ルノー・5。仏の自動車会社「ルノー」のハッチバック型小型乗用車。
2015/12/03
tace
3月23日、フランスの大手自動車会社ルノーは、超小型EV『Twizy』を14歳からの運転が可能になったと発表した。気になる小型EV『Twizy』についてまとめてみました。
EUは、運転免許制度の改定を行った。これまでフランスでは、交通安全検定を修了した14歳の少年少女が乗れるのは、いわゆるモペッド(原動機付自転車)だけだった。しかし、法の改正により、フランス国内では、軽四輪車の運転免許、取得可能年齢が、16歳から14歳に引き下げられた。そのため、現地では軽四輪車に分類される超小型EV『Twizy』が、14歳から運転可能となった。
超小型EV『Twizy』は、狭く立て込んだヨーロッパの市街地を走るためにつくられた。全長2337mm、全幅1191mm、全高1461mm。車重は、バッテリーを含めても450kgという超軽量ボディの2人乗りの小さな電気自動車だ。最高速は45km/hに制限されるが、エアバッグ、シートベルト、ディスクブレーキ、乗員保護シェルを標準装備している。設計の意図は、都市環境において自転車やスクーターよりも安全な交通手段を提供することにある。スペース効率を最大限に引き出すため、2名の乗員は前後に座る。満充電での航続距離は、ともに約100km。
ルノーによれば、2012年の発売以来、超小型EV『Twizy』はヨーロッパで約15,000台売れたという。価格は8,000ドルであり、月額50ユーロ=約6,500円でレンタルが可能になる。また、EVは人気を集めているため、ニューヨークやサンフランシスコのような大都市での自転車シェアリングでも、Twizyを使うことができるだろう。
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