シートベルト、ちゃんとしてる?していなかったら違反?罰金は?
2016/04/01
kaori7
飲酒運転をすると注意力・集中力・判断力などが下がり、大きな事故を起こす原因にもなります。そんな危険な飲酒運転ですが、飲酒運転とは一体どういう状態で、飲酒運転をした時の罰金はどのくらいなのでしょうか?飲酒運転とそれに対する罰金について詳しく見ていきましょう!
飲酒運転とは、酒などのアルコールを摂取し酔っている状態で車を道路で運転する行為を指します。
日本の道路交通法では、第65条において
と規定されており、飲酒運転は違反点数や罰金が科せられる取り締まりの対象になっています。
また、飲酒運転は自動車においてだけでなく自転車などにおいても禁止されています。
実は飲酒運転には、「酒気帯び運転」と「酒酔い運転」があります。
この2つの違いはどこにあるのでしょうか?次で見てみましょう!
酒気帯び運転は、呼気中のアルコール濃度が0.15mgに達している状態で自動車を飲酒運転すること、また酒酔い運転はアルコールに酔っていることで正常な運転ができない状態で自動車を飲酒運転することを指します。
つまり酒酔い運転は飲んだ量に関係なく、酔っているか否かが重要になってきますので、お酒に弱い人などはたとえ呼気中のアルコール濃度が酒気帯び運転の基準値に達していなくても、酒酔い運転となることもあります。
飲酒運転には罰金などの罰則が定められていますが、どこがいけないのでしょうか?
実際のところ飲酒運転がいけないことであるというのは明白ですが、それはなぜかというとアルコールによる運転への影響が大きいからです。
お酒に含まれるアルコールは脳の中枢神経系へ影響し、注意力・集中力・判断力などを低下させます。
そのような状況で自動車を飲酒運転すると事故を起こす可能性が高くなります。
また自動車事故は簡単に人の命を奪ってしまうために、飲酒運転は罰金などの罰則を設けて厳しく禁止されているのです。
大切な命を守るためにも飲酒運転は絶対にしてはいけませんね!
そんな危険な飲酒運転をなくすための抑止力として、飲酒運転には罰金や違反点数が設定されています。
次は飲酒運転に対する罰金や点数について見ていきましょう。
飲酒運転に対する罰金は、先ほど述べた酒気帯び運転と酒酔い運転に分けられて規定されています。それぞれの点数と罰金について見てみましょう。
まずは酒気帯び運転の違反点数と罰金です。
酒気帯び運転の違反点数は、呼気中のアルコール濃度によって分けられています。
酒気帯び運転(呼気中アルコール濃度0.25mg以上)の場合は、25点、
酒気帯び運転(呼気中アルコール濃度0.15mg以上0.25mg未満)の場合は、13点
となっています。
また刑事罰としては、3年以下の懲役又は50万円以下の罰金が科せられることとなっています。
さらに交通事故を起こし、人を死傷させてしまった際には、危険運転致死傷などのさらに重い罰則が科せられてしまいます。
また飲酒検問を拒否した場合にも、3ヶ月以下の懲役又は50万円以下の罰金が科せられます。
酒気帯び運転をすると違反点数だけでなく、懲役や罰金などの処罰が下されてしまうようです。
次は、酒酔い運転の点数や罰金について見てみましょう。
酒酔い運転は、まっすぐ歩けなかったり言動がしっかりしていなかったりと安全に運転ができない状態を指し、アルコール濃度と関係なく処分が下されます。
具体的には酒酔い運転の場合、35点の違反点数が科せられます。
刑事罰としては酒酔い運転の場合、5年以下の懲役又は100万円以下の罰金と酒気帯び運転の懲役や罰金よりも重い処罰が科せられています。また酒気帯び運転と同様に交通事故を起こしてしまった場合は、さらに重い罰金などの罰則となります。
さらには飲酒運転をした人だけでなく、同乗者や酒類の提供者にも罰金などの罰則が科せられることもあります。
罰金や懲役を受けないためにも飲酒運転はやめよう!
飲酒運転には、重い処罰や罰金が科せられているのですね。
そんな重い罰金や懲役が科せられているのも飲酒運転が決してやってはいけないことであるから、ということでしょう。
飲酒運転をして罰金を払うだけならともかく、人に危害を加えてしまっては大変です。
罰金に関係なく飲酒運転は絶対にしてはいけませんし、させてもいけません!
ここまで飲酒運転とその罰金について詳しく見てきましたがいかがだったでしょうか?
飲酒運転には、重い違反点数や罰金が科せられていました。
飲酒運転は交通事故の可能性を高める危険な行為です。交通事故によって運転者や同乗者だけでなく関係のない人々の命まで奪うことは絶対にあってはならないことです。飲酒運転をしてしまうと罰金を払わなくてはいけませんし、罰金や罰則があるからというわけではなく、命を大事にするためにも飲酒運転は絶対にしないでくださいね!
読んでいただいてありがとうございました!
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