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デッドニングの効果を上げるためにそろえたい材料の選び方!

自分でデッドニングをしてみたい方、デッドニングの材料キットを買うのもいいけど、なるべく安く抑えたいという方のために、デッドニングの効果を上げる材料をいくつかご紹介します。デッドニングの場所によって使用する材料が変わってくるので参考にしてみてください。

デッドニングってなに?

今回はデッドニングに使用する材料に関する情報をまとめるのですが、そもそもデッドニングとはどういうことなのでしょうか。
まずはデッドニングとはどういうことなのかを見ていきましょう。

デッドニングとは車のドアの外張り(主にスピーカーの付いているドア)の空洞を遮音材で閉鎖し、スピーカーを耐震材で覆い、更にドアの内張りにも遮音材を張り付け、最後に外張りと内張りの隙間を耐震材で埋める作業の事です。

つまり車にある余計な空間を埋めて振動しないようにするということです。
こうする事により、ドア内空間への音の逃げやスピーカーの振動によるノイズが大幅に軽減され、音質が大幅に向上する効果があります。

デッドニングの効果を上げる材料の選び方って?

オーディオにこだわっている人は必ずと言っていいほどデッドニングしているのですが、デッドニングは多くの人がDIYで行っています。
では、デッドニングの効果が上がる材料の選び方とはどういうものなのでしょうか。

デッドニングで大切な振動を抑えるという方法で一番わかりやすいのが、重さを付加する方法です。
単純に、重いものは振動しにくいという理屈に基づいています。
様々な材料がありますが、デッドニングの材料には重いものが多いです。

しかし近年、注目を集めているデッドニングの素材にレアルシルトというものがあります。
これは振動エネルギーを熱エネルギーに転換する素材で、重さもさほどなく効率よく制振できます。

また、振動が発生するのを抑えるだけでなく、伝わるのを抑えることも大切なため接触部分や接合部分に使用する材料も的確に選んで慎重に作業しなければなりません。
デッドニングは結構、丁寧さと根気が必要な作業ということです。

デッドニングに効果がある材料はどういうもの?

では、デッドニングの際に効果の期待される材料とはどのようなものでしょうか。
材料の選び方で防振性や重さが大切なことがわかりました。
デッドニングのキットも販売されていますが、それ以外にも効果がある材料をご紹介します。

遮音材

遮音材とは音を遮る効果のある材料です。
制振材にも遮音効果があるものもありますが、それだけに頼ると量が非常に多くなってしまうので、遮音材も併せて使用するのがいいようです。

遮音材はインナー側鉄板、室内側インパネに使用します。
鉄板から発せられている余計な音が遮断される効果が期待されるからです。

吸音材

吸音材はデッドニングとは少し違いますが、スピーカーのチューニング材の吸音材も活用できるようです。
デッドニングの作業の時に、音質自体を汚さない材料ということで使用します。
ドア内に使用する材料なので撥水する材料でないといけませんから使える材料は絞られます。

インナーバッフル

インナーバッフルは意外と効果があるとして、よく選ばれる材料のようです。
インナーバッフルを金属製の重いものにするとスピーカー自身の発する振動をバッフルが受け止めてくれます。

みんなはデッドニングするとき、どんな材料を選んでいる?

では、DIYでデッドニングする際、どのような材料を選べばいいのでしょうか。
プロショップでデッドニングの際に使用している材料を一部ですがご紹介します。

レアルシルト

先ほども紹介したレアルシルトですが、デッドニングの大半に使うことが出来るようです。
レアルシルトは材料そのものが音質に影響することが殆どなく、硬い材料なのでサービスホールを塞ぐのにも向いています。
性能の割には重さもそこそこで、インパネ側にも使える万能タイプです。

AURIX ALダンピングマット

これはブチルとアルミの複合シートで、やわらかい材料です。
接着もかなり良く、曲面に使うと良いようで、かなり長持ちします。

STP BOMB AERO

これはブチル、アスファルト、アルミの3種の複合シートです。
厚みや重量もあり、硬い材料で、ダンピング性能はずば抜けているようです。
また、遮音性能も期待できる材料で、フロアや天井などドア以外の遮音にも使うことが出来ます。

フェリソニ SR1000

これは液体状の制振材で、重量は軽い材料です。
レアルシルト同様、材料そのものが音質に影響することが殆どないため、アウター側鉄板専用と考えてもよいでしょう。
重量によるダンピングは期待できないのでレアルシルトと合わせて使うと良いでしょう。

オーディオテクニカ アクワイエ

これはブチルとアルミの複合シートで、ブチルの温度に対する特性の変化が少ないです。
やわらかい材料で切りやすいため、いろいろな形に対応できます。
赤と青の2種類ですが、赤の方がより制振効果が大きいと言われています。

デッドニングの材料の選び方のまとめ

いかがでしたか。

デッドニングに使用する材料は、いろいろなものがありましたね。
デッドニングの材料キットも販売されているので、何を選べばいいのかわからない方は材料キットの購入をオススメします。

ビビり音が気になっている方やオーディオにこだわってみたい方はデッドニングでカーオーディオの音質を改善してみませんか?

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