家族でエコドライブを楽しもう!ステップワゴンハイブリッドのすべて
2015/09/06
syun_crowd
マイルドハイブリッドが搭載されたワゴンr。モーターで走る事はありませんが、ハイブリッドと言うからには利点があるはずです。ワゴンrのガソリン車やライバル車との比較をご紹介します。また、ワゴンrのハイブリッド車に実際に乗った人の声も集めてみました。
誕生以来、大きな人気を博してきたワゴンrですが、その人気の秘密はどこにあるのでしょう?
ワゴンrのハイブリッドについて触れる前に、その魅力を見てみたいと思います。
ワゴンr
1993年にデビューしたワゴンrは、現在5代目にあたります。
5代目ワゴンrの魅力は、なんといっても「自由自在にアレンジできる室内空間」にあります。フロントシートは前にも後にもパタンと倒れ、リアシートも「左右独立して」前に倒すことができます。
「斜めに積めば自転車も乗せられました」といった声もありました。
もちろん、手頃な価格と、トップレベルの低燃費や、デビュー当時からの広い室内空間も人気です。
現在、ワゴンrには、「FZ」「FX」「FA」の3つのグレードがあります。
このうち、ハイブリッドは「FZ」になります。
FZは最上位のグレードだけあって、インテリアもエクステリアも、より豪華になっています。
ワゴンrを買おうと考えた時、ハイブリッド車とガソリン車のどちらを選べば良いのでしょうか?
その為には、ハイブリッド車について知る必要がありますね。
それでは、ハイブリッド車の性能を見てみましょう。
ワゴンrの場合も、もちろん、ハイブリッド車の方がガソリン代が安く済みます。
最も安いワゴンr・FAと比較をしてみました。
ワゴンrハイブリッド車の燃費は、軽ワゴントップレベルの33.0km/Lですが、
ガソリン車(ワゴンr・FA)の燃費は26.0km/Lです。
ガソリン代を140円とした場合、年間1万キロ走るとすれば、ガソリン車の場合は、約54000円となりますが、ハイブリッド車の場合は約42000円で済みます。
カタログ燃費の場合ではありますが、その差は約12000円にもなります。
ワゴンrのハイブリッドに乗った人は皆、アイドリングストップ後の再始動がスムーズだったと声にしています。音も振動も全く感じないそうです。
再始動のときの振動は、結構ストレスになりますよね。
頻繁にアイドリングストップがかかる市街地では、うれしい声ですね。
ワゴンrのハイブリッド車の燃費や乗り心地が良いという事がわかりました。
それは、ワゴンrのハイブリッド車に搭載されている、様々な新しいシステムのおかげです。では、そのシステムを一つ一つ見ていきましょう。
ワゴンrのハイブリッド車には、「S-エネチャージ」が搭載されています。
この「S-エネチャージ」は、減速時のエネルギーを使って発電し、リチウムイオンバッテリーに充電しています。直接ガソリンを使わず発電をしているところがミソです。この電気は、室内の電装だけではなく、始動時や加速時にモータを回すことにも使われています。このモーターが、静かで振動のない発進に貢献しています。
ハイブリッド車にはリチウムイオンバッテリーを積んでいますが、広い室内空間はそのままです。
また、ワゴンr・ハイブリッド車には、「新アイドリングストップ」も搭載されています。
停止すればエンジンを切るのではなく、13km/h以下になれば、エンジンが切れるというものです。
「減速時に発電し、信号機が近づけばエンジンが切れます。信号が青になり、ブレーキから足を離せば、停車前に蓄えた電気で再始動する。」という流れになります。
少し、ブレーキから足が離れてしまった。という程度では、アイドリングストップは解除されないそうです。交差点が連続するような場所では、ストレスなく通過する事ができそうですね。
ワゴンr
ワゴンrには「エコクール」も搭載されています。
アイドリングストップ中にも関わらず、エアコンから冷気が出るというものです。
その秘密は、エアコン内部に搭載されている「蓄冷材」にあります。
暑い夏には重宝しそうですね。
ワゴンrのハイブリッド車には、どのようなライバルがいるのでしょうか?
軽トールワゴンの中で、ワゴンrと人気を2分する「ダイハツ・ムーヴ」と、まだまだ若い「日産・デイズ」の2つを見てみましょう。
ダイハツ・ムーヴは1995年に、ワゴンrに対抗するために作られました。現在は6代目です。ワゴンrと同様、広い室内空間も魅力的です。
「ノーマル」と、よりスポーティーな「カスタム」の2種類が存在します。
カタログ燃費はどちらも変わりませんが、見た目も価格も大きく変わります。
ムーヴにも「イーステクノロジー」という燃費向上技術が盛り込まれています。
また、「スマートアシストⅡ」という事故防止技術が導入されていて、「先進安全車プラス(ASV+)」を軽で初めて取得しています。
しかし、こちらの車種でハイブリッドはまだ登場していません。
それでも、燃費は25.6~31.0km/Lと、ワゴンrと良い勝負をしています。
デイズ
2013年に登場しました。現在初代です。
デイズは英語表記すると「DAYZ」となります。「毎日(day)を昨日までと違う新しい日々に変えていく」という意味があるそうです。
アラウンドビューモニターも標準で装備されています。こちらも軽自動車初との事です。
加速があまり気持ちよくないという声が聞かれますが、一方、インテリア、エクステリアについては人気が高いようです。内装がタッチパネル式というのもおしゃれですよね。
残念ながら、こちらもハイブリッドはラインナップされていません。
燃費は23.4km/L~30.0km/Lですので、ワゴンrのハイブリッドよりは、少し劣っている感はありますね。
ワゴンrのハイブリッド車に実際に乗った人は、どういった印象を持ったのでしょうか?
実際に乗った人の声を集めてみました。
ハイブリッド車のアイドリングストップ後の発進については、
「スムーズで、いつ再始動したか気付きません。」
「今まで乗っていた車のような、キュルキュルという、嫌な音を聞かなくなりました。」
「音も振動も全く感じませんでした。」
「パネルの色の変化で再始動が分かる程度です。」
と、皆さん、良い印象を持たれているようです。
その他にも、
「助手席シート下の収納スペースが使えます。」
「ブレーキを離しても、一定以上上げなければ再始動しないので、今までのような間違えて再始動するという事がなくなりました。」
という意見がありました。
ただ、悪い印象を持たれた人もいたようで、
「アクセルから足を離すと、変なエンジンブレーキが掛かっているように感じました。」
「停止時、抜けるような感覚がしました。」
といった意見もありました。
アイドリングストップ後の再始動時になる、「キュルキュル音」と振動が気になる方は多いと思います。これが嫌でアイドリングストップを切る方もいる事でしょう。
音も振動もなく、いつの間にかエンジンが始動しているというのは良いですね。
いかがでしたか?
マイルドハイブリッドがついたワゴンrのハイブリッド車の魅力は伝わりましたでしょうか?
お財布にも優しい、ワゴンrのハイブリッド車。
このハイブリッド車が気になったという方は、まずは、試乗してみてはいかがでしょうか?
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