ホンダ・NシリーズN-WGNの実燃費と詳細をまとめてみました。
2015/11/12
neko.shinohara
ホンダがハイブリッド戦略車として販売したインサイト。インサイトには2つの歴史があります。今回はそんなインサイトの歴史とともに、燃費と実燃費、さらにはオーナーによる燃費評価をご紹介します。ホンダのハイブリッドカーの先駆けとなったインサイトの実力とは?
今回はインサイトの燃費、実燃費、さらにはオーナーによる燃費評価をご紹介しますが、そもそもインサイトとはどんな車なのでしょうか。
まずは簡単にインサイトの歴史を振り返ってみましょう。
インサイトは、かつてホンダが生産、販売したハッチバック型のハイブリッドカーです。
1999年に販売を開始したインサイトですが、2006年7月に生産・販売を終了しました。
しかし、2009年2月にコンセプトを大幅に変更し、新型ハイブリッドとして復活しました。
インサイト販売当初、燃費が当時の量産ガソリン車としては世界最高の35km/L(10・15モード)だったこともあり、非常に注目されました。
その後も改良を重ねていきましたが、約7年間の販売台数は国内では2300台と伸び悩んでいました。
売れ行きが伸びず一度は生産・販売ともに終了となり歴史に幕を下ろしたインサイトですが、コンセプトやシステムに大幅な改良を行い、約3年後の2009年に復活し、2度目の歴史をスタートさせました。
新型ハイブリッド専用車となったインサイトの売れ行きは好調で、2009年2月・3月の登録販売台数はハイブリッドカー初となる1位を獲得しました。
そんな新型ハイブリッド戦略車として復活したインサイトですが、販売台数の低迷やHVシステムの旧型化を受け、多くのファンに惜しまれつつも2014年3月に生産・販売を終了し、2度の歴史に幕を下ろしました。
では、そんなインサイトの燃費や実燃費をご紹介していきたいと思います。
次はインサイトの燃費をご紹介します。
ホンダが公式に発表していたインサイトの燃費とは一体どれくらいだったのでしょうか。
ホンダが公式に発表していた初代インサイトの燃費は10・15モードで32.0~36.0km/L、二代目インサイトの燃費はJC08モードで22.2~27.2km/Lでした。
燃費を計測しているモードが違うので比較しにくいですが、初代インサイトの方が燃費の伸びはよさそうですね。
また初代のインサイトにはCVT以外にもMTの設定もあるので、その分燃費が伸びているという部分もあります。
次にインサイトの実燃費をご紹介します。
実際にインサイトを走らせてみたときの燃費はどのくらいなのでしょうか。
初代インサイトの実燃費は22~25km/L、二代目インサイトの実燃費は17~19.5km/Lとなっています。
やはり初代インサイトの方が燃費の伸びはよさそうですね。
しかし、実燃費は運転の仕方や交通状況によって大きく変わってきます。
通常、渋滞路や坂道が多い地域で乗っている人は燃費が伸びにくいとされていますし、逆に高速道路を中心に走行する人やスムーズに流れる一般道が多い地域で乗る人は燃費が伸びやすいとされています。
最後にインサイトオーナーによる燃費評価を見ていきましょう。
インサイトの燃費はどのように評価されているのでしょうか。
インサイトオーナーによる燃費評価を見ていくと「エコ運転を心掛ければ燃費はいい」、「高速なら燃費はいい」、「そこそこ燃費はいい」、「燃費の面なら初代がよかったが、スタイルは2代目で気に入っている」など、やはり運転の仕方や交通状況に左右されるようです。
評価を見ていく中で感じたのは、初代は燃費評価、2代目はデザインなどの評価が高く、それぞれに評価された点が違っているということでした。
2代目オーナーはこのデザインと走りなら燃費は多少悪くてもいいと感じている人が多く、車選びは燃費だけではないんだということがわかりました。
いかがでしたか。
2度の歴史があるインサイトのそれぞれの魅力は伝わったでしょうか。
愛車選びの参考にしてみてください。
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