2015/11/15
YMOTOHASHI
今やシティ派クロスオーバーSUVの代名詞となりつつあるマツダCX-5の評価は?「魂動」デザインの躍動美をテーマとしたマツダCX-5の走行性能や燃費、乗り心地等の評価・検証を通して、マツダCX-5の魅力に迫っていきたいと思います。
マツダCX-5は「魂動」デザインの躍動美をテーマとしたクロスオーバーSUVです。2012年2月発売後に大人気を博し、2012年、2013年と2年連続でSUV国内販売台数で第1位を獲得し、その評価を不動のものにしました。2014年11月にはマイナーチェンジモデルを発表、2015年1月より販売開始しました。
マツダCX-5のグレードはガソリンエンジンの20Sが2グレード、25Sが3グレード、ディーゼルのXDが3グレードの計8グレードありますが、ここでは走行性能の評価がメインなので,マツダCX-5 25Sを取り上げてみたいと思います。
■25S
■25S PROACTIVE
■25S L Package
駆動系は25S L Packagが2WD/4WD、あとは4WDのみ。ミッションは全て6EC-ATです。
CX-5 25Sの価格はメーカー希望小売価格(税込) 267万3,000円から309万9,600円となっています。
それではCX-5 25Sの走行評価について検証していきましょう。
エンジン SKYACTIV-G 2.5 (DOHC 2.5L ガソリンエンジン)
最高出力 184馬力
最大トルク 25.0 kg・m
以前のCX-5の2L 4WDはかったるい感じの評価で、ややパワー不足を感じましたが、CX-5 25Sになってからはボディと4WDにマッチしている印象です。加速時でもアクセルの踏み込み量が少なくて済みます。高回転まで伸びていくタイプではないですが、実用域での使いやすいエンジンという評価です。
最近ではダウンサイジングターボエンジンが主流ですが、ターボエンジンはアクセルの踏み込みに対してタイムラグを感じます。アクセルの踏み込みに対しての感覚は、CX-5 25Sの自然吸気エンジンの加速フィーリングには、低回転で最大トルクを出すターボエンジンでさえも劣る印象です。アクセル操作に対する加速フィーリングは、なかなかのもので気持ちが良く高く評価できる点ですね。
続いてCX-5 25Sの燃費評価について検証してみましょう。
ディーゼルエンジンのCX-5 XDの18.4km/Lにはまったく敵いませんが、2.5Lのガソリンエンジンにしては結構良い燃費ではないでしょうか。高速道路では15km/Lオーバーまで伸びたというユーザーの声もありました。あとは運転する方の乗り方にもよるでしょうね。
ロングドライブ時なんかに特に気になる、CX-5 25Sの乗り心地の評価を見てみましょう。
CX-5 25Sは走りにこだわったSUVということもあり、やや硬めの足回りです。19インチホイール装着モデルはタイヤのゴツゴツ感を伝えてきますが、そのテイストも新リヤダンパーの効果で、マイルドな乗り心地になっています。
一般的に乗り心地を上げると、スポーティさが無くなる傾向になりますが、CX-5 25Sらしいクルマの一体感に大きな変化は感じられません。リヤサスペンションは乗り心地を確保しながら、しっかりと路面を捕まえている印象が強く、スポーティさはそのままに乗り心地だけが上質になった感じがします。
最後のCX-5 25Sを購入したユーザーの評価を紹介したいと思います。ユーザーの声というか評価は大事ですよね。
「運転すること」の楽しさ
思い通りに曲がって、止まって、加速する。雨の日の高速道路のカーブでも、しっかりと路面をタイヤがグリップしてくれる。ちょっと疲れたら、クルーズコントロールに任せてリラックスして少しだけ景色を楽しむ。
30〜34歳/ 男性
60歳以上/ 男性
マツダCX-5の評価、特に走行評価ということでCX-5 25Sを取り上げてみました。走行評価、燃費評価、乗り心地評価とユーザーの評価を合わせて、すべて及第点以上だったのではないでしょうか。
以上、これからマツダCX-5の購入を検討される方の参考になれば幸いです。
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