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世界最強と言われる雪道性能を持つフォレスターの魅力を紹介します!

世界最強と言われる雪道性能を持つフォレスターが2015年11月にマイナーチェンジ。目玉はニーズの高い「事故を未然に防ぐための装備」の充実。車好きとしては「乗り心地と質感の向上」も大きい。フォレスターが持っていた雪道性能と安全性能に加え、車としての魅力がアップ。

フォレスター

 スバル独創のシンメトリカルAWDを核に、走行性能、安全性能、環境性能といったクルマとしての基本性能を進化させたクルマ「フォレスター」。

雪道に強いフォレスター

 フォレスターには、2L 水平対向4気筒(148馬力)エンジンと、2L 水平対向4気筒 直噴ターボDIT(280馬力)エンジンが用意されています。

 トランスミッションは、自然吸気車に6速MTを用意したほかは、すべてCVT(リニアトロニック)との組み合わせとなります。

 フォレスターのグレードは、「2.0i」、装備の充実化を図った「2.0i-L」、「2.0i-L アイサイト」、「2.0XT アイサイト」をラインアップ。

 特別仕様車では「S-リミテッド」、「X-ブレイク」を設定しています。

フォレスターの価格

 フォレスターの価格を紹介します。

雪道に強いフォレスター

 フォレスターの価格は、
2.0i(AWD・リニアトロニック/6MT):2,149,200円
2.0i-L(AWD・リニアトロニック/6MT):2,581,200円
2.0i-L EyeSight(AWD・リニアトロニック):2,689,200円
X-BREAK(2.0i-L EyeSightの特別仕様車):2,754,000円
S-Limited(2.0i-L EyeSightの特別仕様車):2,894,400円
2.0XT EyeSight(AWD・スポーツリニアトロニック):3,128,760円
となっています。

フォレスター―雪道に強いフルタイムAWD、「シンメトリカルAWD」

 いつでも、どこでも、行きたい場所へ自由に行けるクルマ。そんなSUVの本質的な価値を実現するため、フォレスターは4輪駆動の優れた基本性能をベースに走破性をさらに高める画期的なシステムを搭載し雪道や山道などの悪路で驚異的なパフォーマンスを発揮します。

雪道に強いフォレスタ

 フォレスターに搭載しているシンメトリカルAWDは、常に4輪にトルクを配分するフルタイムAWD方式を採用しています。発進時やスリップした時のみ4WDに切り替えるスタンバイ方式では、雪道や泥道などで一度スリップすると接地面をつるつるに磨いてしまい、後から4WDに切り換えてもスタックしてしまうということがあります。
 それに対してフルタイムAWDは、滑ってから制御するのではなく、滑らないように制御しています。

 水平対向エンジンと左右対称(SYMMETRY)のパワートレーンで構成された独自のAWDシステム「シンメトリカルAWD」。重心位置が低く、前後左右の重量バランスに優れたその構造は、悪路や雪道では深い安心感を、高速道路では疲労の少ない安定した走りを、コーナーでは心躍るスポーティなハンドリングを提供。このSUBARU独創のAWDシステムが、フォレスターのオールラウンドな走りの愉しさを支えています。

雪道に強いフォレスターの2つのAWD

【アクティブトルクスプリットAWD】
 路面や走行状況に応じて前後輪に最適なトルクを配分し、優れた走行安定性を発揮。緻密なトルク配分により、コーナー進入時の安定性と砂利道や雪道などの滑りやすい路面での発進性を高めたシステムです。
(リニアトロニック車に標準装備)

【ビスカスLSD付センターデフ方式AWD】
 雪道や砂利道で前輪または後輪がスリップした場合は、ビスカスLSDがトルクを適正に配分し、シンメトリカルAWDならではの優れた安定性を引き出します。
(MT車に標準装備)

フォレスターの雪道などの悪路走破性

雪道に強いフォレスターのディメンション

 舗装路から雪道、山道など、あらゆる道を力強く、そして自由に走破するSUVを目指してフォレスターはSUVとして十分な最低地上高(220mm)を確保しています。雪道や未舗装路などのアウトドアシーンでも余裕の走破性を発揮します。さらに斜面に乗り上げる時や斜面から平坦地に降りる時のアプローチアングル/ディパーチャーアングル、斜面や丘部の頂上を越える時のランプブレークオーバーアングルなども最適化。フォレスターは行動半径を広げる、ゆとりあるロードクリアランスを備えています。

フォレスターのインパネ

フォレスター―雪道などの悪路走破性を高める制御システム、「X-MODE」

 フォレスターに搭載されるX-MODEとは、VDC(横滑り防止装置)やAWDの駆動配分、ブレーキなどを統合制御し、砂利道や雪道などの滑りやすい路面でも瞬時に路面をとらえて脱出することができます。

X-MODEのスイッチ

 シンメトリカルAWDの、道を選ばない走破性。その性能をさらに高める画期的な制御システムが「X-MODE」です。X-MODEがあれば、舗装路や雪道、山道など、すべてのドライバーが様々な道を安心して走ることができます。

雪道に強いX-MODE

 雪道での発進時や雪道の轍を乗り越える時、荒れた山道を登坂する時などタイヤが空転してしまうようなシーンでは、あらかじめX-MODEのスイッチをONにしておけば制御が瞬時に介入。エンジン・トランスミッション・AWD・VDCを統合制御し、4輪の駆動力やブレーキなどを適切にコントロールすることで、スムーズな脱出を実現します。

雪道の下り坂で心強い「ヒルディセントコントロール」

 また、下り坂などで車速が急に上がってしまうような場面では「ヒルディセントコントロール」が作動。ブレーキ操作に気をつかう雪道や砂利道の下り坂などでも、常に一定の車速を維持しながら下ることができます。

 フォレスターのX-MODEは「2.0i-L(リニアトロニック車)」「2.0i-L EyeSight」「X-BREAK」「S-Limited」「2.0XT EyeSight」に標準装備されており、速度が0km/h~20km/hでONにすることが可能です。FB20エンジン搭載車には、アイドリングストップ機構が採用されていますが、X-MODEがONの状態ではアイドリングストップ機構はOFFになります。X-MODEは低速での走行時に砂利道や雪道、山道などでの悪路走破性を高める機能なので、速度が40km/hを超えると自動的にOFFになります。

雪道に強いフォレスター

 フォレスターには元々VDC(横滑防止装置)が搭載されているので、カーブでも雪道でもやたらとタイヤが滑ったりすることは少ない。「X-MODE」をONにして走行すると雪道の轍でも安定しており、OFFの状態より格段に安定して走行することができます。

まとめ

 フォレスターに装備されているX-MODEは雪道に慣れていない方でも安心してドライブできる機能です。ラフな操作でも安定した走りが可能なX-MODEは雪道初心者にも強い味方と言えそうです。

フォレスター

 フォレスターの雪道や悪路でのSUV性能について紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。

 最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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