記事ID14611のサムネイル画像

こんなに色々あるんです!市販車を改造したキャンピングカー

キャンピングカーというと専用の大型の車を思い浮かべる方が多いとおもいますが、市販車を改造したキャンピングカーというのがあるんです。予め改造したものを販売する会社やDIYでキャンピングカーにしたものなど様々。キャンピングカーに興味のある方は必見ですよ!

キャンピングカーとは

市販車を改造したキャンピングカーを見ていく前にキャンピングカーについてご説明いたします。
キャンピングカーとは寝泊りできる設備を備えた車の日本での呼称となっており、海外ではレクリエーショナル・ビークルやモーターホーム、キャラバンなどと呼ばれます。

キャンピングカー 改造

日本の道路運送車両法においては特種自動車の使用目的3-4の「キャンプまたは宣伝活動を行うための特種な設備を有する自動車」に該当すれば特種用途自動車に区分され、8ナンバー登録が可能となっています。

キャンピングカーとしての構造要件として「寝台」、「調理設備」が必要となっています。

寝台については乗車定員の3分の1以上の人数分の平坦な寝台の面積が必要。
走行中に寝台を使用してはいけないため寝台自動車として利用することはできません。
寝台については可動式でも良いことから、通常は座席の状態となっているものが多いです。

キャンピングカー 改造

調理設備に関しては最低でも「湯が沸かせること」が必要であり、流し台や、調理スペースと調理をする人間がそこに立つことのできる空間が必要です。
その他、熱源(電気かガス)と水道設備も必要です。

寝泊りが出来るからキャンピングカーと呼ぶわけではなく、要件が定められていることをご存知でしたか?
それでは市販車を改造したキャンピングカーをご紹介していきたいと思います。

セレナを改造したキャンピングカー

まず始めにご紹介するのはセレナを改造したキャンピングカーです。

キャンピングカー 改造

2列目と3列目の後部座席を取り払って座席は取っ払ってくつろぎの空間に改造されています。天井にはフリップダウン式の14インチモニターも設置しています。

キャンピングカー 改造

就寝時にはフルフラットベッドに早変わり。周囲の環境に左右されず車内で快適に就寝できるのがキャンピングカーの良いところですね。

ハイエースを改造したキャンピングカー

次に紹介するのはハイエースを改造したキャンピングカー。

キャンピングカー 改造

こちらの写真では2,3列目のシートを完全に倒してフラットな状態ですが、対座状態、前向きなどにも変更できるそうです。跳ね上げ式の二段ベッドも付いており、家族連れで使用できるキャンピングカーになっています。

キャンピングカー 改造

こちらのハイエースを改造したキャンピングカーは座席がソファーに変更されています。また下からの間接照明がまるで車内とは思えない素敵な室内空間を演出しています。

ステップワゴンを改造したキャンピングカー

続いてご紹介するのはステップワゴンを改造したキャンピングカーです。

キャンピングカー 改造

こちらのステップワゴンを改造したキャンピングカーはオーナーの方の手作りだそうです。木材を多く使用した安らぎの空間となっています。

キャンピングカー 改造

こちらは3列目シートの1脚を取り外し、そこに流しや折りたたみ式テーブルが備えつけられています。フルフラットにしても違和感なく広いスペースが確保できます。

アルファードを改造したキャンピングカー

次にご紹介するキャンピングカーはアルファードを改造したものです。

キャンピングカー 改造

こちらのアルファードを改造したキャンピングカーはセカンドシートを前倒しにしてフラットにすることで高くなったベッド面の下部スペースが生まれています。
そのスペースは収納スペースとして活用できるようになっています。

キャンピングカー 改造

こちらはベース車は何も架装していないため、外観はキャンピングカーに見えないそうです。しかも乗用車の乗り心地とキャンピングカー装備の最大限の両立が図られています。

まとめ

色々な市販車を改造したキャンピングカーをご紹介してきましたがいかがでしたでしょうか。

オーナーの方が自ら愛車をキャンピングカーに改造したものもありましたが、知識や技術がなければ正直難しいです。

そういった方向けに予め改造した市販車をキャンピングカーとして販売する会社や、現在乗っている市販車をキャンピングカーに改造してくれる会社もあります。

今年は市販車を改造したキャンピングカーでキャンプをしてみてはいかがでしょうか。
最高の思い出になること間違いなしです。

関連する記事

この記事に関する記事

この記事に関するキーワード

キーワードから記事を探す

TOPへ