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三菱の軽EV「i-MiEV」新型がいよいよ発売!?その詳細とは?

三菱の電気自動車「i-MiEV(アイ・ミーブ)」。現在その新型モデルが、三菱と日産の共同で開発されています。2014年の開発発表から時を経て、待望の新型i-MiEVの発売がいよいよ近いとの情報をキャッチしました。気になる新型i-MiEVの詳細をご紹介します。

待望の新型i-MiEV!発売近し?!

電気で走る三菱の軽自動車i-MiEV、現在その新型モデルが開発中と発表されていますが、
いよいよもう間もなく発売されるのではと、期待が高まっています。
まずは、i-MiEVがどのような車なのかご紹介します。

新型i-MiEV

i-MiEVは、三菱自動車が他社に先駆けて量産化に成功した電気自動車です。
三菱 i (2013年に生産終了)をベースにした軽自動車で、走行中には二酸化炭素の排出がなく、使用エネルギー単価もガソリン車である i より低く抑えられました。

新型i-MiEVのエンジンスペック

期待を集める新型i-MiEV、その詳細がどうなるのか気になりますね。
では、まず新型i-MiEVのエンジンスペックについて見ていきましょう。

新型i-MiEV

i-MiEVの高効率モーターは、発信直後から最高トルクを発揮することができ、力強い加速をみせます。また、変速ショックが無いため、静粛性にも優れています。

現行モデルは、専用の小型・軽量・高効率な永久磁石式同期型モーターを搭載し、
後輪2輪駆動で、最高出力は47kW・64馬力(X型)/30kW・41馬力(M型)となっています。
レスポンスが良く高出力で高トルクという電動機の特性を生かすために、三菱自動車が独自に
開発した専用統合制御システムMiEV OS(MiEV Operating System)が採用されています。
また、耐久性が極めて高いリチウムイオン電池を搭載して、大容量駆動用バッテリーとしています。
座席の床下部分にリチウムイオン電池を搭載することで、室内空間の犠牲を少なくし、
低重心化によって安定した走行を実現しています。

新型i-MiEVでは、価格引き下げを目指し、リチウムイオン電池を、高性能だが割高な
日産や三菱系ではなく、LG化学などから調達する可能性が高いと見られています。

新型i-MiEVの燃費性能

続いては、気になる新型i-MiEVの充電走行距離(ガソリン車でいうところの燃費)について
ご紹介します。

新型i-MiEV

現行モデルでは、満充電の状態で180km(X型)/120km(M型)を走行可能です!

三菱自動車は、2013年のジュネーブショーにおいて次世代電気自動車として
コンセプトカー「Concept CA-MiEV」を出展しています。
これは、エネルギー回収効率の良いブレーキを採用し、磁界共鳴式非接触充電装置により
充電効率が高いシステムを採用、これに28kWhという大容量のバッテリーを加えて、
一回の充電で300kmの走行を実現するという驚きの内容でした。

新型i-MiEVの一充電走行距離はまだ明らかになっていませんが、進む技術革新によって
その距離は確実に長くなるものと期待されています。

新型i-MiEVの価格

まだまだ手が出しにくい価格というイメージがある電気自動車ですが、
新型i-MiEVの価格はいくらになるのでしょうか?

新型i-MiEV

現行のi-MiEVの価格は、国の補助金を差し引くと約212万円(X型)/約177万円(M型)
となっています。
当然、新型i-MiEVはこれより安い価格でも成り立つコストを目指していると予想されます。
一部では、現行価格の半額に当たる100万円台半ばでの発売を予定しているとも報道されており、
期待が高まっています。

新型i-MiEV 旧モデルとの変更点・特徴

新型モデル登場にあたり、現行のi-MiEVとの違いはどうなるのか、
特徴を比較してみたいと思います。

新型i-MiEV

現行モデルは、独特の近未来的な流線型ボディで人気を集めています。
しかし、新型i-MiEVはそのスタイルを大きく変えるようです!

三菱・日産の共同で開発がすすめられている新型i-MiEVですが、
ボディシェルや内装は、eKワゴンとデイズからそれぞれ流用されるようです。
これまでのような近未来的なデザインを期待するファンにとっては残念かもしれませんが、
高い居住性と積載能力が与えられ、日常でより使いやすい軽EVとして新たな魅力を獲得するでしょう。

新型i-MiEVの発売予定日

さて、気になる新型i-MiEVの発売日はいつでしょうか?

新型i-MiEV

i-MiEVの新型発売は、2016年内といわれています!

国内のEV市場と言えば、日産リーフが業界を先導してきたイメージが強いですが、
新型i-MiEVは日産ブランドでも販売されることになり、日産のさらなるシェア拡大が予想されます。

いかかでしたか?
EV車の難点であった、走行可能距離の短さや高い車体価格は、
開発努力により大幅に向上されつつあります。
燃費面ではガソリン車よりも安く、性能でも全く引けを取らない新型i-MiEVは、通勤や買い物など、
走行距離がある程度決まっている日常の軽自動車利用に最適な車と言えるでしょう!
これからも、新型i-MiEVの情報から目が離せません!

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