コンパクトセダンのベルタ！その維持費と維持費を抑える方法とは？

維持費を抑える方法に入る前に・・・・
はじめに、コンパクトセダンとして、トヨタ　ベルタが注目されていましたが、
ベルタとはどのような車なのかを見ていきたいと思います。

ベルタは、日本でトヨタ自動車が製造、販売していた小型4ドアセダンです。2005年11月に販売を開始し、マイナーチェンジを経て、2012年6月に販売を終了しました。
その特徴は、同社の2代目ヴィッツをベースモデルとし、独立したトランクをもつ落ちついたスタイルのコンパクト4ドアセダンとしているところです。

そんなベルタの走行性能は、一体、どうなっているのでしょうか？

トヨタ　ベルタは、2種類のエンジンを搭載しているモデルが存在しています。
まず、ベルタ　Xは、1.0L 直列3気筒VVT-iエンジンを搭載しています。このエンジンは、最高出力：70ps(51kW)/6,000rpm、最大トルク：9.4kgm(92Nm)/3,600rpmを発揮します。トランスミッションは、CVTという無段変速を採用しています。
次に、ベルタ　Gは、1.3L 直列4気筒VVT-iエンジンを搭載しています。このエンジンは、最高出力：87ps(64kW)/6,000rpm、最大トルク：12.2kgm(120Nm)/4,400rpmを発揮します。トランスミッションは、4速ATを採用しています。

そんなベルタの燃費は一体どれくらいなのでしょうか？
続いて、トヨタ　ベルタの燃費を見ていきたいと思います。

トヨタ　ベルタの気になる燃費（10.15モード）は、
・ベルタ　X（FF　CVT）　　　⇒　　　22.5km/L
・ベルタ　G（4WD　4AT）　 ⇒　　　16.0km/L
となっています。

当然ですが、ベルタは、エコカー減税の対象になっていません。

さて、低燃費なコンパクトセダンであるトヨタ　ベルタの価格はいくらだったのでしょうか？

トヨタ　ベルタのメーカー希望小売価格は、
・ベルタ　X（FF　CVT）　　　⇒　　　1,340,000円
・ベルタ　G（4WD　4AT）　 ⇒　　　1,788,500円
となっています。

ベルタについて一通り、基本的な概要を見たところで、次は本題に入りましょう！

それでは、早速、ベルタの気になる維持費について見ていきたいと思います。

ベルタの維持費としてかかるのは、
・毎年5月に納める自動車税（29,500-34,500円）
・ガソリン代
・自動車保険
・オイルやタイヤ交換などのメンテナンス代
・点検や車検に関する費用
※人によっては駐車場代（約3,000～30,000円）
また、これは交通費になるかもしれませんが、高速道路利用料金も掛かります。

このように箇条書きにしてみると、維持費として多くの出費がありそうですね。

また、維持費を考える上で注意しておきたいのが自動車税です。

ベルタの場合、排気量1.0Lと1.3Lで毎年課せられている自動車税が違います。
この、自動車税の違いにより、年間の維持費が変わってきます。

【ベルタの1年あたりの自動車税】
・ベルタ　X（排気量1.0L未満）⇒29,500円
・ベルタ　G（排気量1.3L）⇒34,500円
ちなみに、軽自動車は、
・軽自動車 　⇒7,200円
となっています。

続いて、車検時（2年毎）に掛かる重量税と自賠責保険も重量により大きな差があるのでそれぞれ見ていきましょう。

【ベルタの車検時（2年毎）に掛かる重量税】
・ベルタ　X（990kg）＜ 1t　⇒16,400円（年8,200円）
・ベルタ　G（1,120kg）＜1.5t　⇒ 24,600円（年12,300円）
ちなみに、軽自動車は、
・軽自動車 6,600円（年3,300円）
となっています。

【ベルタの自賠責保険】（自賠責保険24ヶ月）
・ベルタ　⇒ 27,840円（年13,920円）
ちなみに、軽自動車は、
・軽自動車 　⇒26,370円（年13,185円）
となっています。

ざっと税金と強制保険だけでこれだけ違います。これでは、維持費もだいぶ変わってくるはずです。

それでは、次に、定期的に必要なガソリン代を見てみると・・・

【ベルタのガソリン代の比較】
・ベルタ　X　⇒ 62,222円（年間走行距離：10,000km、カタログ燃費：22.5km/L、ガソリン単価：140円/Lにて算出）
・ベルタ　G　⇒87,500円（年間走行距離：10,000km、カタログ燃費：16.0km/L、ガソリン単価：140円/Lにて算出）
ちなみに、軽自動車は、
・軽自動車　⇒46,667円（年間走行距離：10,000km、カタログ燃費：30.0km/L、ガソリン単価：140円/Lにて算出）
となっています。

ガソリン代は、ベルタの方が、軽自動車よりも1.5～2倍近く金額が必要です。

また、任意保険料も車両保険を入れると大体2倍ぐらいになると考えられます。

これほどまでに維持費が変わります！

車は購入だけでなく維持費もかなり必要ですね。

これは、ベルタを購入する前に一度、維持費も検討材料に含めた方が良さそうです。

さて、先ほど調べたように、車は購入時だけでなく維持費も多く必要です。
そんな維持費を安く抑える方法はあるのでしょうか？

今回は、ベルタの維持費の抑え方に注目して、維持費を安く抑えるためのコツを見ていきましょう！

ベルタの自動車保険料は、免許証の色、年齢や等級、車両保険の有無などで大きく変わってきます。年間数万円の人も居れば、年齢制限なしで車両保険も入れば年10万～15万円以上の人も居るでしょう。
また、保険会社によっても保険料が変わってきます。維持費節約のためにも、保険会社は上手に選びたいですね。

続いて、ベルタ　Xとベルタ　Gを比べると、7年間の維持費で約24万円違っています。
排気量が違うので正確な比較は出来ませんが、車両価格も約45万円の差がありますので、イニシャルコスト、ランニングコストを考えた場合、ベルタ　Xを購入した方が、経済的なようです。

最後に、維持費を工夫するにあたってのポイントです。
近年は、インターネットで複数の保険会社に一括で見積もりが取れるサイトがあります。

自己責任にはなってしまいますが、保険料の比較から、保険内容の把握、検討、契約までネットで簡単にできます。
ただし、記入間違い、操作ミスによる誤入力があったとしても、契約が確定してしまう可能性がありますので、くれぐれも慎重に作業を行いましょう。

お勧めしたいのは、やはり、十分な比較と同時に、保険の知識も勉強できる対面式の契約が安心です。
最近では、一つの店舗で複数の保険会社を扱っているため、本人の要望にあった適切な内容の保険を見つけてくれます。
自動車購入の際には、このような方法も考慮すべきでしょう。

いかがでしたか？
ベルタの維持費にかかる諸経費をまとめてみました。

車を購入する際に、維持費がどれくらい必要かを把握することは、非常に重要なポイントだと思います。ベルタの購入を検討されている方は、是非参考にしてみてください！