スバルのフラッグシップモデルセダンレガシィB4。その実力は?
2015/11/16
日野義之
かつてスバルが販売していた軽自動車がr2です。現在スバルの軽自動車はOEM供給を受けて販売していますが、r2はスバルが自社開発したもので、今となっては貴重なクルマです。スバルらしく車の基本性能を追求し、こだわりぬいて開発したr2を今一度振り返ってみましょう。
スバルは現在、自社生産での軽自動車の開発を行っておらず、スバルの軽はすべてOEM生産によってまかなわれています。しかしスバルは以前にr2という軽自動車を自社で開発していました。
スバル r2スマートセレクション
スバルr2 Fプラスをベースに、充実装備の特別仕様としたスバルr2スマートセレクション
R2(アールツー)は、スバルブランドを展開する富士重工業がかつて生産・販売していた軽自動車である。主に女性をターゲットとしており、R2発表・発売時点では居住性を重視した軽トールワゴンが主流となる中、居住性よりもデザインを重視した作りが特徴である。
スバルr2は5ドアハッチバックで、エンジンは660cc自然吸気エンジンを搭載。スポーツモデルにはスーパーチャージャー付きエンジンも採用されていました。
r2の兄弟車、スバルR1
r2と共通の大部分のコンポーネントを共用化するスバルR1
また同時期にスバルR1もリリース。こちらは3ドアハッチバックとコンパクトな車体が特徴です。
なんといってもスバルr2の特徴は個性的なスタイリングにあります。丸みを帯びた未来的なフォルムは、多くのハイト系ワゴン車とは一線を画すものです。
スバルr2 フロントビュー
スバルらしい個性的なフロントグリルと、未来的なライト周りのデザイン
スバルr2リヤビュー
丸みを帯びたスタイリングがスバルr2の特徴。ストップランプのデザインも個性的です
スバルr2サイドビュー
ホイールベースが長いため、スバルr2は安定した走行性能を獲得しています。
ドア数 5ドア
乗員定員 4名
型式 DBA-RC2
全長×全幅×全高 3395×1475×1520mm
ホイールベース 2360mm
トレッド前/後 1295/1285mm
室内長×室内幅×室内高 1725×1220×1180mm
車両重量 850kg
※スペックはスバルr2スマートセレクション
続いてはスバルr2の室内をのぞき込んでみましょう。インテリアの質感も、非常に高いのがr2の特徴です。
r2のインパネ回り
シンプルな操作系統のスバルr2のインパネ。
r2のインテリアデザインはシンプルながら、非常にセンスの良さを感じさせます。インパネシフトは非常に操作しやすく、無駄なものは一切ありません。
スバル r2シートアレンジ
r2の助手席シートは写真のように折りたたみ出来、テーブルのように使うことができます。
室内高さ1180mmを誇るr2の室内空間は、コンパクトな外観からは想像できないほど広々しています。
スバルr2は燃費が良く日常の使い勝手が良い自然吸気エンジンと、パワフルなドライビングが楽しめるスーパーチャージャーエンジンを用意しています。
スバルr2 NAエンジン
46馬力を発生する自然吸気エンジン
エンジン型式 EN07
最高出力 46ps(34kW)/6000rpm
最大トルク 5.9kg・m(58N・m)/5200rpm
種類 直列4気筒SOHC
総排気量 658cc
内径×行程 56.0mm×66.8mm
圧縮比 10.5
燃料供給装置 EGI(電子制御燃料噴射装置):マルチポイント・インジェクション
使用燃料 無鉛レギュラーガソリン
10モード/10・15モード燃費 21.5km/リットル
スバルr2スーパーチャージャーエンジン
パワフルなスバルr2の過給機付きエンジン。
エンジン型式 EN07
最高出力 64ps(47kW)/6000rpm
最大トルク 9.5kg・m(93N・m)/4000rpm
種類 直列4気筒DOHC16バルブICSチャージャー
総排気量 658cc
内径×行程 56.0mm×66.8mm
圧縮比 9.0
過給機 Sチャージャー
燃料供給装置 EGI(電子制御燃料噴射装置):マルチポイント・インジェクション
使用燃料 無鉛レギュラーガソリン
10モード/10・15モード燃費 19.4km/リットル
いかがでしたでしょうか?
以上スバルr2に関する情報をまとめてみました。
r2は生産終了となりましたが、
スバルらしい実直なクルマつくりのスタイルは、
とても完成度が高く、いまだに根強い人気を誇ります。
今ならまだ中古車市場でも程度の良いr2が流通していますので、
狙うなら今がチャンスです。
最後にスバルr2のプロモーションビデオをご覧ください。
スバル R2 RC系 アールツー プロモーションビデオ
スバルR2の販促用PVです。
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