2015/09/01
Kanon.A
オープンカーって一度は乗ってみたい気がするけど、なかなか・・・とそんなあなたに!ミニのオープンカーはどうしょう?今回はミニのオープンカーのかっこよさ、魅力をご紹介します!また、ミニのオープカーを含めて、オープンカーの魅力にも迫ってみます!
早速、ミニのオープンカーの紹介に移りたいところですが・・その前にオープンカー自体について少し確認しておきましょう。
オープンカーというのは簡単に言って、「屋根がないか、もしくは屋根を開くことができる車」のことを言います。ちなみにオープンカーというのは和製英語なので、その名称が通じるのは日本だけで、他の国では言い方が違います。各国のオープンカーを少し説明しておきます。
<コンバーチブル>
ミニ コンバーチブル
左の画像はミニのコンバーチブルです。この「コンバーチブル」という名称を使っているのは主にアメリカです。このコンバーチブルは基本状態は屋根がある状態です。屋根は取り外すことができる、というだけなので幌の状態はしっかりとしています。
<ロードスター>ロードスターは主にイギリスで使われている名称です。特徴としてこちらは屋根がない状態が基本である、ということです。幌は雨除けの為に使います。日本にも「マツダ・ロードスター」がありますね。
<カブリオレ>カブリオレは主にフランス・ドイツで使われている名称です。こちらはコンバーチブルと一緒でクローズ、屋根がある状態が基本です。
<スパイダー>スパイダーは主にイタリアで使われている名称です。こちらもオープン状態が基本で、ロードスターとの違いは特になく、呼び方だけが違うようです。
このように各国でオープンカーの呼び方はいろいろあるようです。またオープン状態が基本だったり、クローズ状態が基本だったりと違いもあるとのことです。
ではここでオープンカーの魅力というものを見ていきましょう!オープンカーにはどんな魅力があるのか、オープンカーのオーナーや、乗ったことがある方の声を挙げてみます。
「なんと言っても、オープンカーでの開放感やパノラマ感に限ります!!
セダンやクーペ、はたまた流行のSUVモデルでは絶対に味わうことが出来ないですからね」
・・・このようにクローズドボディでは見えなかったり聞こえなかったりするものを乗員に教えてくれます。やはり、ほぼ全方位で視界が広がる景色はいつもと違う非日常的な空間を演出してくれる。
それは3年間乗ってもマンネリ化する事はありませんでした。トップを開ける時は、いつもワクワクしたものです。
オープンにした瞬間、いままで閉め切ったクルマでは感じられなかった開放感にきっと驚かれるとおもいます。
そして花の咲く香り、初夏の爽やかな風、夕立あとの爽快感、舞い散る落ち葉の一体感、冬の日差しのやわらかさ。
四季を通じて皆さんのドライブに新しい楽しみが増えるはずです。
最新モデルになると、シートヒーターが装備されていたり、風の巻き込みをよく考慮した設計がされていて、外を歩いている人から見ると「寒そうだなー」と思ってしまうような時でも、乗っている人は実は全然快適だったりします。
もちろん2月にセーター1枚とはいきませんが薄手のダウンなどを羽織れば問題なしです。
みなさんがとにかく強調していたのが「開放感」という言葉です。閉じた車内にいるだけでは感じられないものがオープンカーでは感じられる、違った世界が見える、と多数の声がありました。
またオープンなので外の気温や日差しなど気になるところですが、やはり真夏の昼間は厳しいものがあるようです。日差しは帽子をかぶることぐらいしかできないので・・・。ただ湿気がないような夜なら真夏でも快適とのこと。
反対に冬は意外に快適で、特にシートヒーターは優れものとのことでした。足元も暖かくなるので女性も安心ですね。
さて、オープンカーについて少し知識がついたところで・・・
本題のミニのオープンカーについて見ていきましょう!ミニのオープンカーにはどんな車があるのでしょうか?
ミニ・ロードスター
日本仕様は2012年1月に受注を開始されたのがこの「ミニ・ロードスター」です。グレードはクーパー、クーパーS、ジョン クーパー ワークス (JCW) の3種類となっています。
ミニ・ロードスター
ミニにはオープンカーのモデルとしてこのロードスターとコンバーチブルがあります。ミニ・ロードスターの特徴の一つに、ロードスターはコンバーチブルと比べて、Aピラー(フロントガラスの両脇にある柱)が13度傾けられており、重心も低く作られている、ということがあります。このことがミニ・ロードスターのスポーティな走りの実現に貢献しています。
また、ミニ・ロードスターのソフトトップ(幌)は電動ではなく手動です。このソフトトップは時速30㎞以下であれば走行中にも開閉ができるようになっています。ルーフを幌にして、手動にしたことでロードスターはコンバーチブルより重量を軽くすることに成功しています。
ミニ・ロードスター
ミニ・ロードスターは2シータの定員2名。リヤシートはなく240Lのトランクルームがあります。このラゲージ・スペースには後方からだけでなく、室内からも便利に荷物を出し入れすることができる仕様です。
ミニ・ロードスター
ウインド・ディフレクターはミニ・ロードスターにはオプションで用意されています。フロントガラスを乗り越えた風が後部座席辺りで乱れ、ドライバー側に吹き込んでくる、この巻き込み風を防ぐために、このウインド・ディフレクターは有効です。
ここで、ミニ・ロードスターを購入した方、試乗した方の声を見ていきましょう!ミニ・ロードスターの魅力とはどんなところなのでしょうか?
