憧れのポルシェ！ケイマンに乗りたい・・だけど維持費はどれくらい？

維持費、維持費を抑える方法の紹介に入る前に・・・。

はじめに、今回の主題のポルシェ・ケイマンについて。ポルシェ・ケイマンが一体どんな車なのか、ということについて、見ておこうと思います。

ポルシェ・ケイマンとはどんな魅力があるのでしょうか。

ポルシェ・ケイマンとは、皆が知ってるあのドイツの有名自動車メーカー、ポルシェが製造・販売する二人乗りスポーツカーです。

ポルシェは「ボクスター」というオープンカーを作っているのですが、そのボクスターのクーペモデル、ということです。

現在は2代目、981c型となっています。2013年に最高出力278PSのケイマンと、329PSの「ケイマンS」の2モデルが用意されました。
ケイマンには2.7リッター6気筒ボクサーエンジン、ケイマンSには3.4リッター 6気筒ボクサーエンジンが搭載されています。トランスミッションは、6段MTまたは7段PDKを装着。

PDKとはポルシェ・ドッペルクップルング（Porsche Doppelkupplungsgetriebe、通称PDK、“ポルシェ2重クラッチ式変速機”）のことで、

ミドシップらしい軽快な走り、PDKの高い性能、本格スポーツカーとして高く評価されるポルシェ・ケイマン。参考に燃費と価格を載せておきます。

10 　km/l　～　 12 　km/l

「ケイマン」　　　MT　629万円
　　　　　　　　　PDK　682万円

「ケイマンS」　　MT　　795万円
　　　　　　　　　PDK　848万円　　

ポルシェ・ケイマンの燃費、価格はこのようになっています。

さて、本題のポルシェ・ケイマンの維持費について見ていきましょう！

まず、ポルシェ・ケイマンの維持費のとしては・・

・車検費用
・任意保険
・自動車税
・ガソリン代
・オイル・タイヤ交換などのメンテナンス代

といったものが考えられます。これは基本的な維持費の内容です。

まずケイマンですが、排気量は2706ccであることから、2.8リットルクラス(2800cc、自動車税は3.0L以下を適用)に属し、5ナンバー枠ながら全幅が1.7mを超え、排気量も2000ccを超えていることにより3ナンバー登録となり自動車税は51,000円（年）です。

ケイマンSは3.5リットルクラス(3500cc、3.5リッターカー、自動車税は3.5L以下を適用)ということですので自動車税は58,000円（円）となります。

ケイマンとケイマンSで自動車税は少しですが変わってくるようです。

ケイマンとケイマンSで重量税と自賠責保険量は変わりません。ともに
自動車重量税12300円/年と自賠責保険料13920円/年となります。

ガソリン代ですが仮に年間で１万キロ走るとして、

10000km÷10.0km/L×155円/L＝155000円

くらいになるでしょうか。走る距離は人それぞれですから、これは個々人で違ってきますね。

任意保険も人それですが、ネットの自動車保険見積もりを利用してみると、

走行距離 11000km以下
年齢 21以上
等級 はじめて
免許の種類 ブルー
運転者の年齢制限 無制限
運転者限定の有無 限定無し
対人賠償 無制限
対物賠償 無制限
車両保険 　なし　　　　　といように仮定すると
年間で287300円　という試算になりました。月額でだいたい24,000円です。

これは車両保険がついていないので、この価格です。これに車両保険をつけると・・なんと年間713200円になると試算結果がでました。月額で約6万円ですね。これはさすがに・・と思うような値段になりましたね・・。

ケイマンに乗っている方の声では、タイヤ交換は1本７万円〜との声がありました。とすると4本で単純に28万円です。高額ですね。
タイヤの質を落とすことも出来ますが、やはりポルシェだとあまり質を落とすのは・・となりますよね。

オイル交換についてはケイマン所有の方で「24,000円＋工賃」、「24,000円（工賃込み）」
という声が見られました。だいたい24,000円〜30,000万円くらいになるでしょうか。

このようにざっと維持費の項目について見てきました。
やっぱり高いんだなあ・・という感想です・・。
ポルシェ・ケイマンは憧れの車ではありますが、維持費についてはきちんと考えておかなくてはいけませんね。維持費が払えなくて、手放す・・なんてことがないように！

上記でみてきたように、維持費が高い！ポルシェ・ケイマンですが、少しでも維持費を抑える方法はないでしょうか。ポルシェは維持費がかかるもの・・と思われるでしょうが、すこし考えていきたいと思います。

上記で見たところ、保険がとても高いようでしたね。自動車保険料は年齢、等級、車両保険のあるなしでだいぶ変わってきますから、人によって全然違うこともあります。

とくに運転者年齢制限を無制限にして、さらに車両保険をつけるとかなり高くなります。
実は運転者年齢制限の無制限をやめて、21歳以上などにすると、保険料はほとんど半額くらいにまで下がります。
車両保険をやめるとさらに半額くらいにさがります。

このように自分に本当に合った保険内容を選ぶようにしてください。車両保険を付けるか否かは悩みどころと思いますが・・。

また、周知のことですが、免許の種類はブルーよりゴールドの方が安くなり、等級も上の方が保険料は安くなります。

細かいところですが、設定を変えることで少しずつですが、保険料を安くすることが出来ます。また、保険会社によって保険料はかなりかわってきますので、複数の会社の保険をネットで見積もってみることをおススメします。

ケイマンのガソリン代ですが、ケイマンとケイマンSで実はガソリン代は変わってきます。
年間1万キロ走ると仮定して・・

「ケイマン 2.7（MT） のハイオクガソリン代は 約 128,448
ケイマン PDK のハイオクガソリン代は 約 124,167 円

ケイマン S （MT）ハイオクガソリン代は 約 149,000 円
ケイマン S PDK ハイオクガソリン代は 約 130,702 円」

ぐらいのようです。

この中で一番高くなるのはケイマン S （MT）ですね。一番安いのはケイマン PDKのようです。その差は年間24,833円となります。仮に5年間乗るとして、124,165円の違いがでてきます。ポルシェだ、ということを考えるとものすごく大きな差、というわけではないでしょうが・・

細かく考えるなら、購入時、ガソリン代のことも考えてみるといいかもしれません。

オイル交換についてですが、メーカー指定によると、2008年以降は20000キロまたは１年とのことです。だいたいみなさん、5000kmくらいごとに交換されているようですが。所有者の方は20000キロは長いと感じるようです。

ここで提案ですが、オイル交換を自分でやってみる、というのはどうでしょうか。
「オイル交換を自分でやってみる」ー大変そうに感じますが、ショップなどに頼むと1回3万円かかるのです。
愛車を自分で整備する、という楽しさも味わえます。
オイルもネットショップなどを利用して、自分の予算内で選んでみましょう。

細かい節約ですが、自分で出来ることは自分でやってみる、ということが維持費節約の基本だと思います。

いかがでしたか？
ポルシェ・ケイマンの維持費について見てきました。
上記に挙げた維持費を抑える方法は、細かいですが効果があると思います。

もうひとつ、愛車は自分で出来るだけメンテナンスを欠かさないようにすると良いと思います。ポルシェは一度どこかが故障すると、直すのにも高額になります。出来る整備は自分で行うと、愛車がもっと好きになるものです。走るのもきっともっと楽しくなりますよ！