2015/11/15
YMOTOHASHI
鈴木自動車工業の名車「フロンテクーペ」!コアなファンも多いこの車ですが、どのような評価がされているのか?軽スポーツカーと呼ばれて愛されたフロンテクーペの、様々な面から見た評価を細かくまとめています。その個性から、ちょっと気になるデメリットまで・・・!
フロンテクーペの評価を見ていく前に、まず、「フロンテクーペ」とは具体的にどのような車なのか?概要をわかりやすくご紹介します!
フロンテクーペ
フロンテクーペは、鈴木自動車工業(現:スズキ)が製造・販売していた軽自動車で、1971年に初代が発売されてからおよそ5年生産されていました。
翌年には後継者が発売されましたが、フロンテクーペは最初の軽自動車スポーツカーといわれ、絶版名車としても名高い車種です。
フロンテクーペは古い車種のため、中古車の販売台数としては少ないですが、価格は~130万円台程のようです。
ではさっそく、フロンテクーペの評価についてみていきましょう。まずは、走行性能の評価です。
フロンテクーペ
フロンテクーペの動力は、最高時速が120km/h、0-400m加速19.47sとされています。これは、当時の軽自動車としてはかなり優秀だったということです。
また、車重が軽いので加速も軽快!水冷2スト3気筒エンジン搭載で”回していて楽しい車”という評価が見受けられます。
ステアリングがとても、軽く、まさに自転車並みだ・・・という評価も。
また、RRレイアウトでハンドリングに遊びが無く、コーナリングが軽快でキビキビ動く、という高評価。
次に、フロンテクーペの気になる燃費についての評価をみてみましょう。
フロンテクーペ
フロンテクーペの燃費は、平均11.67 km/Lほどのようです。カタログ燃費は、古い車で情報が少なく・・・ただ、ハイオクで18km/Lほどを叩き出している人もいます(!)。
基本的には、エンジンを回しまくって走る車ゆえに、あくまでも軽自動車としては燃費は決して良い方ではないという声が。
扱い難いそのエンジンの為に、燃費は決して褒められたものではなかったようです。冬場には10km/Lを切ってしまうという評価も。
ただ、それを踏まえてもフロンテクーペは所有欲をくすぐられる個性派車種だということは間違いが無さそうです。
続いては、フロンテクーペの乗り心地についてどのような評価がされているのかをまとめてみました。
フロンテクーペ
フロンテクーペの乗り心地は、F1のコクピットに近いという衝撃の評価が!天井も乗る人を選ぶほど低いものの、運転席も助手席も前後のスライドが可能で、これは当時としては本格的だったそうです。
ただ、衝撃を和らげる機能には乏しく、悪路ではバンバン跳ねてしまう、という評価も。ただ、このような個性派の車に乗りたいと思う人は、そんなことも気にはならないのでしょう!
最後に、フロンテクーペという車種の評価としては、どのような評価になるのか?まとめてみました。
フロンテクーペ
小さくよく目立つ車、軽スポーツカーとしては最高の出来!というように、見た目に関する高評価が多いのがフロンテクーペの評価の特徴です。
駐車場に停めていてもとても目立ち、中には女子高生が「可愛い!」と言いながら車を囲んでいた、なんて嬉しいハプニングまで・・・
見た目の個性だけでなく、走りの楽しさもきちんと確保してくれるフロンテクーペ。
「走る」「操る」といった車本来の楽しさを教えてくれる、という評価も。
ただ、古い車種ゆえに部品が無く、故障しても新品の部品を探すのがかなり難しく、別車種の代替品を使うことになることが多いとのデメリットも。
以上、フロンテクーペの評価についてのまとめでした。いかがでしたか?
昭和を走り抜け、今でもファンの心を虜にする、車の中の車、という感じでしたね!街中でもしフロンテクーペを見つけたら、ちょっと目で追ってしまいたくなりそうです・・・
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