ダイハツ・メビウス!知ってる方も知らない方も一緒に評価チェック!
2015/11/07
showta14
1960年から販売開始。その商標の歴史も56年間という長きに渡っているダイハツのトラック、ハイゼット。初代のボンネットトラックから現在の多岐にわたる特装車両まで、ハイゼットは常に、ダイハツはもちろん日本の軽貨物界をリードしてきました。その魅力に迫ります。
MP5型ミゼットトラック
305cc 12馬力
映画『Always 三丁目の夕日』で鈴木自動車で使われていたのがダイハツミゼットです。
このミゼットの上位版としてハイゼットが生まれました。
もともとはオートバイのコンポーネントを利用した通称「オート3輪」は、安価な貨物自動車として、第一次大戦後の1920年代から独自の発展を遂げ、普及していきました。
英語表記は「HIJET」なのに日本語表記は「ハイゼット」。当時の日本人の発音に合わせた命名らしいです。
L35型ハイゼットトラック
空冷356cc 二気筒
この車から現在の十代目ハイゼットトラックに至るまで56年間進歩を続けてきたダイハツハイゼット。今では80種類以上のバリエーションを持ちます。省エネ仕様の電気自動車、ハイブリッド車から、CNG仕様、パネルバン、ダンプ、冷凍車、消防車、までそのバリエーションは多種多様です。
次はそのバリエーションの中からダイハツが特に力を入れている「特装車両」のご紹介をしていきたいと思います。
ダイハツ ハイゼット トラックの特装車両シリーズ
4AT車4WDで199万8千円
ダイハツ九州株式会社で内製生産。冷凍庫の生産から一貫しての内製生産はダイハツ内では初めて。
精度の高い製品が一貫内製生産のメリットです。
使い勝手の良いリフト車
リフトの耐荷重量:350㎏
ダイハツにはこの他にも「リアゲート式」のリフト車もありますが、これは垂直にゲートが上下するタイプです。使い勝手が良く、安全面も考慮された作りになっています。
垂直にゲートが上下するため横ブレも少ないです。
ハイゼットトラック 660 スタンダード 3方開
シュテルトジャパン製キャンプマスター
最近では色々な会社からキャンピングカーが出ています。このダイハツハイゼットベースのキャンピングカーもその一つです。
キャンピングカーの絶対使命である「車内で寝る」事はすでに当然、現在のキャンピングカーは軽とはいえその居住性には目を見張るものがあります。
ホンダ アクティトラック
軽から始まったホンダの歴史。
さすがに乗りごこちや運転性能の口コミではよい評価を得ています。
細かい事だが、オートマに4ATが設定されなかったが、3ATで最終変速比が他社が1.000に対して0.976とハイギヤードにするなどホンダらしいこだわりがある点もチェックだった。
普段トラックに乗る方のダイレクトな感想です。
スズキ キャリートラック
キャリートラックも実はその歴史は古く、1961年からの販売です。
14年ぶりに全面改良した新型「キャリイ」は、車体のレイアウトを全面的に見直すことで、クラストップ※1の荷台フロア長はそのままに、居住空間を拡大し、ゆとりある快適なキャビンを実現した。
軽トラック界ではフルモデルチェンジの間隔がほぼ10年前後と長くなります。
10年以上「古くならない」デザインや機能を装備させてデビューさせることがメーカーさんの使命、命題になります。
スバル サンバートラック
名車スバル360の開発者の手によって1961年に世に送り出された歴史あるトラックです。
特異な顔つきで存在感の大きいサンバートラック。
しかし大きな存在感は顔つきだけではなく、そのシステムにも現れています。
次はダイハツのハイゼットがこのライバルたちを相手に、市場でどのように立ち回っているかの調査です。
ハイゼットトラックは、2010年1月〜2015年12月までの6年連続で、日本国内で販売されているトラック(軽・小型・普通)の車名別年間販売台数で首位の座を維持している。
上記はwikipediaからの引用ですが、強力なライバル達がひしめき合っている軽トラック業界の中で、なぜダイハツハイゼットはここまで売れているのか?
その秘密を探ってみようと思います。
農業女子のハートを掴む「ダイハツハイゼットトラック」
運転台から笑顔をのぞかせているのは安倍首相の奥さま、昭恵夫人です。
新型軽トラは農業に従事する女性の意見を踏まえ、ピンクなど全8色を用意。ドアの開く角度を広げ、地面から室内の床までの高さも低くして乗り降りしやすくした。軽トラック市場が縮小する中、女性や高齢者を顧客として獲得したい考えだ。
〇〇女子(例えば歴史女子とか)と言われている、または名乗っている方々の中に「農業女子」というカテゴリーがあるのに気付いた時に、ダイハツではいち早く「農業女子用軽トラック」を発表しました。
この一事をとってみても「ダイハツは時代を見る目が一歩抜きんでている」と言えるのではないでしょうか?
常に時代の先取りをする企業姿勢が現在の人気に繋がっていると思います。
古い歴史と新しいアイディアに支えられて日本の軽貨物界をリードしてきたダイハツ。最近ではその経済性と使い勝手の良さに普段使いに使用する方もおられるそうです。ダイハツの軽トラックの魅力が少しでも伝わりましたら幸いです。
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