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初めてのミニはこれがベスト?ミニクーパー5ドアをおすすめする理由

年々車種が豊富になっていくミニですが、初めてミニを買おうとしている人には、どれを選べば良いのか悩む人もいるのではないでしょうか。ミニクーパー5ドアは中でも一押しのモデルです。なぜミニクーパー5ドアをおすすめするのか、その魅力を解説します。

意外と多いミニの車種

もともとのミニは今でいう3ドアハッチバックモデルにあたる車種しかありませんでした。ところが近年さまざまなバリエーションを展開しており、2016年10月現在で日本では6車種販売しています。そして各車種にワン、クーパー、クーパーS、ディーゼルモデルなど、どれも魅力的なグレードがあり、選択肢は多岐にわたります。
そんな中、初めてミニの車に触れるという人に推したいのがミニクーパー5ドアになります。
多くの車種・グレードの中でなぜミニクーパー5ドアなのか、その魅力を見ていきます。

ミニ5ドアのグレード構成と主なスペック

まずはミニ5ドアのグレード構成とその主なスペックを見てみます。

MINI One 5 Door(以降ミニワンと表記)
価格:2,550,000円~
最高出力:75kW/102PS
最大トルク:180Nm
燃料消費率:19.2km/l

MINI Cooper 5 Door(以降ミニクーパーと表記)
価格:2,980,000円~
最高出力:100kW/136PS
最大トルク:220Nm
燃料消費率:18.3km/l

MINI Cooper D 5 Door(以降ミニクーパーDと表記)
価格:3,180,000円~
最高出力:85kW/116PS
最大トルク:270Nm
燃料消費率:23.9km/l

MINI Cooper S 5 Door(以降ミニクーパーSと表記)
価格:3,620,000円~
最高出力:141kW/192PS
最大トルク:280Nm
燃料消費率:16.4km/l

MINI Cooper SD 5 Door(以降ミニクーパーSDと表記)
価格:3,820,000円~
最高出力:125kW/170PS
最大トルク:360Nm
燃料消費率:23.8km/l

ミニ5ドアのボディサイズ

5ドアモデルのボディサイズは次の通りになります。比較対象として3ドアモデルについても()内に併記します。

ミニワン・ミニクーパー・ミニクーパーD
全長:4,000mm (3,835mm)
ホイールベース:2,565mm (2,495mm)
全高:1,445mm (1,430mm)

ミニクーパーS・ミニクーパーSD
全長:4,015mm (3,860mm)
ホイールベース:2,565mm (2,495mm)
全高:1,445mm (1,430mm)

5ドア化によって、後席のデザインも専用のものになりました。

3ドアモデルと比較すると5ドアモデルは最大で全長165mm、ホイールベース70mm、全高15mm大きくなっているのが分かります。つまりボディサイズが一回り大きくなったということですね。これによるメリットは室内空間が広くなったということです。室内空間が広くなると乗車する人にとっては広々と快適に過ごせることになります。特に3ドアモデルでは狭くなりがちな後部座席への影響は大きく、ファミリーカーとしても十分に使用できる空間と言えるでしょう。
ちなみにボディサイズが大きくなるに応じて、乗車定員は5名に増えていますのでなおさら家族持ちの人には助かるのではないでしょうか。

5ドアモデルはラゲッジルームも広くなっていますので、さらに実用性は向上しています。

3ドアモデルと5ドアモデルを並べると、特にリアスペースが拡大されているのが見て取れます。

かつては個性的なコンパクトカーが欲しくてミニに興味を持った人は、3ドアモデルしか選択肢が無くて利便性の面で断念したこともあったのではないでしょうか(クラブマンやクロスオーバーはサイズも値段も大きすぎる)。ところが5ドアモデルの登場によってそんな懸念が一気に解消されるわけですから、朗報と言えるでしょう。
5ドアモデルは一般的なコンパクトカーと同等の利便性を獲得していますので、ミニの世界観が気になる人には間違いなくおすすめできるモデルになっています。

ミニ5ドアの乗り心地はどうか

5ドアモデルの乗り心地はボディサイズが大きくなったことにより、3ドアモデルにくらべてややどっしりとした印象になるようですが、これはあくまで最も小さくて軽い3ドアモデルと比較した印象です。他メーカーの車に比べれば5ドアモデルでも、十分キビキビと刺激的な乗り心地になっています。

エンジン性能でみるとミニクーパーがおすすめ

エンジンの性能はグレードに上がるに従って良くなります。ベースグレードのミニワンでも十分な性能を持っていますが、ミニの魅力の一つはキビキビとした走行性能です。それを考えるとミニの車が全くの初めてだという人にもちょっと上のグレードであるミニクーパーをお勧めします。
ミニクーパーSですと高性能過ぎて人を選びますし、何より高価になります。そう考えるとちょうど中間グレードになるミニクーパーは多くの人が満足できる性能を持っていると言えます。

燃料計はスピードメーター横のインジケーターにて表示されます。
こんなところも凝ったデザインなのがミニらしいですね。

ちなみに燃費について見てみると、ミニワンが19.2km/l、ミニクーパーが18.3km/l、ミニクーパーSが16.4km/lとなっています。ミニクーパーの燃費はミニワンと比べてそれほど低下していませんので、燃費が大きなネガティブポイントにはならなそうです。
また燃費から見てもミニワンとミニクーパーの差より、ミニクーパーとミニクーパーSとの大きく開いていることが分かります。ここからもミニクーパーSがかなりスポーティに振ってあることが伺え、人によってはオーバースペックになりそうです。
どうしても燃費が気になるという人にはディーゼルモデルという選択肢もありますよ。

ミニクーパーの減税

ミニクーパーは平成27年度燃費基準を+5%で達成し、エコカー減税対象モデルとなっています。そのため自動車取得税が20%減税、重量税が25%減税されます。
購入時の出費が少しでも軽減されるのは嬉しいですね。

総合してみるとミニクーパーがベストバランスか

5ドアモデルは利便性の面で優れています。そんな5ドアモデルを選ぶ人にとって、ミニの走りのテイストを十分味わえるミニクーパーは最適なのではないでしょうか。

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