・「吹き上がりのスムーズさが心地よく走りの性能がすごく良いです。」
・「ワインディングでは素晴らしい乗り味を体験できる。・・・ミニのダイレクトな操作性と適度なパワーでコーナーをくるくる駆け抜ける喜びは最高に楽しい。」
・「足回りはカチカチで、一般道でもゴツゴツくる(ただ辛いということはない)」
・「峠の上り坂では力不足を感じた」(グレード:クーパー)
・「高速走行中も(両サイドウインドウは閉めた状態で)風の巻き込みはほとんど感じられなかった。」
ミニ・ロードスターの評価では、このような声が挙がっていました。走りの評価が高く、楽しんで乗ることができるとの声が多数ありました。一方で乗り心地は硬いとの声も多く、同乗者はつらいかもしれないとの評価もありました。
ミニ・コンバーチブル
現行は2代目、2009年に新エンジンを搭載して誕生しました。グレードはロードスターと同じく、グレードはクーパー、クーパーS、ジョン クーパー ワークス (JCW) の3種類となっています。
ミニ・コンバーチブル
ミニ・コンバーチブルはロードスターと違い、4人乗り、後部座席があります。またソフトトップは電動で自動開閉できます。このためロードスターよりもコンバーチブルのほうが重量があります。
このソフトトップは2代目から、時速30㎞以下であれば走行中にも開閉ができる仕様となりました。突然の雨にも対応できる便利な機能ですね。開閉時間は15秒程度です。また、コンバーチブルのソフトトップは任意の位置で開閉を調節することも出来ます。このサンルーフのような使い方はロードスターにはないものです。
ロールオーバーバー(シート後ろの半円のバー)が格納式になったこと、サイドウインドウの大型化されたことなどは、後方視界の向上につながっています。ロールオーバーバーは横転時に安全を確保するためのものですが、横転を検知すると0.15秒で伸長します。また、ボディ剛性が高くコーナリングに安心感があることも、このミニ・コンバーチブルの特徴です。
2009年より新型エンジンが搭載されました。エンジンはグレード「クーパー」にバルブトロニック技術を採用した直列4気筒DOHC1.6L 、「クーパーS」に通常のバルブ機構を備えた1.6L ツインスクロール直噴ターボ が搭載。この新型エンジンにより、クーパーが120ps/16.3kg-m、クーパーSが175ps/24.5kg-mの出力・トルクを発揮しています。
これに6速AT、MTミッションを組み合わせて、燃費は初代モデルよりも最大40%アップされました。
2012年10月からMTのみだったグレード「ジョン・クーパー・ワークス」に速AT搭載モデルが追加されました。クーパーSと同様に可変バルブタイミングの「バルブトロニック」と直噴技術が採用されています。
・「JCWキット付きMTで馬力もトルクも文句無し。キビキビ走ります。」
・「踏めば素直に反応しスポーティな走りが約束されている分、安心してのんびり乗っています。
フルオープンにしたり窓のみフルオープンにしてみたりして、普通の車では味わえない喜びを感じながらのドライブは最高です。」
・「価格比ではほぼ、非の打ち所が無い。」
・「オープンにして走行すると、これがゴーカートフィーリングの本物と納得する。」
・「とにかくオープン走行は気持ちがよく他のどんな車でも味わうことができないものです。」
ミニ・コンバーチブルの購入者からはこのような声が挙がっていました。ロードスターと同様にオープンカーならではの開放感ときびきびした走りが高評価でした。このミニ・コンバーチブルはオープンの開閉状態を任意の位置にできるので、いろいろと変えてみると違った感覚が味わえそうですね!
上記で紹介したミニ・ロードスターとミニ・コンバーチブルのデータを一部載せておきます。
ミニ・ロードスター 諸データ
価格:357万円~481万円
駆動方式:FF
全長:3,740mm ~3,745mm 全幅:1,685mm 全高:1,385mm
車両重量:1,170kg~1,240kg
乗員定員:2名
エンジン:直列4気筒DOHC/直列4気筒DOHC ターボ
総排気量:1598cc
最高出力 122ps~211ps
最大トルク 160Nm~260Nm
燃料消費率(JC08モード走行):13.0km/L~19.0km/L
ミニ・コンバーチブル 諸データ
価格:311万円~470万円
駆動方式:FF
全長:3,740mm 全幅:1,685mm 全高:1,415mm
車両重量:1,210kg~1,310kg
乗車定員:4名
エンジン:直列4気筒DOHC/直列4気筒DOHC ターボ
総排気量:1598cc
最高出力:122ps~211ps
最大トルク :160Nm~260Nm
燃料消費率(JC08モード走行): 13.0km/L~18.0km/L
価格についてはグレードによってだいぶ開きがあるようです。ミニ・コンバーチブルでは「クーパー」と「ジョン・クーパー・ワークス」の間には100万以上の価格差があります。
またコンバーチブル、ロードスターそれぞれカラーが8~9種類用意されています。購入に当たってはみなさんこだわりをもって指定されるようです。いろいろカラーを見てみるのを楽しそうですね!
さて、ミニのオープンカーについて紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか?
ロードスター、コンバーチブルともに魅力的なオープンカーでしたね!
MEET MINI 試乗キャラバン!
全国各地で開催される「MEET MINI 試乗キャラバン!」は、ミニの全ボディバリエーションに乗ることができる特別なイベントです!コンバーチブル/ロードスターはディーラーにもなかなか試乗車が置いてないとのこと。お近くでこのイベントが開催されるときは、ぜひ参加して、ミニのオープンカーを体験してみてくださいね!
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