰まった新機能の数々が、何かの形で現実にユーザーの手に届く日が来る事を願ってやみません!きっと素敵な出会いとなる事でしょう!
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。この記事が、少しでもお役に立てれば、幸いです。
この記事に関する記事
キーワードから記事を探す
Copyright© 運営事務局