ダイハツのハイゼットが軽トラック界一売れてるわけ。その魅力に迫る
2016/09/19
kuma10
ダイハツ・オプティはダイハツの看板車をつとめていたミラの上級車種として発売されました。特に2代目オプティは軽自動車で唯一のセダン型であるため、発売当初は非常に注目を集めました。そんなダイハツ・オプティの魅力に迫りたいと思います。
オプティはダイハツから販売された軽自動車で、初代のL300系と2代目のL800系の2系統に分かれています。
ダイハツ・オプティの性能、デザイン・乗り心地、価格などをオーナーの評価とともに見ていきたいと思います。
ダイハツ・オプティは発売に先がけて、前年1991年の東京モーターショーにプロトタイプが「X-409」の名前で出展されました。
リーザの後継車として登場し、「超・ラブリー」をキーワードとしたコンセプトは、丸みを強調したキュートなスタイルで、特に女性を中心に人気がありました。
錆対策や静粛性の追求などの本格的な作りこみで、当時の軽自動車の中では高級感のあるパーソナルカーとして注目を集めました。
まずはダイハツ・オプティの性能についてみていきましょう。
エンジンスペックなどを紹介したいと思います。
まずは初代オプティの性能を見ていきましょう。
初代オプティ
初代ダイハツ・オプティに搭載されたエンジンはEF-KL型3気筒6バルブEFI(42馬力)とEF-EL型3気筒12バルブEFI(55馬力)の2種類で、それに3速AT、4速AT、5速MTが組み合わせられています。
駆動方式はFFのみで、電動キャンバストップ装着車もありました。
次は2代目ダイハツ・オプティを見ていきます。
2代目ダイハツ・オプティに搭載されたエンジンはJB-DET型 直4DOHCターボ、EF-DET型 直3DOHCターボ、EF-VE型 直3DOHC、EF-SE型 直3OHCで、グレードによって異なっています。
トランスミッションは3速AT、4速AT、5速MTの3つで、駆動方式はFFと4WDの2種類になりました。
また、安全装備として軽自動車では初めて横滑り防止機構(DVS)をムーヴと共に採用しました(FF・4気筒・4速AT車にオプション設定されていました)。
ここでダイハツ・オプティのオーナーの評価を見ていきましょう。
1年に3万近くのペースで走りましたが、へたることなく快適でした。
意外にも走りがいいです。
小回りも抜群にきくし、ゴーカートのような感じで運転の苦手な人には最高だと思います。
ダイハツ・オプティのオーナーの評価はグレードによっても違っていましたが、高い評価が出ているグレードもたくさんありました。
次はダイハツ・オプティのデザインと乗り心地についてみていきます。
標準仕様
ダイハツ・オプティの標準仕様
クラシック(5ドア・後期型)
レトロ風デザインの「クラシック」シリーズ
クラブスポーツ
MOMO製ステアリング、13インチアルミホイールなどを装備した特別限定車「クラブスポーツ」。
ピコ
EF-KLエンジン搭載のお買い得グレード「ピコ」。
ピコの5ドアは、パワーウィンドウレス仕様です。
パルコ
特別仕様車 ルーフスポイラーを装備した「パルコ」
このようにグレードによって、少しずつ顔が違うのが特徴で、このほかにも「ピコS」や「パルコ クラシック」などもあります。
2代目オプティのスタイルは、短いリアデッキに独立したトランクルームを持つ、セミノッチバックの4ドアピラードハードトップとなりました。
軽自動車史上、4ドアハードトップはこのモデルのみで、先代モデルが通常のサッシュドアであった車種がモデルチェンジでハードトップに変更される例は非常に珍しいため、注目を集めていました。
CL
親しみやすい異形丸形2灯式ヘッドランプを持ったコンフォート系の「CL」
エンジンは3気筒SOHC6バルブで45ps
CX
3気筒DOHC12バルブで58ps
ビークス
小径フォグランプを装備して異形丸形4灯式ランプを持ったスポーティー系の「ビークス」
エンジンはCXと共通
エアロダウンビークス
13インチアルミホイールと-25mmのローダウンサスペンションを装備した「エアロダウンビークス」
FF車用・4気筒DOHC16バルブターボで64ps
4WD車用・3気筒DOHC12バルブターボで64ps
クラシック
先代クラシックのイメージを受け継いだ逆三角形のフロントグリルやメッキパーツを多用した外観と、海老茶色のシートや木目調パネルを用いた落ち着いた雰囲気の内装を採用し、先代のメインターゲットだった女性ユーザーの獲得を狙いました。
2代目オプティでも様々なグレードが用意されていました。
ここで紹介した以外にも細かいグレード設定があったり、特別仕様車があったりしますので、気になる方はぜひ調べてみてください。
ここでダイハツ・オプティのオーナーの評価を見てみましょう。
乗り心地は人それぞれな評価でしたが、やはり軽自動車ということもあって、大人同士だと狭いと感じている人もいたようでした。
しかし、デザインに関しては評価が高かったです。
次はダイハツ・オプティの新車当時の販売価格を見ていきます。
初代ダイハツ・オプティ
75万8千円(1995年2月 3ドアAd・FF・5MT車)~114万円(1996年5月 5ドアクラシックV・4WD・3AT車)
2代目ダイハツ・オプティ
81万6千円(1998年11月 CL・FF・5MT車)~129万9千円(2001年10月 ビークスS・4WD・4AT車)
以上のようになっています。
いかがでしたか。
ダイハツ・オプティは初代と2代目で形が全然違っていました。
しかし、どちらも女性からに支持が高く、ダイハツの意図したとおりをなっていたので驚きました。
オプティはグレードによって、見た目の印象が変わるのが特徴です。
2代目に至っては、見た目もエンジンスペックも異なるので、乗り比べてみるのも面白そうですね。
ダイハツ・オプティは特にターボ搭載のビークスシリーズが人気がありました。
しかし、トールワゴンが人気を博した時代だったため、生産が終了することとなりました。
ダイハツ・オプティをお探しの方、軽自動車のセダンタイプをお探しの方、丸い可愛らしい車をお探しの方はぜひダイハツ・オプティのまとめを参考にしてみてください。
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