１億３０００万円のエキゾチックカー・パガーニウアイラに迫る！

パガーニウアイラとはどのような経緯で誕生したクルマなのでしょうか？まずは開発までの歴史を紐解いてみましょう！

イタリアに拠点を置くスーパーカーメーカー、パガーニ・アウトモビリが開発したクルマがウアイラです。創設者は元ランボルギーニのデザイナー、オラチオパガーニ氏。１９９２年に設立した会社なので、自動車メーカーとしてはまだ歴史の浅い会社ですね。

パガーニ社は１９９９年のジュネーブモーターショーにおいてゾンタC12を発表しました。このクルマもウライア同様、高級スポーツカーとして話題を集めました。

パガーニは少量生産のメーカーで、オーナーの希望に合わせて、装備品や仕様など、ワンオフモデルも製造しています。このウアイラも、オーナーの数だけそれぞれ仕様が異なっているのです。

それではパガーニウアイラについて、具体的にどのようなクルマなのかを解説していきましょう。まずはスーパーカーにとって、非常に重要なユニットであるエンジンについて詳しく説明します。

エンジンは基本的に先代ゾンタの流れを引き継ぎます。７３０馬力を誇るAMG製の12気筒エンジンをミドシップに搭載しています。トランスミッションはクラシカルな７速シーケンシャルシフトです。イタリアのスポーツカーがドイツ製エンジンを搭載するのは珍しいことですが、これはアドバイザーのファンジオの提案によるものです。

V型12気筒を搭載するスポーツカーは数多く存在しますが、車体重量の軽いパガーニウアイラの加速性能はトップクラスです。

エンジン AMG製5,980ccV型12気筒ツインターボ
駆動方式 MR
変速機 Xtrack製7速シーケンシャル
全長 4,605mm
全幅 2,036mm
全高 1,169mm
ホイールベース 2,795mm
車両重量 1,350kg

スポーツカーらしさを感じさせるのは、やはり運転席の仕上がりも重要です。その点で行けば、パガーニウアイラは最高の得点がつけれるクルマです。まずは刺激的なインテリアデザインをご覧ください。

スポーツカーらしい最適なドライビングポジションが得られるコクピット。先述した通りウアイラはオーダーメイド可能なので、内張りのカラーなどオーナーが自由に選択できます。

ウアイラのイグニッションキーをひねると、メーターは車体の各種情報を表示します。これだけでも興奮に値しますね。

スーパーカーのイメージといえばやはり上に跳ね上がるがるウイングドアですよね。もちろんこのパガーニウアイラもガルウイングドアを採用しています。しかもボンネット、リヤカウルは跳ね上げ式です。

フレームはカーボンとチタンを組み合わせたモノコックフレームを採用。手間も製造コストもかかりますし、材料費だけでも高額になりますね。車体前後に飛行機のようなフラップが付いており、空力性能の向上だけでなく、エアブレーキとしても機能します。

いかがでしたか？

以上パガーニウアイラの情報について、まとめてみました。
１億円を超えるまさにスーパースポーツカーのウアイラ。

雲の上の存在の車ではありますが、
一度はこの車のステアリングを握ってみたいものですね。

最後に動画でウアイラの雄姿をじっくりとご覧ください。