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進化する日本の高級セダン トヨタクラウンの内装をチェック!

「いつかはクラウン」なんてかつてこんなコピーがありましたが、いつの時代もクラウンは憧れの高級車です。そんなクラウンの内装を時代の変化とともに進化の系譜を紐解いてみました。上質な走りは、まず上質な内装から。歴代クラウンの内装に乗り込んでみましょう!

現行クラウンの内装

クラウンは日本を代表するような高級車です。
そんなクラウンですから、歴代クラウンの内装を見ていけば、
日本のモータリゼーションの進化、内装の進化も見て取れます。

歴代クラウン

自動車博物館に展示されている歴代クラウンです。クラウンはいつの時代も、日本の富を象徴する車でした。憧れであり、目標であるクルマです。

トヨタ自動車を代表する、また、日本を代表する車種のひとつである。トヨタの量販車種の中でも最上級モデルの地位を長く担い、「いつかはクラウン」というキャッチコピー(1983年に登場した7代目で用いられた)等にも象徴されるように、一般に高級車として認知されている。当初からオーナードライバー向けの乗用車として開発され、その時代ごとにトヨタが提案をし、消費者が求める日本の高級車像が反映されてきた。

出典:http://ja.wikipedia.org

また信頼性が優れていることから、役所関係、営業用の車にも多く採用されました。
もちろんリラックスできる内装も人気の秘訣です。

落ち着きのある上質な室内空間

クラウンは外装デザインのみならず、インテリアも質感を高めた車です。ドアを閉じた時の音も、重みがあり高級感を演出しています。

最新型クラウンの内装

まずは最新型の14代目クラウンの内装からチェックしていきましょう!

最新クラウンの内装

14代目クラウンの内装は、単に高級感だけでなく、衝突防止装置や横滑り防止装置など、最新のハイテク技術が満載しています!

太いセンターコンソールやセダンらしい適度な狭所感がドライバーの気分を高揚させます。

最新型クラウンアスリート

最新型クラウンはスポーティーな外観となり、若者も注目するようになりました。

先代からプラットフォームをキャリーオーバーし、エクステリアは基本部分をキープコンセプトとしつつも、フロントマスクを刷新。フロントはバンパーレベルまで回り込む大型のラジエーターグリルを全車に装着するが、ロイヤルシリーズが車名の由来でもある「王冠」を意識してデザインされているのに対し、アスリートシリーズはそれに加えて稲妻のような切れ込みを下部に加えることでスピード感を演出している

出典:http://cvimg01cv.c.yimg.jp

今トヨタやレクサスのトレンドとなっているスピンドルグリルは、このクラウンが元祖です。

11代目 クラウンの内装

続いては11代目 クラウン、S17#型(1999年 - 2007年)の内装をチェックしてみましょう!

11代目クラウン

古き良きクラウンの伝統を守った11代目。端正なたたずまいは、大人の乗り物にふさわしいルックスです。

11代目クラウンの内装

これぞ王道クラウンの内装。ブラウンとベージュの配色が上質で、質感高い内装です。

キャッチコピーは「21世紀へ。このクラウンで行く。」。ボディ剛性をより向上させるため、1974年登場の5代目以来、25年間続いた4ドアピラードハードトップがドアサッシュ(窓枠)を持つ4ドアセダンとなった。スポーティードレスアップグレードに「アスリート」の名称が13#系以来8年ぶりに復活し、12#系以来14年ぶりにターボ搭載車も加わった。

出典:https://ja.wikipedia.org

この年代のクラウンがもっとも正統派の最終モデル。落ち着いた内装もそれを物語ります。

4代目 クラウンの内装

通称クジラと呼ばれた4代目クラウンの内装を紹介します。

4代目クラウン

オーバールグリルが印象的なデザイン。この時代のクラウンはレトロとモダンが融合した印象。内装も魅力的です。

4代目 クラウンの内装

内装はシンプルデザイン。時代の変化とともに、近代化が進みはじめたのが内装デザインからも伝わってきます。

初代クラウンの内装

初代クラウン 内装

自動車博物館に展示されている初代クラウン。しかし内装は今の時代と共通する、高級志向のコンセプトを感じます。

初代クラウンの内装

観音開きのドアは、後席の乗降性も良好。すでにこの時代から、クラウンは特別な車なのだと実感します。

クラウン 内装で感じたブレないコンセプト

いかがでしたか?

以上歴代クラウンの内装をまとめてみました。

驚くことに、時代が変わってデザインが変わっても、
クラウンの内装はひと目で高級車と理解できるコンセプトが変わっていません。

進化しながらも根幹は変わっていないのです。
クラウンのコンセプトは揺るぎなく、ブレません。
そのことに、あらためてクラウンという車を見直しました。


最後までご覧いただき、ありがとうございました。

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