パガーニが送り出す人気の高級車「ゾンダ」とはどんな車なのか?
2016/01/20
masayablog
イタリアのスポーツカーブランド、パガーニ社が手掛けたスポーツカーがパガーニゾンダです。一台ごとにオーダーメイドで作成するため、パガーニゾンダにはオーナーの数だけバリエーションがあります。超高級車・パガーニゾンダはどのようなクルマなのか?解説します。
パガーニゾンダとはイタリアのブランド、パガーニ・アウトモビリ社が開発しました。
日本ではあまり馴染みがないクルマかもしれませんが、
車両価格が1億円以上することで、パガーニゾンタは話題になりました。
パガーニゾンダF
イタリアの自動車メーカー、パガーニ社が製造するゾンダ。
パガーニゾンダは1999年より製造が開始されました。最初は日本の保安基準に適合せず輸入されませんでしたが、その後対策が講じられ、少量だけ並行輸入されています。
オラチオパガーニ氏
パガーニアウトモビリの創設者。
パガーニアウトモビリの創設者であり、ゾンダのデザイナーであるオラチオパガーニ氏。
パガーニ・アウトモビリの創始者であり、デザイナーでもあるオラチオ・パガーニ(Horacio Pagani )によって設計され、多くの派生モデルや個人の求めに応じたワンオフモデルが、生産終了が発表された2010年以降も製造された。
デザイナーであり創設者のオラチオパガーニは、元ランボルギーニに在籍していた人物です。
アンデス山脈
ここからアルゼンチンへ吹く風のことを「ゾンダ」と呼んでいます。
パガーニ氏はこの美しい経験を眺めながら、ゾンダを開発するヒントになったのかもしれませんね。
ちなみにパガーニゾンタC12のCは、パガーニ氏の妻の頭文字をとったものです。
それではパガーニゾンダとは、
具体的にどのようなメカニズムを持ったクルマなのでしょうか?
詳しくチェックしていきましょう!
パガーニゾンダのフロントビュー
小さな丸目4灯のヘッドライトを備えるパガーニゾンダ。
フレームはアルミやカーボンで構成されており、サスペンションもF1などに採用されているダブルウィッシュボーンを採用します。まさにレーシングカーがそのまま公道を走るようなものです。
パガーニゾンダ リヤビュー
まるでジェットエンジンでも積んでいるかのようなパガーニゾンダのリヤまわり
4本のエキゾーストはリヤエンド中央に集中してレイアウト。まるで拳銃のリボルバーのようなデザインです。低い車高も一目見ただけでタダモノではないことがわかります。
イタリア製スーパースポーツカーなのに、ドイツ製のエンジンを搭載するのは非常に珍しいこと。このあたりはF1経験者をアドバイザーに据えて、堅実にパッケージングしたためと思われます。
パガーニゾンダのエンジン
サイレンサーのデザインも独特。パガーニゾンダはドイツAMG製のエンジンを搭載します。
写真のエンジンは通販サイト、ZoZoタウンの社長、前澤氏がオーダーメイドしたパガーニゾンダのエンジンです。AMGのロゴのみならず、「Zonda ZoZo」のロゴが刻印されています。
パガーニゾンダGR
ゾンダをベースに空力パーツを追加したレーシングマシン。
C12Sをベースにして、ルマン24時間レースなどにプライベータ向けに開発したマシンがパガーニゾンダGRです。最高出力600馬力を発生。車両価格は11億円にもなります。
パガーニゾンダは話題を集めたモデルだけに、数々の製品が模型化されました。ここでは代表的な1台をご紹介しましょう。
パガーニゾンダ ミニカー
実車の43分の1スケールで忠実に再現されたパガーニゾンダのミニチュアカー。
レジン製1/43スケールのミニチュアモデル。2014年3月にジュネーブモーターショーで発表された、ゾンダFantasmaを再現しています。実車はメルセデスAMG製 7.3リッターV12エンジンを搭載したワンオフモデルです。
参考価格27,000円(税込
パガーニゾンダ760R
車両価格2億円以上のパガーニゾンダ760R。
いかがでしたでしょうか。
以上、パガーニゾンダに関する情報をまとめてみました。
まさにエキゾチックカーの代表格ともいえるような、
ゴージャスでハイスペックなクルマですね。
基本はオーダーメイドで、様々なモデルバリエーションがあり、
オーナーの数だけのパガーニゾンダが存在するといえる所以です。
成功者だけでなく、本当のクルマ好きが選ぶクルマ。
それがパガーニゾンダではないでしょうか。
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