力のない女性にも上手くできる?!失敗しないタイヤ交換のやり方
2016/07/08
fuku-maru
パンクした時などに必要になるタイヤ交換。ガソリンスタンドやカー用品店などで、タイヤ交換してもらう方も多いのではないでしょうか。でもタイヤ交換のやり方は、意外と簡単!今回は、自分でできるタイヤ交換のやり方をまとめました。これでもしもの時も大丈夫!
やり方が分かれば、こんな時にも対処できます。
突然パンクしたり、大雪が降ってスタッドレスに履き替えたりと、タイヤ交換は意外と必要な時がありますね。皆さんは、タイヤ交換をする時はどうしていますか?カー用品店やガソリンスタンドなどでやってもらう、と言う人も多いと思います。
でも、雪のシーズンなどは、お店でタイヤ交換してもらうのに半日待ち、なんてこともありますよね。いざというときにタイヤ交換のやり方を知っておくと便利ですよ。知ってしまえば、意外と簡単なやり方なんです。
今回は、知っておいて損はない、、タイヤ交換のやり方をご紹介します。
タイヤ交換のやり方。1番大切なのは、安全確保!
自宅でタイヤ交換する場合は、安全な空間が確保できるかと思いますが、タイヤ交換が必要な時は、必ずしも自宅、と言うわけにはいきません。ですから、タイヤ交換時には、出来る限り安全な場所の確保が大切になってきます。
車が動かせる状態ならば、出来るだけ広い場所、車通りの少ない場所、平らな場所を選ばなくてはいけません。そして、ハザードを付けたり、三角表示板を設置するなど、自動車にトラブルがあったことを周囲に知らせましょう。
タイヤ交換のやり方に必要な車載の道具とタイヤ。
クロスレンチも揃えておくと便利!
それでは次に、タイヤ交換に必要な道具を見てみましょう。基本的には、車に備え付けてある道具でできますよ。
①ジャッキ
②ジャッキ用補助工具(ジャッキを伸縮させるのに使うもの)
③ボックスレンチ
④クロスレンチ
⑤タイヤ止め
⑥軍手
以上のような道具があれば大丈夫です。
やり方は知っていても、こんな場所は危険です!
タイヤ交換のための、場所と道具は揃いましたね。それでは、やり方について説明する前に、タイヤ交換の為の準備をしましょう。
まず、始めに車を停めた場所の安全確認をして下さい。そして、AT車の場合は必ずシフトレバーをパーキングに入れて、サイドブレーキをしっかり引いてエンジンを切りましょう。
確実に停車したら、交換するタイヤの対角線にあるタイヤにタイヤ止めをセットして下さい。これは、ジャッキアップし不安定になった車が動いてしまうのを防ぐ為です。
確実に停車したら、いよいよ作業に取り掛かりましょう。タイヤ交換のやり方は、意外と簡単です。それでは、タイヤ交換のやり方を説明していきましょう。
ジャッキアップポイント
始めははジャッキアップです。ジャッキは車のどこに嵌めても良いわけではありません。車を良く見てみると、ジャッキアップポイントがあります。前輪の後ろ、後輪の前、それぞれ4か所。ジャッキアップ用に補強されている場所なので、必ずここにジャッキをセットします。それ以外の場所にジャッキを嵌めると、歪みの原因になってしまいます。
ジャッキをセットしたら、少しだけ、タイヤが地面から浮かない程度にジャッキアップします。
ホイールカバーは剥がすように外します。
ホイールカバーの付いているタイヤは、ホイールカバーを外します。カバーには、外すための切り抜きがあるので、そこにレンチの後ろ側を嵌めて外します。レンチの後ろが平らになっていない場合は、マイナスドライバーなどでも大丈夫です。
ホイールカバーを外したら、レンチを使って、少しだけナットを緩めます。少しだけ、と言うのがタイヤ交換のやり方のポイントの1つです。ここで完全に緩めてしまうと、後でジャッキアップした時にタイヤが外れて落ちてくる可能性があります。そのため、タイヤが外れない程度にナットを緩めておくことが大切です。
十分にジャッキアップします。
タイヤのナットを少し緩めたら、ジャッキアップしましょう。始めに少しジャッキアップしましたが、ここでタイヤが浮くまで、ジャッキを上げましょう。タイヤと地面の間に手が入るくらいまで上げるのがポイントです。浮かせすぎる必要はありませんが、ある程度タイヤが浮いていないと、作業がしにくくなってしまいます。
ジャッキアップしたら、十字レンチでナットを緩めてタイヤを外します。ここでは、十字レンチの方がやりやすいと思いますが、無ければ普通のレンチで大丈夫ですよ。
タイヤ交換のやり方。タイヤを付ける位置と向きを確認しましょう。
タイヤが外れたら、使いたいタイヤを装着しましょう。
ここでも、タイヤ交換のやり方のポイントがあります。タイヤには、位置と向きが決まっているものがあります。例えば『RIGHT』と書かれていたら、右側に付けるタイヤです。この場合、矢印も表記されているので、その向きがタイヤの進む方向です。もちろん、書いていないタイヤもあるので、その場合はどこに付けても大丈夫、と言うことになります。
タイヤ交換のやり方で大切なのは、
ナットを締めるのは対角線にすること。
タイヤを装着したら、ナットを締めていきましょう。
ここにも、タイヤ交換のやり方のポイントがありますよ。ナットは、一気締めずに、対角線上に少しずつ締めましょう。そうしないと、ナットの締まりが均一でなくなり、まっすぐ固定されません。
タイヤ交換、終わりです!
ある程度、ナットを締めたら、ジャッキを下げましょう。ジャッキを抜いたら、再度ナットを締めて下さい。体重を掛けて、しっかり締めます。ここでも、対角線で締めて行って下さいね。ホイールカバーがあれば、最後に付けましょう。
やり方を覚えて、突然の雪にも備えましょう。
タイヤ交換のやり方を説明しましたが、いかがでしたか?特別な道具は必要なく、車載の道具で大丈夫!また、一度やり方を覚えてしまえば、緊急の時だけでなく、ノーマルタイヤとスタッドレスタイヤの交換時にも、自分の都合でタイヤ交換できますね。やり方が分かると、意外と簡単です。
高速道路など、安全確保が充分でない場合を除けば、一度やり方を確認しながら、タイヤ交換してみても良いですね!
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