2015/11/15
YMOTOHASHI
FF駆動ながらも、家のリビングのような居心地の良さを徹底的に追求した内装やLサイズセダンの中でも上質さを誇る日産のセダン車 ティアナ。今回は、ティアナのユーザーの評価だけでなく、その歴史や最新型の評価すべきポイント等を踏まえながらご紹介します。
評価を知る前にまずはティアナについてご説明しましょう。2003年に初登場したティアナは、「大人のための高級セダン」をコンセプトに開発され、洗練されたLサイズデザインと高級セダン車では珍しいFF駆動になっているのが特徴です。中でも最大のポイントは内装であり、随所にウッドパネルやソファのような心地の良いシートやパネル等により、家のリビングを思わせる落ち着きと新鮮さのあるインテリアとなっております。エンジンは新設計のV型6気筒 2.3LもしくはV型6気筒 3.5LとCVTとの組み合わせとなるFF仕様、そして直列4気筒 2.5Lの4WD仕様車の3タイプがありました。
2003年デビューの初代ティアナ
2008年登場の2代目となるティアナは、プラットフォーム変更に伴うエクステリアの変更があり、フロントからリヤまで流れるようなデザインとともに、塗装表面の擦りキズ痕が復元するスクラッチシールド仕様としました。パワーユニットは先代よりも排気量をアップさせた新設計エンジンを採用し、グレードも一新しました。インテリアも助手席パワーオットマン機構(※後述)や後席大型ヘッドレストなどのリラックスできる設計になっているほか、センターコンソールやドアグリップ部に手元を照らす間接照明を装備するほか、スイッチ操作ひとつで車内の空気質を一新させる「インテリジェントエアコンシステム」を採用しています。
2代目ティアナ
では次に、2016年時点における最新型ティアナの、評価対象となるポイントをご紹介しましょう。3代目の最新型ティアナは2013年に登場しました。ボディサイズにおいては、全長及び全幅が先代よりも大きくなりましたが、軽量化が行われたことにより先代よりも車重が軽くなっています。また前後重量配分も変わり、操縦安定性や制動機能も向上しています。
評価の高いスタイルの3代目ティアナ
エクステリアでは、フロントフェンダーから後方へ流れるシャープなキャラクターラインを特徴とし、先代よりもさらに立体的で躍動感のあるデザインに仕上がっています。そして注目のインテリアは、機能性重視となったインパネ周辺のデザインにより、機器類の視野性の良さと操作のしやすさが高い評価を得ています。
評価が高かった助手席オットマンは初代から健在
インテリアを詳しく見ていきましょう。フロントシートの座り心地は非常に良く、背もたれにフィットした柔らかいボリューム感のあるLサイズセダンらしい快適性を得ています。またティアナにおいては、助手席側にある足乗せ用ソファー、いわゆる「助手席オットマン機構」を備えておりますが、3代目でも引き続き採用しています。リアシートも前席のように座り心地は柔らかく、足元空間がかなり広めにとられています。
最新型のティアナは直列4気筒の2.5LとFF駆動のみのラインナップとなっており、V型6気筒や四輪駆動方式は廃止されています。それでも力不足を全く感じさせない実用性の高い駆動力を発揮し、滑らかなCVTの変速も相まって加速性能に優れています。さらに従来型と比べて部品の約90%を刷新することで、静粛性や燃費性能などが大幅に改良されました。
最新型ティアナのエンジン
ティアナの走行安定性は、新型のプラットフォームにおけるボディ剛性アップにより、前輪駆動のLサイズセダンとは思えぬほどの走行安定性がさらに向上しています。そして足回りの突き上げ感もなく、ゆったりとした運転ができます。またJC08モード燃費は14.4km/Lと、2.5Lセダンクラスの中でも優れた燃費性能であり、安全装備も車線逸脱警報及び後側方車両検知警報が設定されます。
気になるティアナの評価は?
ではティアナのユーザーの評価はどうなっていますでしょうか?内装の豪華さと快適性、そして乗り心地の良さには大変評価が高いです。インテリアにおける静粛性も加え、初代や2代目のティアナにおける3.5L仕様車は、非常にパワーのあるエンジンのおかげで、アクセルを少し踏むだけである程度のスピードが出るため、パワーの良さも高く評価されています。そして運転がしやすく、スタイルも悪くないという評価も多いようです。
評価ポイントが非常に高いティアナの内装
いかがでしょうか?FF駆動ながらも、家のリビングのような居心地の良さを徹底的に追求した内装やLサイズセダンの中でも上質さを誇る日産のセダン車 ティアナの評価や最新型の評価すべきポイントをご紹介しました。気になりましたら是非チェックしてみてはいかがでしょうか。
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