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ドラッグレースでやっているバーンアウトのやり方をご紹介!!

レース前にタイヤからもくもくと煙を上げているバーンアウト!そんなバーンアウトのやり方をまとめてご紹介します。AT車のやり方、MT車のやり方、FRやMRなどのバーンアウトを簡単にするやり方など、バーンアウトに関する情報をまとめてみました。

バーンアウトってどういうこと?

今回はバーンアウトのやり方についていろいろとご紹介していくのですが、そもそもバーンアウトとはどういうことなのでしょうか。
まずはバーンアウトについて簡単にご紹介します。

バーンアウトとはドラッグレースのスタート前に行われるもので、車のタイヤを空転させて摩擦で煙を生じさせることです。
この生じた摩擦によりタイヤを温めて路面へのグリップを高める効果を期待して行われるのが一般的です。

バイクのバーンアウト

実際にバーンアウトしている動画を見ていただきましたが、車だけではなくバイクでもバーンアウトできるようですが、今回は車のバーンアウトのやり方をご紹介します。
駆動方式やトランスミッションによってバーンアウトのやり方は違うのでしょうか?

ATの場合のバーンアウトのやり方

まずはAT車でバーンアウトするにはどうすればいいのでしょうか。
ATの場合のバーンアウトのやり方をご紹介します。

AT車のバーンアウトのやり方はMT車よりも簡単なようです。
では、やり方をご紹介します。

ATはブレーキを踏みLに入れてアクセルを踏むだけのようです。
うまくできるコツとしてはブレーキの踏み加減だけのようです。

bBのバーンアウト

AT車のやり方は案外簡単だと思ったのではないでしょうか。
バーンアウトと言えば、高い運転技術がある方の技だと思っていた人も、拍子抜けするほど簡単なやり方だと感じたはずです。

MTの場合のバーンアウトのやり方

次はMT車の場合のバーンアウトのやり方をご紹介します。
MT車はレースなどでよく使用されるため、FFかFRかでもやり方が少し違うようです。
それぞれの場合のやり方も見ていきましょう。

まずMTでバーンアウトする基本的なやり方は、ブレーキを踏み1速に入れエンジンの回転数を上げ、一気にクラッチを繋ぐことだそうです。
MTではブレーキの踏み加減、エンジンの回転数とクラッチ操作にそれなりのコツが必要なようです。

2015年型フォード「マスタング GT」

このマスタングGTは、バーンアウトに使う電子制御のラインロック・システムを標準で搭載しています。
スイッチ1つでフロントブレーキをロックし、簡単に盛大なバーンアウトができる機能がついています。

ここでFRとFFで少し違いがあるようですので見ていきましょう。
ホイルスピンをさせる際のブレーキの問題が違っているようです。
FRの場合はブレーキを踏みながらホイルスピン、FFの場合はサイドブレーキをしっかり引いた状態でホイルスピンさせるのがいいようです。

MTのバーンアウト

後輪駆動車のバーンアウトに最適なシステム!

先ほど、マスタングの紹介ででてきたラインロックシステムと言うものは、バーンアウトをするにあたって大切なシステムとなります。
ラインロックシステムについて簡単に紹介します。

普通、フットブレーキを踏むと駆動方式に関係なく4輪のブレーキが効きますが、ラインロックシステムを割り込ませると、FRやMRだとフロントブレーキのみロックさせることができます。

このシステムが効いている間は、ギヤを入れてアクセルを踏めば車が進む事が出来ないためリヤタイヤのみ空転状態になります。
つまりやり方のところで紹介したブレーキの踏み加減の調整が不要になります。

FFだとサイドブレーキ掛けてるだけで同じ状態に出来るため、ラインロックシステムは不要です。
バイクではフロントとリヤのブレーキが別作動なのでバーンアウトも簡単なようです。
ただし、4WDは前輪、後輪どちらかだけ空転は無理なのでバーンアウトは出来ません。

バーンアウトをする際の注意ポイント

バーンアウトが案外簡単にできることは分かりましたが、気をつけるポイントやそのほかの問題などはないのでしょうか。
最後にバーンアウトの注意点をご紹介します。

バーンアウトは基本的にはドラッグレースなどでタイヤを温めるために行います。
その際、路面に水を撒いて余計な摩擦を抑えつつ、タイヤ内にしっかり熱を入れます。
やり方を紹介している動画でも水を巻いている様子がありましたね。

バーンアウトのやり方でも紹介しましたが、バーンアウトは回転数を上げてトルクの大きいところでクラッチをポンと繋とできます。
それゆえに駆動系に一定の負担がかかります。

ダメージとしては駆動方式や車種によって様々ですが、ドライブシャフトがねじ切れたり、デフギアが割れたりすることもあります。
また、クラッチを滑らせて焼いてしまうこともあります。

またバーンアウトはやり方を間違えると、急発進したり、車が暴れたりしてしまうため、やり方をマスターするまでは人や障害物のない広い場所で練習しましょう。

バーンアウトのやり方のまとめ

いかがでしたか。

バーンアウトのやり方は駆動方式やトランスミッションの違いなどでも違ってきましたね。
バーンアウトはパフォーマンスとして行われることもあるようですが、本来はレースのための行為なので公道では絶対にやらないでください。

またやり方次第では、車を傷めてしまったり、やり方を間違えるとケガや事故にもつながるため、やり方をマスターするまでは広い場所で周囲の状況を確認したうえで練習してください。
レース前にバーンアウトしてみたいけど、やり方がわからなかった方の参考になればうれしいです。

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