コンパクトなSUV。ジープ・レネゲードは燃費もコンパクトなのか?
2016/09/10
Nor.M
角ばった直線的な車体が特徴的なジープ・ラングラー!一目見てラングラーだと分かるその姿は、ジープの血統を色濃く受け継ぐ車だからこそでしょう。今回は、人気のSUVの中でも他とは一線を画す本格4WDジープ・ラングラーの魅力についてお伝えしていきます。
まずは、ジープのラングラーがどういった車なのかご紹介します。
ジープ ラングラー
ジープ・ラングラーは、クライスラーが製造する本格クロスカントリーカー。
軍用四輪駆動車ジープの70年の歴史を引き継ぐ車です。
ラングラーは、販売台数の少ないジープ・CJの後継車として1987年に発売されました。
日本では、2007年から販売されています。
ではまず、ジープ・ラングラーの性能について詳しく見ていきましょう。
それでは、気になるラングラーの性能についてです。
オフロード・オンロードの走行性能や、燃費性能はどうなっているのでしょうか?!
ジープ ラングラー
四駆でアメ車というと、燃費が非常に悪いと思われがちですが、実際ジープのラングラーはどうなのでしょうか?
ラングラーの燃費は、7.9km/L(JC08モード)となっています。
実燃費で見ると、街乗り6~7km/L、高速道路10~11km/L程度になるようです。
レギュラーガソリンという点も考えると、このクラスのオフロード車では充分納得できる燃費性能といえるでしょう。
ジープ ラングラー
ジープのラングラーと言えば、どんな悪路もラクラク走り抜けるクロカンの代表車。
ただ、オフロード性能を生かしため、直進安定性能が悪い印象がありました。
しかし、改良を重ね、確実に走行性能を向上させています。
ラングラーは、低速走行時の接地感と高速走行時の快適な走行性の両方を実現した、調整式モノチューブショックアブソーバーを採用し、街乗りや高速道路でも安定した快適な走りを実現しました。
ジープというイメージを覆すほどの静粛性と乗り心地で、オンロードユーザーの間でも、高い評価を獲得しています。
勿論、オフロード走行の性能も向上されています。
4×4ローレンジで走行する際のアクセルの踏み込み量を自動調整する「電子制御式スロットル コントロール(ETC)システム」や、急勾配での安定した登り降りを可能にする「ヒルスタートアシスト(HAS)&ヒルディセントコントロール(HDC)」など、優れたシステムを実現しています。
参考までに、実際ジープのラングラーに乗っている方の声をいくつかご紹介しておきます。
エンジンはどちらかというと高回転型で、2tを超える重量級のボディ向きとはいえない部分もありますが、排気量の余裕とそれによる絶対的なトルク、さらにはスムーズな回転の上昇など、不満の無い走りをみせてくれます。
きびきびした走りではなく、全体にゆったりした感じの走行感覚を持つクルマで、それがいかにもジープらしいです。
高速巡航で速度80キロ前後で走るのが一番燃費が良いようですね。あまり長距離は走っていませんが、燃費は10km/Lは超える感じです。
アメ車は1万キロまでどんどん調子が上がると聞いています。これからもっと燃費が良くなればいいですが・・
このように、ラングラーはオフロードに強いジープとしての魅力を残しつつ、オンロード走行の快適性も併せ持つ車だという事がわかります。
次に、ラングラーのデザインや乗り心地について紹介していきます。
一目見てジープとわかる唯一無二のデザインは、多くのファンを魅了し続けています!
ジープ ラングラー
ラングラーは、軍用車のジープがルーツということもあり、角ばった無骨なデザインが特徴的です。
長い歴史を持つ車でありながら少しも古臭くならない、このオンリーワンな佇まいに惚れ込むファンが後を絶ちません。
ジープ ラングラー
ジープのラングラーのインテリアは、シンプルでスタイリッシュ。
航空機の計器類を模した大型のメーターは視認性に優れ、コンパス、温度計、平均燃費、ガソリン残量、走行時間などの情報を表示するトリップディスプレイも備えています。
ジープ ラングラー
オープンエアでの走行は、ジープの魅力のひとつ。
ラングラーは、取り扱いと収納が簡単な3枚のパネルに分割されたハードトップを採用しています。
それでは、デザインや乗り心地に関する、実際にジープのラングラーの乗っている方の声をご紹介しておきます。
購入して1年近く経ちますが、他のクルマに無い外観のハードさが特に気に入っています。コンビニの駐車場で声をかけられたり、信号待ちなどで子供がよく指を指しています。写真をお願いされる事も。
乗り心地、静粛性は普通の乗用車のレベルにあると思います。 100km越えるとそれなりにノイズは多くなります。車高があるので渋滞に挟まれても圧迫感がありません。
10年後もこのままであって欲しいデザインです。 街でめったに見かけないので飽きません。
乗り心地があまりにも普通で、びっくりしました。
イメージとのギャップで、市街地を走ると実際以上に良く感じました。
それでは、ラングラーの気になる値段についてです。
一体、いくらなんでしょうか?
ジープ ラングラー
乗って、眺めて、いじって楽しめるラングラー。多少高くても一度は所有したい車ですが、はたしてその値段は?
ジープのラングラーは、グレードによって以下のような価格となっています。
・Sahara ¥3,963,600
・Unlimited Sport ¥3,963,600
・Unlimited Sahara ¥4,276,800 (レザーシート ¥4,438,800)
ジープ ラングラー
街でもアウトドアでも周囲の目を引く存在感は、ラングラーの最大の魅力といえるでしょ!
ジープ・ラングラーについてご紹介してきましたが、いかがでしたか?
燃費や快適さだけなら、より優れた車が他にもあるでしょう。しかし、ラングラーにはラングラーにしかない唯一の絶対的魅力があります。
まずは、実際に車に触れ、乗ってみてください。
ここでは伝えきれなかったジープ・ラングラーの魅力を感じられるでしょう。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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