コンパクトカーで車中泊！？フィットで快適な車中泊は可能なの？

コンパクトながらも広い室内空間で人気が高い「フィット」！
まずは、フィットとはどんな車なのかということを見てみましょう。

フィットは本田技研工業が生産・販売しているハッチバック型の小型乗用車です。

2001年にロゴの後継車として登場したフィット。
軽を除いたホンダの乗用車ではもっとも小型ですが、同クラスの他車種に比べ優れた走行性能、低燃費、広い室内空間からコンパクトカーのベンチマークの1つと評されています。

トヨタのヴィッツや日産のマーチとともに「日本のコンパクトカー御三家」と呼ばれたこともあります。

2002年には日本国内における年間販売台数において、それまで33年間トップを守り続けたトヨタのカローラを上回りトップとなるほど高い人気をほこりました。

日本では2010年10月にハイブリッドモデルも追加されています。

フィットの燃費はグレードによって異なります。

【13G】20.0～26.0km/L（JC08モード）
【15XL】19.0～21.8km/L（JC08モード）
【RS】19.0～21.4km/L（JC08モード）
【HYBRID】27.6～36.4km/L（JC08モード）

フィットの価格もグレードによって異なります。

【13G】1,299,800円～
【15XL】1,749,000円～
【RS】1,926,000円～
【HYBRID】1,690,000円～

車中泊を検討する場合、一番気になるのは内装ですよね。
フィットで快適な車中泊が可能なのか、その内装を確認してみましょう。

フィットは誕生してから常にコンパクトカーの常識を覆す車内空間の広さを追求してきました。
そのため、フィットは外見からは想像できないほどゆったりとした室内空間となっています。

もちろんフィットは後部座席もゆとりある空間となっています。
膝周りだけでなく頭上にもゆとりがありますので、コンパクトカーとは思えないほどの開放感を感じられます。

フィットの室内は入れ物にあわせて開口を広げられる運転席のドリンクホルダーやタブレットPCが収まるセンターコンソールボックスなど、使い勝手のよい収納が広い室内の適所に備えられています。
使い勝手の良い収納は車内泊でも活躍してくれそうです。

フィットの概要と内装から、車中泊への適性はかなり期待できそうです。
では、実際に車中泊をした方の感想はどうでしょうか。

フィットはコンパクトカーながらも車中泊が可能なようですね。
ただし、大人数での車中泊には向かないようです。
フィットで快適に車中泊をするとなると大人2名が限界でしょうか。

フィットで車中泊は可能なようですが、車中泊をより快適にするために、「必要なもの」、「前もって用意しておくと良いもの」をあげてみましょう。

フィットで実際に車中泊をしてみた方の意見にもあるように、フィットのシートアレンジによっては隙間や段差が出来てしまいます。

これを解消するためのアイテムが車中泊専用マット。
厚みのある車中泊専用マットを敷けば段差や隙間が気にならなくなります。

マットは車中泊専用である必要はありませんが、使用しないときにコンパクトに収納できるものを選ぶようにして下さい。

次にご紹介する車中泊用アイテムはカーテンです。

SAやPAに車を停めて車中泊をする方もいらっしゃると思います。
こういった人通りのあるところでの車中泊だと車外からの視線が気になりますよね。

そんなときは窓にカーテンをすることで周囲の視線も気になりませんし、街灯の明かりが車内に入ることも防げますのでゆっくりと休むことができます。

また、カーテンがあれば車内で着替えをする際の目隠しにもなりますので、車中泊以外にも重宝するアイテムです。

最後にご紹介するのが収納ボックス。
車中泊をするような長旅だと荷物が多くなり車内が乱雑になってしまいがちですよね。

ですが、収納ボックスに荷物をまとめておくことでスムーズに就寝場所をつくったり、元の状態に戻すことが出来るようになります。

「フィットで車中泊」についてご紹介してきましたがいかがでしたでしょうか。

コンパクトカーであるフィットでも車中泊は可能で、工夫すればさらに車中泊が快適になることが分かりました。
前もってマットなどのアイテムを用意しておくとより素敵な車中泊になりますね。
ぜひ、車中泊をする際の参考にしてみてください。