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トヨタベルタ 小型セダンの内装と機能は「美しい人」の名の通り。

ベルタはヴィッツ派生のコンパクトセダンです。ベルタの内装も機能もワンランク上の上質感があります。ベルタはイタリア語で「美しい人」というネーミングにふさわしいたたずまいと内装を兼ね備えています。ではベルタの内装と機能をご紹介していきましょう。

内装も美しいベルタはどのようなクルマでしょうか?

 トヨタベルタの内装や機能をご紹介する前に、まずベルタの基本的な情報をまとめておきます。

ベルタは何もかも新しい。

 トヨタベルタはプラッツの後継で、2代目ヴィッツをベースとしたコンパクトセダンです。基礎的設計はヴィッツと共有ですが、ヴィッツとは異なる専用の設計・趣きがあります。エクステリアや低重心のスタイル、内装やインテリアなどの独自性が大幅に強調された仕様となっています。

 それでプラッツはヴィッツを無理やり引き延ばしてトランクを付けたという感じでした。しかしベルタはヴィッツベースとは言え、最初からセダンとしての外観・内装を意図して設計されています。

ベルタの内装やインテリアはどのようになっていますか?

 ではベルタの「美しい人」である内装・インテリアを調べていきましょう。

新設計のコクピット

ヴィッツおなじみのセンターメーター仕様のインパネはヴィッツに似ていますが、流用ではなくて実際には内装もベルタの専用デザインです。

最適なポジショニング

 チルトステアリング(上下30mm)、フロントシートスライド(前後240mm)、運転席シート上下アジャスター(上下45mm)を駆使すれば、ご自分の好きなポジションを確定してドライビングできます。

 このようにベルタは落ち着いた内装を与えられ、コンパクトセダンとしての上質な内装が魅力的です。

ベルタの内装の機能や収納はどうでしょうか?

 ではさらに進めて、ベルタの内装の機能と収納についても、調べていきましょう。

十分な大きさのトランク

 一体固定式リヤシートのタイプは448L(4WD車は372L)、6:4分割可倒式リヤシートのタイプは475L(4WD車は399L)の容量があります。外観よりも容量が多く思えます。

リアシートは広く。

 ベルタはセダンなので当然リアシートも人が乗ります!内装も上質感が求められます。広くなったヴィッツのホイールベースよりさらに長いので、足もとも広くて十分です。バックレストも角度もちょうどよく座り心地もいい内装になっています。

独特なセンターメーター

 コンパクトセダンとしては珍しかったセンターメーターです。さらに必然的にその周囲にナビやエアコンのスイッチ類が集まります。セダンだからと言って、古臭いイメージは全くありません。

 このようにベルタの内装・機能や収納も上質です。ヴィッツの延長という感じがしません。

内装も好評なベルタの新型と旧型にはどのような違いがありますか?

 実際には2005年からカローラアクシオに2012年に統合されるまでフルモデルチェンジはありません。2008年のマイナーチェンジ後に一部改良を3度経験して終了です。

2008年マイナーチェンジ

ベルタの内装ではセンターメーター・車内の全体的な色調・シート・リヤドアアームレストなどが改良されました。

2009年一部改良

FFモデルのエンジンやトランスミッション、オルタネーターなどのコントロールが改良されて、燃費向上に成功しました。さらに平成22年度燃費基準+25%」を達成できたので、自動車取得税と自動車重量税が75%(従来モデルは50%)減税されるようになりました。

ベルタの内装や機能はどのように評価されているでしょうか?

 ではここで、実際にベルタを乗っておられる方々の声をお聞きして、内装や機能の評価を確かめてみましょう。

運転しやすい。

 クルマのサイズ的に小回りがきいて、運転がしやすいです。運転席からの視界も広く、個人的には運転しやすいと思いました。内装もほどほどに良くて、肩が凝らない街乗りドライブも大丈夫です。

デザインが気にいっている。

ベルタのフロントフェイスは頑張ってデザインされてますし、リアはセダンだけど美しい端正なデザインだと思いました。さらに良い点は、付け足しの様なトランクではなく、巧くデザインされてトランクも広い事が仕事の時も助かっています。内装も上質です。

1リッターエンジンでも十分。

 ベルタの1リッターに乗っています。停まっていると少し振動が気になりますが、走り出してしまえばなめらかで、3気筒らしい低回転の力強いトルク感があります。近所で動き回る自分には、これでじゅうぶんだと思います。

 このようにベルタの実際のオーナーさんのコメントからわかりますように、コンパクトセダンですが十分な運動性能や最高級とまではいかなくともそれなりに上質な内装やインテリア、エクステリアを評価されています。

コンパクトセダンとしてのベルタの価格帯はどうなっていますか?

 ではベルタの内装や機能を見てきましたが、やはり購入にあたって価格帯は確かめる必要がありますね。新車時の価格帯をグレードごとにまとめておきます。

1.0 X

134万円
中古車平成22年 60万円台

1.3 X

141.5万円
中古車平成22年 60万円台

1.3 G

161万円
中古車平成22年 70-80万円台

 もちろん新車時には排気量や装備で価格に差があるのは当たり前ですが、その差が5年落ちでもあまり変わらないのは、ベルタの内装や機能がきちんとできていることによるのではないでしょうか。
ベルタはある意味お買い得なクルマということになります。

「美しい人」ベルタの魅力は?

ベルタの魅力はコンパクトセダンとして手がかかっていること!

 ヴィッツのプラットフォームでとりあえずセダンも造っておこうという安易な思惑が感じられないことが魅力ではないでしょうか。

 最後までお読みいただきありがとうございました。
ベルタの魅力を内装・インテリアを中心にご紹介してきました。
コンパクトセダンですが内装やエクステリアも上質を目指して準備されたクルマと言えます。
ベルタの内装や機能にぜひ触れてみてください。

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