アメリカ生まれの本格的SUV ラングラーの魅力と最新中古車情報

ラングラーの中古車を見ていく前にまずは、ラングラーがどういうものがご説明します。
元々軍用車として誕生したジープ。1945（S20）年に民間向けモデルが誕生して以来、その独特的なジープスタイルを追求し続け、長い間愛され続けてきました。そんなジープブランドがクライスラー傘下となる前に、1987年に後継モデルとして登場させたのがラングラーシリーズです。

エアコンやパワーステアリング、さらにはオートクルーズ等といった適度な街乗り感と快適装備をそろえ、AMC社製の排気量の異なるエンジンがグレードごとにそれぞれ用意され、ロールケージの大型化や直4エンジン搭載車に3速オートマチックトランスミッションを組み合わせたモデルを発売するなど、伝統を受け継ぎながらも最新技術を取り入れ、ラングラーは着実に進化していきました。

2代目登場の1996年には右ハンドル仕様も登場し、その後のマイナーチェンジにより燃料タンクの容量を増加やステアリングとダッシュボードのデザイン変更、さらに音響システムの改善等も行われ、快適性能を持ったラングラーへと成長しつつありました。また、ロングホイールベース車「ラングラー・アンリミテッド」やソフトトップの「スポーツ」、ハードトップの「サハラ」などの登場によりラインナップも豊富になり、多くの人を惹きつける本格SUVとして今日も存在し続けます。

中古車のラングラーも気になりますが、ここでは最新型のラングラーをチェックしていきましょう。2ドア仕様の他にも4ドア車仕様も登場し、山道だけでなく街乗りとしても十二分に活用できるようになったラングラー。車体からタイヤが飛び出たような独特のワイドトレッドに、武骨である伝統的な姿をまといながらも、4ドア5人乗りという家族持ちにもピッタリなクルマとなっています。

ロングホイールベースのラングラー アンリミテッド。ハードトップのサハラは、最大2,000リットルの大容量のラゲッジスペースを構えながらも、内装は機能面と共に非常に充実しています。
特に小物入れなどの収納力もあり、メッシュネット状のポケットがドアパネルやセンターコンソール下部に配され、悪路走行時でも中身がこぼれることのない、見た目的にも遊び心がある内装造りが施されています。

エンジンは、クライスラー社製の3.6リッター V6エンジンは284psを誇り、エンジンブロックをアルミニウム製にする事で軽量化し、レギュラーガソリン対応となりました。また、マニュアルギアシフト付きの5速ATも効率と駆動力重視でセッティングされ、燃費向上にも貢献しています。
今までのジープをしのぐ快適性を、最新型ラングラーは持っています。

オフロード性能重視の先代と比べて、高速域での快適性を高くし、コーナリングでもしなり過ぎない足回りにより、見た目とは思いつかないようなゆったりとした気分でクルーズが出来ます。また、車内の静粛性も高く、クッション性能を高めた新しいデザインのシートと相まって、快適走行を実現しています。
ハードなオフロードをイメージしがちなジープですが、基礎体力の高さを持ちつつ最新の街乗りSUVとしての快適性を手に入れた最新ラングラーです。

ではラングラーの中古相場や中古車情報を見てみましょう。
ラングラーの新車時価格は286万円～483万円、2016年8月現在の中古相場は45万円～980万円となっております。
中古の状態は仕様によって異なりますが、ものによってはプレミアがついて高価な中古のラングラーもあります。その点だけ注意すれば、状態の良い中古価格の安いラングラーを見つけることが出来ます。