遊べる軽スズキハスラーを徹底調査!スズキハスラーの魅力に迫る!
2015/11/15
あべちゃんこ
2003年に発売されたスズキのツインは、2人乗りのマイクロカーです。ミニカーのような可愛さのスズキツインの性能は、どのようなものなのでしょうか。スズキツインについて、性能や価格、実際に試乗した人の評価も合わせて紹介します。
スズキのツイン
ツインの由来は、英語で双子の意味。2つの動力と2つの座席が由来。
スズキのツインは2003年に、アルトをベースに開発された2人乗りのマイクロカーです。スズキツインは、ホイールベースが極端に短いため、既存の生産ラインが使えず増産が難しく、目標販売台数月間200台でした。またガソリン車に加え、スズキ初のハイブリッド車は手造り状態で月産4,5台が限度でした。スズキにとってツインは、採算度外視のシティコミューターとしてのマイクロカー需要を探る、実験モデルでもあったのです。
スズキツインのハイブリッド車の方は、高価で売れず生産中止されましたが、ガソリン車の方はバックオーダーを抱えるほどの予想を超える反響でした。その後はあまり伸びず、生産は2005年に終了し、総生産台数は1万106台でした。
まずは、スズキツインのスペックや性能を紹介します。
スズキのツイン
乗車定員 2人
ボディタイプ 2ドアセダン
エンジン K6A型 直3 DOHC 4バルブ
変速機 4AT(ハイブリッド)
5MT/3AT(ガソリン)
駆動方式 FF
全長 2735㎜
全幅 1475㎜
全高 1450㎜
ホイールベース 1800㎜
<カタログ燃費>(10・15モード)
ハイブリッド車 34㎞/L
ガソリン車 26㎞/L
<実燃費>(10・15モード)
ハイブリッド車 19.7㎞/L
ガソリン車 19.03㎞/L
スズキツインの燃費は高速道路では、25㎞/Lまでいくこともあるようですが、街乗りだと15㎞/L程度まで落ちることもあるようです。ただ全体的には良い評価でした。
基本的には、「前を向いてまっすぐ走る限り、普通のアルトです」というスズキ広報の言葉通りだ。車重が600kgしかないので、44psでもけっこう速い。おなじみのK6Aエンジンを3ATで「ウィーーン」とぶん回しながら、キビキビ走る。シフトショックは小さく、二名乗車でも、街中でのパワー不足感はない。高速道路ではメーター読み130km/hでリミッターが作動した(2名乗車)。ただし、110km/hあたりからの加速はかなりキビシイ。ホイールベースが短く操縦性はクイックだが、不得意なはずの高速安定性も十分に確保されている。
出足が良いです、加速もそれなりにしてくれますし走行性能は見た目以上に良いと思います。少しパワー不足を感じますね、もう少し馬力があればと思います。ガソリンタンクがもう少し大きいほうが良いかもと思う。
試乗、購入した人の評価を見てみましたが、この他に、小回りが利くので狭い道も車庫入れも楽にこなせる、乗っていて楽しい車という意見がありました。とても、運転しやすそうですね。ただ高速道路などで、車線変更をするのは慣れが必要なようです。
スズキのツイン
続いて、スズキツインの乗り心地やデザインについてまとめてみます。
乗り心地は多少凸凹を拾ってヒョコヒョコする。しかし不快でないのは、「ひょっとして軽自動車で一番?」と思えるボディ剛性感ゆえか。ホイールベースを短くした結果、フロア剛性が大幅にアップしたのは間違いなく、さらにコスト削減を理由にリアゲートを廃止してモノコック後部が閉断面となったのは大きいはずだ。操縦性や振動・騒音面でそうとう効いていると思われる。
そして荷室と運転席の広さ。FFなのに2人乗りにしたからこそできる広さ。はっきり言って3ナンバーのミニバンも持っていますが、ぜんぜんストレス感じないです。(逆にカップホルダーが遠すぎるほど)荷室にはタイヤが4本入ってかつ荷物も詰めます。(ガソリン車)こんなに広いとは思ってませんでした。
乗り心地は、正直遠距離走行には向かないと思いますが、街乗りタウンカーにはベストだと思います。狭い路地への進入、Uターン(最小回転半径3.6M)、縦列駐車などはありえない位楽で、思わずニヤリとしてしまいます。小さな車ですが、ツーシーターなので、運転席、助手席は案外広いのがウレシイところです。
スズキツインは小さな見た目とは裏腹に、中は広いようですね。ただ長時間の運転はきついという声が多くありました。
スズキツインのエクステリア
丸みのあるおもちゃのような外観。目立つ外観から、注目度が高く乗っていると必ず声をかけられる。
スズキツインのインテリア
意外と広いシンプルな内装。オプションで、エアコンやパワステなどがつく。
スズキツインの荷室
跳ね上げ式リアハッチガラスがユニークな荷室。床面幅105㎝、奥行き50㎝、天井まで75㎝。
スズキツインのシート
助手席シートは3段階のリクライニングが可能。水平にも倒せるため大きな荷物を積める。
スズキのツイン
それでは、スズキツインの価格を紹介します。
<新車価格>
ガソリン車 49~84万円
ハイブリッド車 129~139万円
<中古車価格>
19~88万円
スズキのツイン
スズキのツインについて紹介しましたが、いかがだったでしょうか?
スズキのツインは小さなボディのため、信じられないくらいの小回りの良さを発揮します。燃費の良さと、価格の安さで経済的にも優しいので、一人で乗るならかなり乗りやすい車だと思います。また、今中古でさらにリーズナブルな価格で手に入るので、再び注目を集めているそうです。購入を検討している方は、参考になったでしょうか?
最後までご覧いただき、ありがとうございました!
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