あらゆるシーンに対応する新型スバル フォレスターの概要を検証！

新型スバル フォレスターとはどんな車なのか、その概要などを見てみましょう。

フォレスターは2012年11月13日に新型が発表・発売され、すでに3年近くが経とうとしています。数度の一部改良が施されながら、根強いユーザーやファンの支持を受け続けている、ミディアムサイズのクロスオーバーSUVです。

本年の2015年6月には特別仕様車【2.0i-L EyeSight Proud Edition】が発売されていますが、昨年2014年のジュネーブモーターショーで、スバルは新型フォレスターのコンセプトカー VIZIV2を発表しています。

その新型フォレスターのパワートレインはターボ搭載のガソリン車と、3モーター搭載のプラグインハイブリッドだとのことです。今回はターボエンジン搭載のガソリン車を取り上げてみます。

新型フォレスターには1.6Lと2.0Lのターボエンジンが用意されているとされていますが、巷で発表されている1.6L ターボエンジンのスペックを見てみましょう。

■1.6L 水平対向4気筒 直噴ターボ DITエンジン
・最高出力　　　170馬力
・最大トルク　　 22.5kgf·m
・ミッション　　　 CVT(リニアトロニック)
・駆動方式　　　4WD

この新型フォレスターのスペックはレヴォーグ1.6GTと同じですね。するとレヴォーグと同じ、1.6Lと2.0Lのターボエンジンを搭載すると考えてよさそうです。いずれにしてもリッターあたり100馬力を超える、ハイスペックなSUVになりそうです。

続いて新型フォレスターの燃費はどれくらいなのか見てみましょう。

　15.0km/L

レヴォーグの17.6km/Lと比べると少し落ちますが、新型フォレスターのボディサイズや車両重量、SUVであることなどを考慮すると、極めて妥当な燃費だと言えますね。

この燃費は現行フォレスターの燃費とほとんど変わらないと思います。むしろ競合他社のSUVよりも良い燃費だとも言えます。これらの数値もまだ推定値に過ぎないですが。

このハイスペックな新型フォレスターの価格はどれくらいなんでしょう。まだ正式発表さてていないので憶測の域を出ないですが、伝え聞いた推定価格を掲載します。

　350万円

現行の2.0Lフォレスターの価格が210～300万円ですから、結構な価格になります。今のところはすべて推定ですので、新型フォレスターの詳細は正式発表を待たなければならないですね。

ここからは新型フォレスターの印象や特徴、現行モデルとの変更点などを比較してみます。

新型フォレスターと現行モデルを比較すると、全長：－160mm　全幅：＋125mm　全高：－205mmとなります。広く低くなり、全長は短く取り回しの良いサイズですね。しかし所詮はコンセプトカーなので、このサイズを鵜呑みにすることは出来ません。

新型フォレスターのデザインやスタイリングはカッコ良いですねぇ。現行モデルの無骨ないかにもSUVというスタイリングからすると、本当に未来のSUVという感じがします。それでもあくまでコンセプトカーなので、その味わいをどこまで残せるかにかかってますね。

新型フォレスターの内装は上と下の画像にありますが、これもあくまでコンセプトカーのインテリアなので、市販車ベースでこの通りになることはまずないでしょう。どこまでこのようなイメージを残せるかというところですね。

新型フォレスターのエンジンスペックは既述のように、リッターあたり100馬力を超えるハイパフォーマンスなSUVです。おそらくレヴォーグと同じエンジンなので、その信頼性は問題ないでしょう。

あとは足まわりとのバランスをどう取るかということですね。現行モデルはインプレッサと共通のプラットフォームを使用していますが、新型フォレスターもその辺りは同じなんでしょうか。

来年2016年の発売だと、現行モデルが出てからまだ4年目なので、フルモデルチェンジではないと思います。おそらく大幅改良をともなったマイナーチェンジだと思われます。当然プラットフォームは現行と同じままでしょうね。

最後に新型フォレスターの発売はいつになるのでしょうか。

ターボ搭載のガソリンエンジン車は2016年11月、プラグインハイブリッド車は2017年だと言われていますが、これも推測の域を出ていません。でも、やはり新型フォレスターの発売は気になりますね。

以上、新型フォレスターについて述べてきましたが、参考になりましたでしょうか。